HAPPY PLUS
https://ourage.jp/kounenki_no_chie/more/306098/

【52歳】夫とこのままいるのが嫌。離婚したいけれど、収入面で踏み切れない/高尾美穂先生の更年期相談室

更年期は、夫との関係の変化、子どもの巣立ち、親の介護など、家族の問題も増える時期。そんな問題への対処法とは? 産婦人科医の高尾美穂先生に相談します。

夫と離婚したい

Q.

夫とこのまま夫婦でいるのが嫌でたまりません。離婚して第二の人生を楽しみたいとつねに思っていますが、収入がほとんどなく踏み出せません。(52歳・パート・子ども3人)

 

A.
強い思いがあるなら自立する取り組みを。ないなら籍はそのままでそれぞれの人生を楽しみましょう

「本当に離婚したいという強い思いがあるなら、経済的に独り立ちできる取り組みをしないと無理ですよね。そこまでの覚悟がないなら、籍はそのままにして、一緒に暮らしていてもなるべく夫と距離をとって、それぞれの人生を楽しむというスタンスにするしかありません。自分はどうしたいのかをまず決めることですね。そのうえでやはり離婚したいのなら、お子さんが自立する年齢になるまでなどの目標を決めて、働く時間を徐々に増やして、独り立ちできるように準備しておくのがいいと思います」

 

 

※この企画で取り上げた悩みは、2022年7月28日〜8月10日にWebマガジンOurAgeで募集したものです。

 

 

【高尾美穂先生ってどんな人?】

・高尾美穂
・高尾美穂さん
産婦人科専門医
公式サイトを見る
Instagram Instagram

イーク表参道副院長。産婦人科専門医。さらにスポーツドクター、ヨガ指導者でもあります。産婦人科医になったのは「一人の女性の体を、初潮を迎えたとき、生理痛やPMSで悩んだとき、恋愛をして性交渉のことで悩んだとき、妊娠・出産のとき、更年期、閉経後と、人生を通して長く診ることができるから」だそう。診療のかたわら、NHK「あさイチ」への出演をはじめ、多数のメディアやSNSで情報を発信。音声配信アプリstand.fmの番組「高尾美穂からのリアルボイス」ではリスナーの多様な悩みに回答しています。著書に『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)など。脳外科医の夫あり

 

撮影/高尾美穂<アイキャッチ背景写真> 取材・原文/和田美穂

 

 

MyAge

大人のからだバイブル vol.2 「痛み知らずの体になる!」

OurAgeの人気記事が1テーマムックに!
何度も読み返せる保存版OurAgeです。

MyAge
試し読み Amazon Kobo 7net

この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

まさか本当に誕生するなんて! リライズ改め「ブローネ ナチュリラ」に、待望の「ダークブラウン」が登場

supported by 花王
<前の記事

<前の記事
第7回/【52歳】最近物をよくなくします。認知症にならないか心配です/高尾美穂先生の更年…

次の記事>

次の記事>
第9回/【52歳】夫のモラハラがつらい。不満をいうと逆ギレされそうで…/高尾美穂先生の更…

この連載の最新記事

【46歳】人づき合いは疲れます。みんなの輪に入らなくていいならそれもありでしょうか?/高尾美穂先生の更年期相談室

第24回/【46歳】人づき合いは疲れます。みんなの輪に入らなくていいならそれもありでしょうか?/高尾美穂先生の更年期相談室

【46歳】人に嫌われたくなくて自分の意見が言えず、本当に仲のいい人がいません/高尾美穂先生の更年期相談室

第23回/【46歳】人に嫌われたくなくて自分の意見が言えず、本当に仲のいい人がいません/高尾美穂先生の更年期相談室

【50歳】生理があと1カ月来なければ閉経。女らしさを失うのが怖いような気持ちです/高尾美穂先生の更年期相談室

第22回/【50歳】生理があと1カ月来なければ閉経。女らしさを失うのが怖いような気持ちです/高尾美穂先生の更年期相談室

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル