おこもり生活、リモートワークが長引いてきました。
体がカチコチに固まった時に助けてくれるのが「おうち筋膜リリース」です。この自粛期間、「筋膜リリースがあってよかった~」と何度思ったことか!
「50代、筋膜リリースはじめました」連載
◆第1回 50代、筋膜リリースはじめたらマッサージいらずの体になった
以前のブログ記事を読んだ知り合いから「筋膜リリースには、どんな道具が必要なの?」と聞かれました。
私も、それほどたくさん試したわけではありませんが「個人的事情に合致」して、愛用に至った道具をお見せしたいと思います。
【個人的事情/ ①家が狭い。②TVを見ながらやりたい。】
使用中のローラーはこの3本。(奥から)
<ネイビー>ストレッチポール®EX Φ15×98cm 700g
<グレー>トリガーポイント™のコア フォームローラー® Φ14×45cm 316g
<カモフラージュ柄>トリガーポイント™のグリッド フォームローラー® Φ14×33cm 604g
※サイズや重さは購入時についていたミニ冊子より。トリガーポイントのミニ冊子や公式サイトには、筋膜リリースの方法も詳しく載っていました。
さて、スポーツジムの筋膜リリースのクラスでは、この中でいちばん長い「ストレッチポール®EX」を使用しています。使い慣れているし、体への当たりも強すぎず柔らかすぎずで好きなのですが…
しかし! 狭いマンションのリビングで、テレビを見ながら筋膜リリースをしたい私には、問題がありました。
ストレッチポールは長くてマットからはみ出るため、仰向けで使ったりテレビを見ながらガサツにコロコロすると、斜めに転がって、たまにテーブルの脚にぶつかってしまうのです。
ぶつからないように気を使いながら、まっすぐコロコロするのが面倒になり、もっと短いのを探すことにしました。
【個人的事情/ ③短時間ですませたい。】
ということで購入したのが、長さ33㎝のカモフラージュ柄の「グリッド フォームローラー®」。こちらは、トリガーポイント™の中でも人気の製品らしく、色展開も豊富です。
体への当たりの強さもほどよい。
が、なんと今度はこの短さがネックになりました。製品についていた使い方解説や、公式サイトを見ると、片脚ずつ、しっかりリリースするのが本来の方法のよう。
それなのに、私がせっかちなあまり、無理やり両脚や両腿を乗せて1度にすませたくなってしまう。乗せることはできても、コロコロしだすと狭くて、落ちないように気を使わないといけない。結局、これも面倒になって、次を探すことに。
そして選んだのが、長さ45㎝、グレーの「コア フォームローラー®」です。こちらは当たりがかなりソフトで物足りなく感じることもあるのですが、長らくいちばんよく使っています。初めての方や、痛いのを恐れている方にもおすすめです。重さが316gと他の2本に比べてダントツに軽いので、片手でぱっとつかめる楽ちんさも気に入っています。
ちなみに、もっと表面に凸凹のついた固めのローラーも試したことがあります。そちらはかなり痛くて、やるのに気合が必要そう、と即諦めました。
余談ですが、筋膜リリースの効果を人と共有したくなった私は、おせっかいにもOurAgeの撮影に、ハウススタジオにこれら一式を持って行き、スタッフみんなで筋膜リリースのお試しレッスンをしました。とくにアラフィフモデルさん2名は「体の凝りやむくみが楽になる~!」と熱中して、撮影の隙をみてはコロコロを満喫していましたよ。その後、33cmの「グリッド フォームローラー®」を買ったと聞きました。
【個人的事情/ ④出し入れが楽。】
さて、ローラーは、ほどよい長さの軽いものにたどり着き、手軽にできるように。
そうなると、ヨガマットの話も少々。
50代ともなると、自分の性格や失敗しがちな傾向はだいたい把握しています。
「面倒なことは続かない」「出し入れがたいへんだと使わなくなる」。
はい、よ~くわかっています。
ヨガマットも、最初は一般的なタイプを使っていたのですが、これが、しまう時にテレビを見ながら気を抜いて巻くと、必ず斜めに太く巻けてしまう。巻き直すのがいやで、たためるタイプを探して購入しました。折れ線がついているので、気を使わなくてもそこでパタンと折れてくれるから数秒でたためます。しかも、少しでも軽くしたくて、折り目に沿って5:2の長さでカット。膝下だけやりたい時は、短いほう。全身ちゃんとやるぞ、という時には長いほうを使います。薄くたためるので、隙間にひょいっと収まり、出しやすいのもずぼらな私にぴったり。
かくして、面倒くさがりの私の「おうち筋膜リリース」パラダイスは整えられていきました。
今回も失礼して「50代 あるある(かもしれない)川柳」を。
道具選び ずぼら極めりゃ パラダイス