思い出せば去年の今頃、頭の右後ろに10円ハゲを発見(涙)。元旦(!)にはさらに2箇所。シャンプーするたび、タオルドライするたびに毛が異様に抜けていて、変だな~と思っていたものの、気づいたのはだいぶあとになってからだったのでした。
こんにちは、このコラム2番手のウナミです。
円形脱毛症は薄毛の症状とは異なり、自己免疫疾患とも原因がわからないとも言われているのですが、私の場合は、クリニックで漢方薬を処方してもらいつつ、同時に頭皮のマッサージを怠らないようにしよう! と心に誓いました。何せヘアサロンなどで頭皮を触られるたびに「かなりカッチコチですよ!」とびっくりされることしばしば。髪の健康のためには固い頭皮はもってのほかなんです。
そこで元気な髪と頭皮を取り戻すために1年前に始めて、今も続けている頭皮の手入れについてお話ししますね。
「シャンプー前にやること」
「シャンプー後にやること」
頭皮ケアのための愛用グッズ3種です。2枚目の写真は横から。違いがわかりますよね。
まず写真左のツゲのブラシ。毎晩、お風呂に入る前に洗面台でブラッシングします。
実は初めて使おうとしたときは、頭皮をなでることもできないほど痛かったんです!! すぐさま買ったことを後悔しました(安くないんで)。
知り合いに勧められて通販で購入した4列の薩摩ツゲ。ツゲの櫛はよくあってもブラシは珍しいかもしれません。静電気がおきないのもいいと言われています。
でもとにかく最初は痛い!何せ木製ですから(と、使い始めた時に今更のように気づいた)。
それだけ私の頭皮が最初、かなり固かったというわけなんですが、いまは快適に使用中。お風呂に入る前、シャンプー前にこれで額から、耳の後ろから、うなじからとパーツごとに上に向けてブラッシングするんですが、頭皮をしっかりとらえてマッサージされる感じが快適! 結果的に私には合っていたようです。もともと椿油を染み込ませてあるのですが、乾いてきたら椿油を筆などで塗ってお手入れもします。
中央のブラシは、発売中の『MyAge 2019 夏号』の「白髪解決策」でも紹介していますが、美容エディターの伊熊奈美さんからすすめられて最近使い始めたもの。毛髪診断士・本山典子さん監修のスカルプブラシです。横からの写真でわかるように2種類の長さのピンが植えられていて、シャンプー中のブラッシングにも使えるという優れもの。ピンのしなりがよくて頭皮をきもちよ~くストレッチ。私の場合は入浴前にうっかりツゲのブラシを使い忘れてしまったときなども含めてお風呂の中でシャンプー時に使っています。
黒いのはukaのスカルプブラシ ケンザン。ケンザンという名称通り、まさに円錐状の固いトゲトゲになっていて使い始めはいつも痛いのですが、使っているうちに痛みがなくなって頭皮が柔らかくなってくるのが実感できます。これはブラッシングのサブ的存在。私はテレビを見ながらゆっくりあててマッサージすることにしています。
シャンプー前後、ブラッシングと合わせて使っているものもあります。頭皮クレンジングとエッセンスですが、最近のお気に入りはこの2つ。
左は、ブラッシング後、入浴する前に使う頭皮用クレンジングウォーター、ジョルダニアン デッドシー スカルプ ケア クレンジング。マグネシウムなどのミネラル分を含んでいる死海水がベースで優しい爽快感が気持ちいいのです。湯舟につかっている10分間放置しておきます。
右は、イタリアのヴィラロドラというシリーズのなかのエイジングタイプの頭皮用ローション。1本で2回分なので集中ケア用として。ローズマリーやラベンダーなどのすっきりした香りで、ブローすると髪の立ち上がりを感じさせてくれます。
ほぼ半年後の今は、3箇所のハゲもようやく解消してホッ。でも頭皮ケアはこれからも続けます。
円形脱毛症経験者として言えることは、毛髪サイクルを考えるとすぐには生えてこないので、焦らずにじっくり手入れしながら治すのがいいのかなぁと思っています。それにストレスなど原因と思われるものをなくすようにすることも大事だとか。
と、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
今後もMyAge/OurAgeに携わって以来始めたこと、続けてきた私なりの健康ネタをお伝えしていければと思ってます。