コロナ自粛の悩み、ナンバーワンといってもいい「運動不足」。私もしっかりコロナ太りしたクチです。運動不足ってテキメンに体に出る、と文字通り身をもって知りました。…知りたくなかった(涙)。
かといって、ハードな運動を始めるのには抵抗がある…そんな方は、ぜひこの本を手に取ってみてください!
「世界一のんびりなヨガの絵本」
(K&M企画室刊・1650円(税込))
です。
著者はヨガインストラクターのMARIE(まりえ)さん。この絵本の挿絵も彼女が描いたもの。わー、才能があるんだなぁ、どれどれどんな人だろう…とチェックして、1987年生まれと判明。なんだ、まだ30代前半、お若いお若い。しょせん私たち更年期世代のツラさなんて理解できないわよ、と思っていたのですが…
本を開くと、いきなりこんな脱力系4コママンガが!
ええー、なんだ、カワいい!ヨガのレッスン本とは思えないユルさです。そもそも15cm×15cmほどのコンパクトな本(MyAgeの半分以下の大きさ)、ページの作り方もゆったりしています。
MARIEさんは最初から、こう書いています。
「のんびりコツコツマイペース。心と体をゆっくり癒やしましょう」
難しく考えずに、日常の中にヨガを。暮らしの中にヨガを組みこめれば最強。オフィスの休憩時間、自宅のリビングやダイニングで、体を動かしてみる。そんなコンセプトのもと、紹介されているのは22のポーズ。そのトップバッターはこちら。
ユルい…ユルすぎないか!?これならすぐにできますし、何なら日頃、無意識にやっている動作とも言えます。こんなんでいいの!?無精で運動嫌いの私でも、ずいぶん低いハードルです。「何もしたくない日は、これだけでOK」というのも、ありがたい。
こんな感じでゆったりとポーズが並んでいきます。もちろん、“ヨガらしい”ポーズも登場。
1冊を通じて感じられるのが、のんびりしたヒーリング感。MARIEさんが優しく寄り添ってくれる感じというのでしょうか。レトロ調のイラストもおしゃれで、ページをめくるだけで楽しい。気に入ったポーズがあったら、トライしてみても。
コロナの影響で、イライラやユーウツはどうしても増えてしまったし、まだまだ先の見えない閉塞感で気持ちが暗くなることもありますよね。そんなときはこの絵本のユルーい感じに触れると、ちょっとでもニッコリできそうです。MARIEさんの言う“のんびりコツコツマイペース”を忘れずに、思い通りにならない毎日でも、大事に過ごしていきたいものですね。
*中ベージの紹介は版元の許可を得ています。
MARIEさん公式インスタグラム @marie_non_kotsu_healing