明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
四谷から六本木に引っ越して来て、丁度1年経ちました。まわりに外国人の多い住環境は私に新たな刺激を与えてくれています。
このアパートの4Fに長く住むイタリア人のロザンナは私がアメリカに住んでいる時に知り合った20年近くの友人。その彼女が中心となって在日外国人マダムの勉強会「Food of Thoughts」(思考の餌?)を開いています。アメリカ、フランス、スペイン、イスラエル、イタリア、ドイツ、オーストリア、シンガポール、インド、トンガなど様々な国の在日マダムや日本人と結婚したマダム達が年8回、ゲストスピーカーを招いてメンバーの私邸に集まります。毎回の参加者は20人くらいでしょうか。メンバーには大使夫人もかなりの数いらっしゃいます。プレゼンテーションの後に質疑応答やディベートが行われ、コーヒーや持ち寄りケーキでのティータイムになります。全体で約2時間の会です。すべて英語で行われるので、私としては理解するのが大変で、相当疲れますが、息子もアメリカンスクールを卒業してしまった今、生英語にたっぷり触れられ、脳を活性化する貴重なチャンスと、自分を奮い立たせて参加するようにしています。
それにしても外国の女性たちは何とよく質問し、自分の意見を述べることか・・。前回はアメリカから安倍政権のフェローとして慶応大学で研究員を務める「国家ブランディング」専門の女性博士がゲストでした。彼女が日本で講演する際はほとんどの聴衆は彼女の意見を「なるほど」と聞くわけですが、この会では日本人と結婚した在日何十年のマダムや、駐在歴何十年のマダムが、「学者的なあなたの観点に違和感と底の浅さを感じる」などというキツ〜い意見を出して、スピーカーもかなりエキサイトしてしまうほどのディベートが展開されました。
次回は「弁士が語る日本の無声映画を観る会・・英語通訳付き」に参加します。
それにしても彼女達の知的好奇心のすごさには頭が下がります。2015年、この強〜い個性の中でたくさんの学びをゲットしたいと思っています。