エコバックを持って、お買い物に行くのが当たり前になってきた昨今。今の私にはもう一つ、スーパーに行く時に忘れちゃならない装備があります。
「骨盤ベルト」です。
その日、大根が安かったんです。キャベツだって1玉なのに、めっちゃ安かったんです。その上、一週間分の魚だの肉だのを手にとって、スーパーのカゴを持って店内をウロウロしていた時から、わかってました。重すぎだって。
「やだ、私ったら結構、力持ちじゃな~い」なんて思ってたのは、店を出て15メーターくらい。次の一歩では、腰に鉄板がはりつきはじめ、ぎっくりの一歩手前って感じ・・・・・。気分はチョコプラの長田。そろ~りそろり、と何とか家にたどり着きました。生モノをいっぱい買ったのに、玄関に入ってからしばらく動けず。
思えば、初めてぎっくり腰になったのは27歳の6月。とても寒い日でした。そこから、何度かひょんなことで腰にきて、動けなくなることがありましたが、自分の弱い部分と向き合い、自分の体の癖と向き合い、腰痛と闘ってきた日々。ひっそりと体幹を鍛えたりして、かなり調子が良かったはずなのに。なぜ・・・・・・。
そうです。一撃を食らわしたのは、大根1本とキャベツ1玉。ですが、本当の原因は、リモートワーク。自宅のいい加減な椅子と、適当な机。小さなノートパソコン。知らず知らず、腰にかなり負担がかかっていたんですね。ああ、早くエルゴのエンジョイを買えば良かった。少しでも運動をしていれば良かった、とは後の祭り。
快適なリモートワーク環境を作りたいけれど、まずは、腰がこれ以上ゆらゆらしないよう、本気のぎっくりにならないよう、養生です。こんな時、誰よりも頼れるヤツはコイツ。「オカモト 骨盤ベルト 天然ゴム」君。
メッシュタイプの素材や腹帯みたいなもの、とび職の方たちが使いそうなものまで試してきましたが、伸び縮みしてくれる快適なつけ心地、動いてもずれない安定感、腰が守られている感はピカイチ。がっつりとした腰回りになるので、着る服は選びますが、そもそもタイトなシルエットの服を着るわけでもなし(笑)。安全第一でしょう。
私ときたら、お風呂の椅子(骨折した時に購入)は先輩のお母様とおそろい。腰痛ベルト(すでに3代目)は、先輩のお父様とおそろい。ちょっと生き急いでる感半端ない。いや、年相応か。
リモートワークが続いているみなさん。腰に不安がある方もない方も、しばらく、危険を伴う動作には注意が必要です。私たちは、コロナ禍で、思った以上に体を使わない1年を過ごしています。重ための野菜を買う日(天の声・欲張るな)、大量の洗濯物を干す日(溜めすぎるな)。風呂掃除の前屈(ちゃんとしゃがめ)。油断禁物。
今の私の合言葉。うがい・手洗い・腰痛ベルト。気をつけていきましょう!