HAPPY PLUS
https://ourage.jp/life/consultation/339726/

更年期のイライラを、人にぶつけてしまいそう【40代読者のお悩み】

地曳いく子

地曳いく子

non-no、MORE、Oggi、eclatなど雑誌を始めとし、タレントの衣装も担当。イタくない大人のスタイリングを得意とし、テレビ、トークショーなどで活躍、キャリア30年のスタイリスト。大人のおしゃれを考え直す「50歳、おしゃれ元年。」(集英社)をはじめ、「服を買うなら、捨てなさい」(宝島社)、「ババア上等! 余計なルールの捨て方 大人のおしゃれDo!&Don’t 」(集英社)など著書多数

記事一覧を見る

 

お悩み:その62

更年期のイライラについてです。普段は我慢できているのですが、たまに会社の同僚や後輩にぶつけてしまいそうです。どうやったらメンタルのコントロールができるようになりますか?(48歳・会社員・東京都)

 

地曳さんのお答え

OurAge読者のみなさん、いつもありがとうございます。
2019年に始まった本連載も今回で50回目になりました。

これからも普通のお悩み相談の優しい答えとは違い、まったく別の方向や考え方から私なりにガンガン答えていきますので、引き続きよろしくお願いします!

 

更年期のイライラについてですが、私も経験しました。

たからこそお伝えしたいのですが、そのイライラをメンタルのコントールで抑え込もうとしないでください。自分の底から湧き出てくる感情を無理に抑え込もうとすると、余計にエネルギーを使っちゃいます。
イライラを無理に取り除こうとするんじゃなくて、一旦“保留”にして後で発散すればいいんです。

 

怒りの感情に任せて他人に当たっちゃうと、あなたが問題児扱いされちゃうので(笑)、イライラを感じたら、その感情をひとまず認めてあげて大きく深呼吸して“保留”にする。

 

私もイラっとしたときやパニクったときは深呼吸をしています。
いろいろなやり方がありますが、私の場合は4秒息を吸って、4秒息を止めたら、4秒息を吐くようにしています。すると、頭まで血の巡りがよくなるのでそれだけでだいぶ変わります。
あとは意識的に立ち上がって伸びをしたり、軽くストレッチをしたりね。

 

かわいいぬいぐるみをいつもバッグに入れておいて、その子に悩みを聞いてもらうのもおすすめです。

うちにも、昔から一緒に世界中を旅してくれる「ちゅうくん」がいます。Mr.ビーンが持っていたテディベアのぬいぐるみのミニ版で15cmくらいの大きさです。
モヤモヤを感じたら「ちゅうくん、ひどいよね!」とか「ちゅうくん、あいつマジむかつくよね!」と愚痴っています(笑)。

 

イラスト/松元まり子

 

 

実は、私のまわりでも “ぬいぐるみ愛”をカミングアウトする人が続々出てきています!

 

ちゅうくんの写真をインスタにあげると「うちにもいます!」「恥ずかしいから言えなかったけど、私も持っています!」とたくさんのDMもいただきます。
若いときは「子どもっぽい」と思って、ぬいぐるみを遠ざけていた人も年を重ねた今だからこそ、そうした呪縛から解き放たれて「好きなものは、好き!」と堂々と言えるようになったんですね。

 

あくまで悩みを聞いてもらうんですよ。絶対に殴ったりしてはいけません。
八つ当たりするとネガティブなパワーが宿ってしまいます。あくまでかわいいぬいぐるみに愚痴を聞いてもらう。そうすると「そんなことないよ!」「いつも頑張っていてエラいね!」と言ってくれるから(笑)。

 

で、プライベートの時間に自分の機嫌を取る!

 

マッサージのときに普段はつけないオプションをつけたり、気の済むまで延長したり、普段は行かないようなラグジュアリーなカフェやホテルのラウンジで、アフタヌーンティーを奮発しちゃうのもかなり気分転換になります
私はよく「自分で自分のご機嫌をとることが大切」と書いていますが、更年期中はもっと意識的にご機嫌をとってください。
その際に「あのとき保留にしたイライラを今発散している」と意識すること! すると、次にイライラを感じたときも「このイライラを保留にすれば、あとでご褒美が待っている」と考えるようになりますから。

 

…それでも他人に当たりそうだったら、モノに当たる!(笑)

 

以前、あまりにもムカついて家で要らないお皿をシャウトしながら割ったことありましたが、かなり爽快でしたよ!(笑)

(後片付けのことを考えると、二重にしたビニール袋にいれて割るのがおすすめです)

 

今は、破壊セラピーといってストレス発散目的で物を壊す施設やサービスもあります。誰にも迷惑をかけないで、思い切り皿を割ることができるんです。

 

最終手段としてクリニックに行けば、女性ホルモン検査で数値化することで状況を把握したり、ホルモン補充療法も受けられます。

 

50歳、60歳になると骨が脆くなってきたり、関節が曲がって指輪が入らなくなったり、更年期問題以外にも多くの悩みを抱えなくてはいけません。
江戸時代の人々の平均寿命は50歳以下なのに、今や人生100年時代。昔の人が経験しなかった“ピリオドの向こう”に私たちはいるんです(笑)。

 

私の親世代は更年期のお悩みについて何も言わなかった(言えなかった)のに対し、現代の女性は言うようになった。だから、そのお悩みをどんどん周りにシェアして気を楽にしてください。

 

悩んでいるのは、あなただけではありませんから!

 

 

あなたのお悩みを募集中!

お悩み投稿のルール

①メールの宛先:toko@shueisha.co.jp

②メールタイトル:【いく子さんの悩み相談】
※違うタイトルでお送りいただくと、受付できないことがありますのでご注意ください。

③必要事項:年齢・ペンネームのみ(本名は書かないでください)

④文字数の目安:200字程度

お悩み投稿の注意事項

以下の内容をお読みの上、ご了承いただいた上で投稿をお願いいたします。

・投稿いただいた内容は、OurAgeの企画および、集英社の雑誌・書籍等(web・SNSを含む)にて掲載、キュレーションメディア等に転載する場合があります。

・掲載する際には、ペンネームおよび内容を一部改編する場合があります。

・投稿の採用結果につきましては、お知らせいたしません。

・投稿内容等の確認のため、編集部よりご連絡する場合があります。

・投稿いただいた方のメールアドレス・ペンネームは本企画遂行の目的以外には使用いたしません。

 

メールをお待ちしています!

 

・・・・information・・・・

●2023年9月20日(水)発売!

『ババア最高! +60歳からのHAPPYおしゃれ』((集英社)

家の中で赤いリップを塗って何が悪い! 派手色ネイル上等! 命短し着飾れBBA! “第2ステージを楽しまなくちゃ損”と人生謳歌中のスタイリスト・地曳いく子さんと漫画家・槇村さとるさんが、還暦からのHAPPYおしゃれ術を教えます! ファストファッションを取り入れた着こなしや、+60から着たいブランド、秘密の着痩せテクなどを幅広く徹底指南。超効率重視&完璧主義・いく子の家事テク紹介も収録で、お得感満載の一冊。

 

●2023年5月10日(水)発売!

『60歳は人生の衣替え』(集英社)

『60歳は人生の衣替え』(集英社)

「歳なんて単なる数字」と粋がっていた著者さえ、還暦を過ぎれば、朝起きれば節々は痛み、女性ホルモンの枯渇からか気分まで鬱々。さらにはコロナ禍の自粛生活で完全なる運動不足に! では、頑張って年齢に抗う? いえいえ、これから必要なのは、季節の移り替わりを受け入れてその季節を楽しむということ。おしゃれも生き方も“衣替え”して、Over60からの「季節」を楽しみませんか?

 

●本連載が“いきなり文庫!”として書籍化! 絶賛発売中です!!

『ババア上等! 番外編 地曳いく子のお悩み相談室』(集英社文庫)

50代、何を着てもヘン。わけもなく夫にイライラ。ワクワクがない。将来が不安でたまらない――。
中高年女子に押し寄せる“お悩み”の数々。ネットで検索しても、友達に相談しても答えが見つからない。
でも大丈夫! おしゃれ、仕事、人生など、全国から寄せられたあらゆる問題をスタイリストが解決&爆笑に変える。
「悩めるBBAの駆け込み寺!? テンション爆上がりスポット」も紹介。コスパ最強の1冊!

 


この特集も読まれています!

子宮筋腫特集~症状から治療まで
フェムゾーンの悩み解決
ツボ・指圧で不調を改善
40代からでも「絶対痩せる」
広瀬あつこさんの「若返りメイク」
閉経の不安を解消

今すぐチェック!

「集英社 能登半島地震災害支援募金」のお知らせ

「集英社 能登半島地震災害支援募金」のお知らせ

<前の記事

<前の記事
第49回/文句ばかりの姑。どう付き合えば?【40代読者のお悩み】

次の記事>

次の記事>
第51回/黒しか似合わない…【40代読者、ファッションのお悩み】

この連載の最新記事

洋なし体型の私。何を着ても腰回りが…【40代読者のお悩み】

第53回/洋なし体型の私。何を着ても腰回りが…【40代読者のお悩み】

おしゃべりがやめらない!【50代読者のお悩み】

第52回/おしゃべりがやめらない!【50代読者のお悩み】

黒しか似合わない…【40代読者、ファッションのお悩み】

第51回/黒しか似合わない…【40代読者、ファッションのお悩み】

この連載をもっと見る

今日の人気記事ランキング

今すぐチェック!

OurAgeスペシャル