あけましておめでとうございます。
みなさまは年末は、どう過ごされましたか? 私はThe Fujiyama Sisters としてクリスマスパーティーで歌ったり、朝倉匠子としてコンサートでトークをしたり、家族でクリスマスコンサートや年末の音楽会に参加したりと音楽で溢れる時間を目一杯楽しみました。
ところで私の青学のチョット後輩の男性は14人からなる社会人JAZZビッグバンドのリーダーを約30年勤めています。メンバー(たまに女性も)のほとんどがサラリーマンですから、転勤や家族の都合で休んだり、辞めたりとそれなりの出入りはありますが30年間バンドを立派に維持してきました。毎年このシーズンは自分達の趣味を理解して、協力してくれる家族への感謝を込めてクリスマスコンサートを開きます。小さな子供達が多数参加するにも関わらず、音楽好きな家庭環境のなせる技でしょうか、ビル・エバンスみたいな難解なJAZZ曲も結構楽しそうに聞いています。素晴らしい事ですね。
私の横に座ったのは来年学校推薦で早稲田の建築に決まったという優秀で爽やかな青年。彼にとって目の前の一見どこにでも居そうなおじさん達がステージの上でカッコよくサックスやトランペット、トロンボーン、ベース、ドラム、ピアノを奏でるのを見て、衝撃を受けたようです。「素敵な生き方よね〜、いくつになっても音楽のある人生って素晴らしいわよね。あなたもこれから建築という分野に行くけれど、インスピレーションって音楽やいろんなものから沸くわけだから、広い視野を持って頑張ってね」と声をかけると「はい、自分の中にいくつもの引き出しがある大人ってかっこいいですね。僕もそうなりたいです」と目を輝かせていました。
その事を後輩に話したら、彼もとても嬉しそうでした。
でもこの後輩、54歳の時に29歳の女性と初婚というチョット困った?奴でもあります(笑)
Our Age読者の皆様、今年も「キラキラの源」にどんどん触れていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。