さぁ、子年のスタート
一周回って、始まりの年。
漢方ライフクリエーター
漢方薬剤師の樫出恒代です。
一年の始まりは
何か目標があるほうがいい
十二支(じゅうにし)
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥 の
一番初めが
今年の干支「子」
ねずみ年。
何か新しいことを始めたり
意識したり、目標をもつことに
ふさわしい年のはじめ
漢方カウンセリングにいらした方にも
「今年は何かしたいことありますか?」
とか、
「今年はどんな一年にしたいですか?」
などとお聞きしています
そんな中のおひとり
「やっぱり私はあれですよ」と。
あれって?
と聞いてみると、
「前から言ってますけど、、
なかなか難しくて。。。」
「ほら、先生、カルテに書いてあるはず」
もったいつけてますね
でも、わかった!
「だめでもいいじゃん」
これですね!
「そうそう、それです」
つらい、と言えない
いい人でいたい
いい社員で
いい先輩で
いい母でいなきゃ
だめじゃだめ
我慢しちゃう
だって、もっと大変な人いるもん
もっと大変な人もできてるもん
私なんて、
まだできるはずとか
思っちゃって。。。
すぐ、引き受ける
やれるはずって、やっちゃう。
でも、どっと疲れて
家に帰ると、どてっーとすわって
立てなくて。。。
そんな症状も
漢方のんだり、
カウンセリング受けて
以前よりは
良くなってきたけれど。。
あと一歩だから。
「だめでもいいじゃん」で、今年もいきます!
そうね、
それはいい。
「仕事がんばる!」とか
「資格を必ず取る!」とか
もすてきな目標。
「だめでもいいじゃん」と
自分に言ってあげて
自分をゆるめてあげることも
すてきな目標。
頑張りすぎの方は
こころをゆるめることで、
「氣」の流れがよくなることにつながるから。そして、「血」「水」もめぐりだす。
漢方の考え方で、
「氣」が張っていたり
「氣」が滞っていたりすると
胃がつかえる感じや喉がつまる感じがしたり、不眠や疲れ、肩こりにもつながっていく
ことがある
こころもからだも
つながっていると考える漢方の知恵は
ゆるく氣もちよく
柔軟な
こころとからだでいることが
若さの維持や
病気を防ぐ元になると
考えるから。
「だめでもいいじゃん」って、呪文のように
唱えると
まぁ、いいか、って思って
笑顔になれる。
ちょっとくらいできなくてもいい、
自分が笑顔でいるほうが
周りの人も笑顔になることに
氣づくことができたから。
そんなあなたには
去年より
もっとすてきな2020年が待っているはず。
こんな私も完璧なことはできないし、
どちらかというと
怠けもの。。。
だらだらしちゃうし、期限守れないし。。。
でも、だからこそ
漢方と相性がよいのかもしれません。。。
(^ ^)
漢方(東洋思想)の考え方に
「中庸」があります。
極端に偏ることのない
徹底的に完璧にやるのではなく、
ちょっと隙がある
その隙から、あたたかみや
何かがうまれる可能性が
でてくるのではないのかな
と思います。
そんな考え方が好きです。
漢方はすごく優しい。
さりげなく、でもしっかり
底上げし、めぐらせて
あなたの人生を支えてくれます。
今年も
漢方を、そして、このコラムも
よろしくお願い申し上げます。
注:漢方薬については
漢方専門の医師や漢方薬剤師
漢方アドバイザーなどにご相談・
カウンセリングの上お飲みください。
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