8月5日から7日の3日間、幕張メッセで素敵なイベントが開かれました。「Automobile Council 2016」は、それはそれは優雅なHeritage Carイベントです。Heritage Carは、日本では旧車とも呼ばれ、こだわりのある方達に人気があります
イベントコンセプトは「 Classic Meets Modern 」。歴史を経た個性的な車たちと日本を含む世界のトップ自動車メーカーが自社の歴史的名車と最新最先端の車を同時に展示するという日本初の画期的な試みです。実は日本は税制の問題もあり、多くの自動車会社があるにも関わらず、自分たちの車をきちんと次世代に残していません。日本には産業としての巨大自動車マーケットはありますが、自動車文化を作り上げていくという取り組みはなかったのです。
今自動車の自動運転が注目を浴びています。まもなく自動車は携帯電話と同じように単なる移動手段の端末になっていくことは明白です。かつて夢と冒険とロマンに溢れ、アイデンティティーの象徴でもあった車の価値は劇的に変わろうとしています。
既に数年前から世界のHeritage Car市場は高騰しています。今まで中古車という概念でしかなかった古い車はHeritage Carとして、決まった台数しかこの世に存在しない「美術品」として市場が取り扱うようになったのです。グローバル社会ですから、出展されたHeritage Carのプライス情報はすぐに世界を駆け巡ります。
面白いことに今回ダントツに人気があったのはフランスのシトロエンでした。日本では修理出来る人がほとんどいないので人気が低く、よって値段も抑えめだったということですが、知っている人はすぐ「世界相場に比べてかなり安い」ということで全てにあっという間に買いが入ったそうです。こういうことも知っていると知らないとでは全く違う!実に面白いと思いました。
ところで我らThe Fujiyama Sisters も「Heritage Car には Heritage Madamがピッタリ!」いうことでWelcome Party出演にお声がかかり、何と古屋自民党選挙対策委員長や堺正章さんの前でパフォーマンスをやらせていただきました〜。光栄〜。