再びの緊急事態宣言で、リモート勤務が増加中。前回の外出自粛が始まった4月から、「家で仕事する」という異例の事態がもう10カ月以上も続いているんですね~。
最初のうちは「まあ一時的なことだから…」という甘い観測のもと、
●(書斎は夫にほぼ占有されてるので)ダイニングテーブルで
●食事のときに座る木のベンチ(平らで硬い!)に座り
●13インチの小さなノートパソコンで
在宅勤務をしていた私。
しかし、断続的なリモートワークが長期化するにつれ、これが大きな間違いであることが判明しました。
最新機能満載のデスクチェア投入で腰と背中の痛みが解消!
以前は取材や打ち合わせで外出することも多かったのですが、新型コロナのために出かけること自体が激減。結果、リモートワーク中はオンライン打合せやメールのやりとり、原稿書きなど、一日中座ってパソコンとにらめっこという毎日に。
すると、最初にやってきたのが慢性腰痛の悪化でした。
考えてみれば、パソコン仕事をするには高さの合わないダイニングテーブルに向かい、硬い木のベンチに一日8時間も座って小さなノートパソコンにかがみ込んでいれば、腰や背中にダメージがくるのも当然。近所の整体ゴッドハンドに教わった秘儀・腰痛予防体操も効果がなく、腰の痛みは日に日に増すばかり…。
書斎で仕事をしていた夫も、実は座っていたのは来客用のプラスチックのダイニングチェア。同様に、数カ月これで仕事しているうちに、背中や腰の痛みや全身の疲れを訴えるようになりました。そうだ! 私たちに必要なのは「ちゃんとした椅子」なのでは…(;・∀・)? と気づいた2020年7月、めちゃ遅ればせながら某大手家具店に出向くことに。
人間工学に基づいたデスクチェア「エルゴヒューマン」とは…?
外出自粛中のためがら~んとした店内で唯一人だかりがしているのが、デスクチェア売り場でした。フロア一面に並んだ50脚以上のイスに老若男女が群がり、一心不乱に品定め中。
負けじとたくさんのイスに”試座”してみると、ひとつひとつまったく座り心地が違い、座った瞬間に「これはダメだ」とわかります。およそ1時間ほどかけて「これだ!」と座り心地のぴったりくるものを決めたのですが、なんと、私の選んだイスは3カ月の入荷待ち!!
店員さん曰く「4月の宣言後すぐにデスクチェアをお求めになる方が殺到して、ほとんど売り切れまして。今店頭にあるイスもほぼ全部入荷待ちの状態です」。とほほ、みなさんとっくにこの状況を見越してたんですね~。
そして3カ月後の10月にやっと届いたイスがこちら↓
福岡県の関家具が製造する椅子ブランド「エルゴヒューマン」のややお安めバージョン、「 エンジョイ」のロータイプパソコンチェアです。
この「エルゴヒューマン」、エルゴノミクス(人間工学)に基づき、人が立ったときの自然な背骨のS字カーブに近づけることで体への負荷を減らす機能「ランバーサポート」——というのがウリなんだそう。私が選んだ「エンジョイ」は、背もたれと座面は耐圧分散を考えたメッシュのファブリックで、座った時の感触のソフトさや通気性のよさが購入の決め手でした。ヘッドレストつきのタイプもありましたが、それはなくてもいっか、と省略。
しかし、この椅子の真価はメッシュだけにあらず! 座面の高さや背もたれのリクライニング調節が可能なのはもちろんですが、
●背もたれの高さ昇降(これによって自分の背骨にいちばんぴったりくる位置に背もたれのカーブを合わせられる!)
●座面の前後スライドによる奥行き調節(もも裏をしっかりホールドしてくれる!)
写真↓はリクライニング角度や座面スライド、座面の高さを調節するハイブリッドレバー。
●アームレストの高さや角度の調節(キーボードを打つときに肘を支えられ、角度が変えられるためテーブルにひじ掛けがぶつからない!)
さらに、アームレストは前後、左右にも動かせるので、自分の体格にあった位置にセットが可能です。
●背もたれのテンション(張り具合)の調節
写真↓のレバーをぐるぐる回すと、背もたれのメッシュのテンションが変わる!
…などなど、これまでちゃんとしたデスクチェアを買ったことのない私には目から鱗の新機能が満載! 自分に合った座面や背もたれにあれこれ微調整して使い始めると、腰と背中の疲れが一気に軽減! おかげで、毎週末に整体に通わなくてもよくなりました。でもなにより、リモートワークで座っている時間がすばらしく快適になったのがいちばんの喜び(#^^#)。
ちなみに、キャスター付きの椅子で床を傷つけたくないなら、という店員さんの勧めで、床保護用チェアマットも一緒に購入♪
丈夫なポリカーボネイト製で、キャスターでひたすらごろごろしても安心。床暖房にも対応。大判ですが半透明マットなので、目立たないのもgoodです。
ちなみに、同時に夫が購入したのも、たまたまですが「エルゴヒューマン」の椅子。こちらは私の椅子の倍近く値が張るハイグレードバージョンで(^_^;)、長時間使用が前提のゲーマー向け「WINcase(ウィンケース)」。
アームが途中で上下に折れるので書類を読んだりするのに便利だったり、背中の屈曲に合わせて背もたれがしなるスパインアジャストメント機能、角度調節可能なヘッドレスト、脚をまっすぐに伸ばせる引き出し式のオットマンまでついてるというぜいたく品! これを買って2日後ぐらいに「困った…。この椅子があると会社にいきたくなくなる」とつぶやいてました(笑)。
てなわけで、今は4月当初に比べ100倍ほど快適化されたリモート環境で、仕事にまい進する日々。でも、ホントは会社でみんなとわいわい話しながら仕事したいなぁ…。そんな毎日がまた来るまでは、さらなるリモート快適化プロジェクト、続行します!