いつの間にか、更年期が
過ぎたような、、、
漢方ライフクリエーター
漢方薬剤師の樫出恒代です
汗が出る・急にあつくなる・のぼせる
どきどきする・いらいらする・落ち込む・
疲れやすい・関節が痛い・よく眠れない・
めまい・だるさ・頭痛・腰痛などなど
50歳くらいになって
なんとなく不調になり、
このような症状が出てくると
「更年期だから」
「更年期かな」
ついつい言ってしまう
更年期は女性ならだれでも通る道
卵巣機能の終わる時
人生100年時代の今
折り返しの時期でもある
更年期
できれば、このような症状はない方がいい
でも、もしそうなったら・・・
もちろん、西洋医学的な検査も大事。
それでも、特に病氣というわけではない時
〈更年期に漢方がいい〉といわれます
その理由として、漢方は
①「症状」でなくその「人」をみるのです
その人の人生はその人だけのもの
ほかの人とは比べられないもの
「人」をまるごとみるのが、
漢方だから
たとえば
●卵巣機能の終わる時期も人それぞれ
●結婚してるか、してないか
子供を産んだか、産んでないか
また、いつ、何人産んだかも人それぞれ
●︎仕事をしているか
●︎だれと同居しているか
●︎介護しているか
なども
十人十色
同じ症状があっても、人によって
体質や環境などが違うから、
漢方薬も違ってきます
②こころの症状もみていきます
からだとこころはひとつ、心身一如という考え方が漢方の根幹あるのです。
更年期の症状は
感受性の違いも人によって違ってくる
もともと敏感な人、
どちらかというと敏感な人。
すぐに感動する人、
あまり感情が動かない人。
また、
更年期はこころと身体のバランスも崩しやすい時、
ちょっとした動作や
鏡にうつった、ふとした自分の表情に
また、体重が落ちにくくなることなどに
「老い」を感じ
それだけで落ち込むこともある。
それが引き金に
眠れなくなったり、外に出たくなくなったりすることも。
さまざまな状況や環境のもとで、こころもゆれるのです。
③今ある(その時の)すべて受け入れる
どれが正解ではなく
不正解でもなく
その人が感じるものを素直に受け入れ、
穏やかにゆるめて
心地よい状態にもっていくのが漢方の力。
寄り添ってくれる
漢方茶や漢方薬はたくさんあります。
更年期は
自分の人生の
中間決算をする時でもあるから
今の自分のどこが不調で、
どこが快調か。
そして、どんなことがいちばん嫌なのか
どんなことが嬉しいのか
これから50年先の本決算に向けて
すこし立ち止まって
よく頑張ってきた自分をほめて
そして
考える時間でもあるのです。
ひとりで考えることも大事。
でも、信頼できる誰か〈第三者〉に話すこともとても大事。
遠慮なくありのままを、
話すことで自分自身が
氣づけることもあるから。
ぜひ更年期に取り入れてほしい
まるごと人をみる
まるごと受け入れる
漢方のちからを!
更年期の日々も
大切ないちにちいちにちですもの
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
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