皆様、明けましておめでとうございます。
それぞれ素晴らしい新年を迎えられた事と存じます。
2018年は私たちにとって、日本にとって、世界にとってどんな年になるのでしょうか。
チョット暗い話題で恐縮ですが昨年末は親族の訃報が相次ぎました。
両親の世代が全員いなくなってしまいました。
そういう年回りなのだとつくづく感じると共に寂しさが込み上げてきます。
だからこそ残された時間を大切にしなければいけませんね。
でも今回の訃報に接して驚いたことがあります。母の妹は(私の叔母)84歳で亡くなりましたが、84歳は今では「若い」のです。確かに他の方々は90歳以上でした。90歳は普通なのですね。以前にご紹介した人生100年時代(「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」東洋経済新報社)が現実味を帯びてきます。ところが今の社会システムは定年が60歳、その後65歳まで働けたとしてもお給料は1/3になりますよね。これって人生80年の想定ですよね。大学を出て40年間働いたお金で、その後の40年間を支えるのは相当難しいのではないでしょうか?
私のパートナーは一昨年定年退職し、熟年世代の仲間を集めてクラシックカーのイベントを立ち上げました。60歳にしてのチャレンジです。スティーブ・ジョブスがガレージで学生仲間とアップルを立ち上げたように、おじさんたちも時には若者も交え、退職前から我が家のリビングに集まって、毎夜未来を語っていました。遠目から見ていてもなかなか素敵な光景でした。ただし現実は厳しいですから、このイベントが成功するかはまだ未知数です。ただ少なくとも60歳にして具体的な夢を持ち、実際にスタート出来たことは素晴らしいことだと思います。やっぱりクリエイティブって何歳になっても素敵!
世界の中で日本が真っ先に人生100年時代に突入します。それってとてつもなく大変な反面、年を重ねても新しい事にチャレンジ出来て、クリエイティブな人生を送れる可能性も大という事。
2018年、日々を大切に生きていきたいですね。
今年もどうぞよろしくお願い致します。