2月からコーラスとは別に受けていた歌のレッスンを自宅ですることになりました。息子の高校留学以来ピアノのない生活でしたので、思いきってキーボードを購入!
といってもこんな本格的なものが中古で一万円ちょっとで手に入るのですから、世の中やはり便利になりましたね。歌の先生も大満足です。
でもこんな立派なキーボードを前にすると何も弾けない自分(お決まりの習い事として中学の途中まではやっていましたが)が悲しくて、情けなくて・・・。
そこで一念発起!易しくて、かっこいいピアノソロ曲は何か、また原曲の雰囲気を損なわず、弾きやすくアレンジされているものはないかと検索したところ、ありました!「ショパンのノクターン9-2 」、浅田真央ちゃんのスケーティング曲としても広く知られている、素敵な曲です。
実はUC Berkeleyに通う息子のシェアハウスのリビングには古いグランドピアノが置いてあります。訪れる度にここで何かサラリと一曲弾ければかっこいいのになあと思っていました。
この5月息子の卒業式に出席のため渡米します。2011年震災の年に姉と二人で姉の息子のコロンビア大学院の卒業式に出席するためにニューヨークに行きました。その際姉が頑張って着物を着たので、参列者の多くの方々から日本への哀悼の言葉や励ましのメッセージを頂き、感激しました。日本人を代表するようで、とても印象に残っています。
ですから私も姉に習って、卒業式に日本人として着物で出席したいと思っています。そして息子のシェアハウスを訪れた際に着物を着て、ショパンのノクターンを優雅に弾いたりして・・・いつものように妄想が膨らみます。
ということで、このところは時間があればキーボードの前に座っています。でも指の動かないこと天下一品!しかも指の動きがなかなか覚えられない!まあ、いざとなればイントロだけでも良いかと、妄想に向かって、微々たる努力を続ける私です。