筋肉枯れ?!
STAY HOME に加えてちょっと入院からの静養をしてたりして(コロナではなく)体重が落ちた上に、普段は8000歩が目標だったのに、4月5月は、3000歩が目標にまで下がってしまい、久々にランしたら、坂道は上がれないわ、途中で歩くわ、あら大変!! という事態に。
そんな折、10数年使っていた体組成計が壊れてしまい、これは新しいのを買わないと! とさっそく調べてみました。
そこで決めたのが、これ。
タニタ インナースキャンデュアル RD-913
タニタの体組成計の上位機種です。
シリーズ最上位機種は、本体からリールが繋がってて、左右の手で握るタイプなので、部位別に筋肉量や脂肪もはかれるのですが、ルックスが好みのほうをチョイス。
透明感があって、ちょっと近未来的な印象。計量のときにブルーに光るのもいい感じ! 結果が赤、黄、緑色で示されるのですが、緑は「標準」なので、とりあえずほっ。
何といっても、魅力は、この項目の多さ。はかるとブルートゥースでピッと、スマホに結果が出ます。
13項目もあり、欲しかった体脂肪率や、筋肉量、推定骨量や基礎代謝量、体内年齢のデータが取れ、加えて筋質点数なんてのもある。最新機種には脈拍も。こういうのチェックするの、けっこう好きなのです。
これは、測った初日のデータ。
やっぱり筋肉量がちょっと少な目。基礎代謝量は高いのに、筋肉が落ちているのがわかります。さて、どうしよう。
1日の歩数が、35%くらいに落ちてるのだから、まずこれを戻さないといけなのですが。
ちょうど自粛も緩やかに解除になり、取材や撮影も制約はありつつですが始まったし、歩数を増やして、あとは大きな筋肉を鍛えて強化することに。主には、スクワットと、TRXによるプランク姿勢で体を前後に動かす負荷をかけるボディソーを中心に。
歩数が足りないときは、TVを見るとき雑誌を段ボールに詰めて21㎝の高さにして、踏み台昇降することにしました。
それと。
筋肉を育てるために、たんぱく質=プロテインの摂取。
プロテインはいろいろ試しているのですが、それはまた詳しくご紹介するとして。
家にいると激しい運動はできないし、リモートワークで歩数が稼げない日もまだまだあるけれど、現代人に不足しがちという、筋肉を作るたんぱく質を取っておけば、育筋の助けになるはず!
で、女性ホルモンにもいい大豆プロテインを摂ることもあるのですが、最近ちょっとブームなのが、この「プレシャス プロテイン」。
低カロリーなえんどう豆が主成分
筋肉の厚みを増大するL-アルギニンの濃度が高い
脂肪の分解と燃焼を同時にしてくれるポリフェミンが含まれている
ハリのあるお肌に必要なエラスチン(なんとカツオ由来!)も含まれていて、最近はバストアップにも効果があるという報告があるそう
ということで、サプリと一緒にプロテインを摂る感覚で、シェイクして飲んでいます。
ついでに言うと、一緒に、ニッピコラーゲン100と、大麦若葉の青汁を一緒に入れています。
本来、このプロテインはモカ味で色もモカっぽいのだけれど、この青汁を混ぜてるので、グリーンがかっています。
エラスチンはコラーゲンをサポートするので、一緒に摂ったほうが効果が上がることも期待しつつ。
で、10日後。
ま、ちょっと最高体重だけれど、体内年齢は最小値に。筋肉量は普通に戻り、筋肉スコアは0の標準になりました。ちょっと嬉しい。…てことは、これくらいのバランスがいいってことなのかな?
でも、データを見ていると、年齢マイナス12歳くらいの日が多いけど、日によって上下していて6歳も差があるのです。 これって差がありすぎ?!
そんな折、タニタさんとお話できる機会があったので、疑問について問い合わせたところ、開発部主席研究員で栄養士の西澤美幸さんから、「お答えしますよ~」とのレスが来ました。
「体内年齢が、6歳くらい動くんですけれど」
西澤さん(以下西)「あー、いつはかってますか?」
「もう20年以上、朝お風呂上りにはかってます、原則的に」
西「汗をかいた後や、入浴で体が温まった後は、血流がよくなって年齢が若く出ますね。なので、できたら起床後、お風呂前にはかる習慣をつけてください。こんなに変動があるのは珍しいので、代謝もいいのだとは思いますけどね」
なるほどー!! はかるタイミングって大切。
「はかる足先の毛細血管まで血流がよくなると、若く出るんですね。 OurAgeでも連載しているんですけど、根来秀行先生の『「毛細血管」は増やすが勝ち!』という本があって、毛細血管にはずっと注目しているんです。すみずみの毛細血管まで巡りをよくすると、体内年齢が若くなるってことですね! 」
西「まさにそうです。湯舟につかるのは、とても有効なんです。それに、血流がよくなるとアミノ酸の合成も促進されますからね! そして40,50代の女性は筋肉を増やすのはなかなか難しいところもありますが、筋肉の質を上げるのはやりやすいんですよ」
「あ、筋質点数ってありますが、どういうことか気になっていて、伺いたかったんです。基礎代謝とかは体重に割と比例するけれど、筋質点数はばらつきがあって。筋質って何ですか?」
データには、項目を2つ選んで折れ線グラフで見ることができます。基礎代謝は体重とほぼ比例。
筋質点数はけっこうばらばら。
西「筋肉の束がスカスカでなく詰まってる状態がいい状態なのですが、筋肉をつけて、脂肪を減らすと筋質はよくなります。
あと、むくみがとれて血流がよくなると、細胞外液をポンプで流すことになり、締まって筋質がよくなりますね」
「じゃあ、マッサージとかして、むくみを取るのもいいことなんですね」
西「そうですね。あと、やはり運動は大切です。脚の筋肉がしっかりしている人は、卵巣機能もよくて、ホルモン分泌も衰えにくいというデータもあるんですよ。運動するとカルシウムの取り込みもよくなりますし」
「筋トレと有酸素運動ですね」
西「そうなんです。運動不足と思ったら、帰りに一駅歩くのもいいです。あと、体重は、マメにはかってる人はあまり増えないんですよ」
加えて、食事も、べジファーストにして血糖値スパイクを作らない、食事でたんぱく質をしっかり摂る、亜麻仁油などの良質な油を摂るといいそう。
食事もバランスは気を付けているけれど、筋肉スコアは時々、マイナスになる日もあったり、戻ったり。
それって、筋肉は、ちょっとしたことで減るけど、またすぐつけることもできるということ。
血流をよくするために、下のモスグリーンの凝りほぐしに凝ってる部分を乗せてぐりぐりしたり、ストレッチポールに体を乗せたり。タオルを肩幅に持って万歳して、肩甲骨を寄せて肩の後ろまで降ろしたり。
リモートワークの日もできるだけ外を歩いて、たんぱく質を摂って、もうちょっと筋肉を取り戻しておかないと! 外食が始まって太った~なんて騒がないですむように、と思うこの頃です。