納豆、お好きですか?
私はかなり好きなほう。ごはんのお供にするのはもちろん、イクラとスモークサーモンに飛び子、ゆでたオクラと小さ目のさいの目に切った山芋などをたんまり混ぜた「ごちそう納豆」は、近所の割烹料理屋さんで知ってから、わが家の定番&人気のおつまみになりました。
そんな中、私の納豆ライフに新たなステージが!
(↑こちらは「ごちそう納豆」簡易バージョンで、山芋の角切りとゆでたオクラに醤油、黒酢をかけて。シャクシャクの山芋の歯ごたえがポイントです♪)
きっかけは発売中のMyAge秋号で担当したBook in Book「お酢レシピ」。”お酢博士”として名高い、東京農業大学名誉教授の小泉幸道先生に、お酢のすばらしい健康効果をうかがいました。
先生が列挙してくださったお酢の効果とは…
よく知られたところでは殺菌・抗菌。糖と一緒に摂ることで、肝臓のグリコーゲンが補給されて疲労回復。酢の酸味が脳の中枢神経に働きかけて唾液の分泌を促進する結果、食欲増進、免疫力も強化。
さらに。
高血圧の改善。血中中性脂肪を下げ、脂肪の合成を抑制&分解促進。食後の血糖上昇をゆるやかにして糖尿病を予防&改善。カルシウムを吸収しやすくして骨粗しょう症を予防…などなど、こりゃもう数え上げればきりがない!!
(↑ざく切りにしたザーサイに、ごま油とナンプラー、米酢をかけて。ナンプラーと香菜も相性バッチリです)
(↑さっとゆでた生きくらげと万能ネギの小口切り。醤油、塩こしょう少々と米酢で。これまたきくらげの食感がいいんです!)
(↑家族の評判がよかったヒット作! 釜揚げシラスにさらし玉ねぎ、塩に黒酢、仕上げにすだちをキュッとしぼって。焼酎のオンザロックが進む~(^^♪)
いや~お酢って思った以上にすごいんですね!
…とはいうものの。小泉先生が推奨する「大さじ1杯」のお酢を「毎日」摂るのはなかなかハードルが高いのも事実です。そこで、手軽においしくお酢を摂取する方法をMyAgeでご紹介しているワケですが、中でも私が気に入ってこのところ実践しているのが、「酢納豆」。
作り方はとってもカンタン。
納豆1パックに小さじ1杯の酢を加え、お好みの調味料や具材と一緒に混ぜるだけ。
(↑トマトとバジル、という組み合わせはMyAgeでレシピを考案してくださった大庭英子先生のおすすめ。先日ブログでご紹介した絶品調味料「レモンオリーブオイル」と塩、ワインビネガーが相性抜群です!)
(↑刻んだ生ハムと万能ねぎ。こちらも塩とレモンオリーブオイル、ワインビネガーがぴったりでした! 意外に「洋」の食材にも納豆が合うことを発見。角切りにしたチーズなんかも合いそう~)
実はこれ、あまり納豆が得意ではなかったという担当ライターさんも、取材のあとすっかりハマって毎日食べているというから、納豆嫌いの方にもおすすめ! ブログの写真はすべて、見栄え優先で調味料を加える前に撮影したものですが、酢を入れてよくかき混ぜると、独特のネバネバがすっきりしてふわっふわな泡になるのもポイントです。
(↑だしでささっとゆでたマイタケには海苔をちぎって。これはお醤油と黒酢がやっぱり鉄板)
(↑残り物のゆず大根の漬物にはアオサを振ってみました。米酢とゆずのさわやかな風味がよく合う~)
(↑同じくちょっぴり残ったきゅうりの糠漬けを粗く刻み、おかか醤油と黒酢で)
今回ご紹介しているのはおすすめのレシピ一例ですが、家にある野菜や漬物、残り物をチョチョイと加え、合いそうな調味料をプラスすれば、その組み合わせはまさに無限大~(#^^#)!
最後に、最近のベストヒット作をご紹介。
スモークサーモンに、ゆでた青い実山椒、塩、米酢の組み合わせ!
スモークサーモンの旨味に、実山椒の青い香りとほのかな辛味がめっちゃいいアクセントになって、1パックの納豆もあっという間にペロリ♪ お酢のコクがプラスされるせいか、醤油ではなく塩で食べる納豆のおいしさにも開眼、です。
私個人的には、1パックの納豆に小さじ2杯ぐらい酢を入れてもいい…というか、もはや酢を入れたほうが納豆がダンゼン美味しい!と思う今日この頃。ご興味ある方、お酢の健康効果を日々取り入れたい方は、ぜひお試しを~!