こんにちは。スージーです。
4月22日から開催されている「さくらももこ展」に、お邪魔してきました。
私たち世代(40代~50代)だと『ちびまる子ちゃん』のファンもいれば、エッセイ集のファンの人もいる感じでしょうか。
私はどちらかというと、エッセイからファンになったほうで、日曜の夜にTVアニメのまる子ちゃんを見たり、コミックスをきちんと読んだのは、子供が生まれてから。いっぽう、ももこさんのエッセイは、ほぼ全部持っています。
(上)展示されていた『ももこのいきもの図鑑』最終回の原画
©さくらももこ
(上)『ちびまる子ちゃん』その1 おっちゃんの魔法カードの巻(1)の原画
©さくらプロダクション
さくらももこさんの綴るエッセイに共感したり、くすっと笑ったりうるっときたり、『ちびまる子ちゃん』に爆笑したり、懐かしさを覚えたりしながら「さくらさんは、きっと面白い人なんだろうなー。会ってみたいなぁ」とずっと思っていました。
その願いは約20年くらい前、当時在籍していた編集部にて程なく成就。2時間くらいインタビューさせてもらって、記事にもなっています。
ただ、お目にかかったのはその一度きり。気さくで、話が面白くて、素敵な時間だったなぁ。また、会ってみたかったな~。
(上)原画。展示会場で、つい全部読んでしまい思わず噴き出したのはコレ。 ©さくらプロダクション
さて、私のように「ももこさんに会ってみたかった」と思っているかもしれない、そこのアナタ。
今回の「さくらももこ展」では、まるで会ったかのような気分になれますよ。
まんが家、エッセイスト、作詞家、脚本家といくつもの顔を持って、つねに新しいことを生み出していったアーティスト、さくらももこさんの全仕事をまるっと見ることができます。
約300点のカラー原稿や直筆原稿が、私たちをお出迎え。“描く”ことと“書く”ことを楽しみつくして多忙を極める中でも、季節のうつろいや小さな日常を愛した、さくらももこさんの世界をじっくりと味わうことができます。
さらに、さくらさんと同世代の私たちは、展示を見ながら自分の子供時代をなぞっていく楽しみも。
家の中の黒電話。不幸の手紙。夏の肝だめし。ベルマーク。ノストラダムスの大予言・・・・・・懐かしさしかないでしょう!
(上)直筆の原稿が巨大に。©さくらももこ
日曜の夜、TVアニメを見て一緒に大笑いした子供(もうかなり大人)と見に行くのもいいけれど、おすすめは、一人で、もしくは幼馴染と。
さくらさんとおしゃべりするような気分で、ぜひぜひ。
『さくらももこ展』
会場:神奈川・そごう美術館(横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階)
期間:開催中〜2023年5月28日(日) ※会期中無休
会場時間:午前10時〜午後8時 ※入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般1,400円/大学・高校生1,200円/中学生以下無料
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