かーやです。前編に書いたようなご縁で『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2022』制作の合間に、水晶玉子先生と大人気コミックの原画展「キングダム展ー信ー」(上野の森美術館で7月25日まで開催。※要入場予約)に行くことに!
いざ、上野の森美術館「キングダム展ー信ー」へ!!
そんなわけで来ました! 上野の森。梅雨時、水分をたっぷり吸った樹々の緑が美しい。
かーや「そういえば、以前、先生のパワースポットは?と聞いたら上野って答えてましたよね」
玉子「そうよ、大好きなパンダのシャンシャン一家もいるし(その後、双子も誕生♡)、大好きなバレエの公演や美術展を味わえる場所、私にとって上野は元気がでるパワースポットなの。ほら、上野東照宮のパンダ守り。いつも持っているのよ」
かーや「なるほど。たしかに好きなもの全部、集中してますね」
玉子「それだけじゃないのよ。上野は、江戸にとっての鬼門(きもん)・北東にあるでしょう。だから徳川幕府はここに寛永寺を作って江戸の守りとしたのよ」
かーや「なんと! 江戸を守る重要な場所なんですね」
玉子「時代が変わっても、このコロナ禍で、東京オリンピックを無事おこなうなら、ここは大事な守りの場所だと思うわ。そこで天下統一のために戦い続ける『キングダム』の展覧会があるのも、なにか意味を感じるわね」
かーや「確かに…。福岡会場も福岡市美術館。お城だったあたりですしね。キングダムっぼいです」( 福岡会場は8/3~9/26で開催予定)
入場前。洋服の柄が漫画と一体化している?玉子先生。
では、さっそく会場へ!!
圧倒的な迫力!! 一気に『キングダム』の世界へワープ!!
展示会場には見上げてしまうほどの巨大パネルと書き下ろしも含む生原画の数々…!!
作者・原 泰久先生自らが、キングダムの物語を体感しながら読んでもらえて、本とは違った興奮と感動が伝わるようにと考えて構成した空間なのだそう。
ワァァァァ・・・!! デカっ!! 大将軍・王騎(おうき)と出会う主人公・信。
ココココ・・・。吹き出しもデカくて可愛い。
ゴゴゴゴゴ・・・・・!! ぐるりと取り囲まれ、自分が戦場に紛れ込んだかのような気分になってしまう。
オオオオオ・・・・・!! これは第64話の原画。一人一人が細かく描かれています。
こんな戦いを俯瞰するシーンが大好き。どうすればいい? 次の一手、だれがどう動く?と信の気持ちになって考えてしまう。
とにかく大迫力!! そして小さい原画も大きいパネルも力強いパワーを発しているのです。
そして、信が生き抜いていく、パワーの源がわかるコーナーも。人は誰しも一人では生きていけない。
コミック44巻表紙のカラー原画。喜びにあふれ、未来へと向かう飛信隊の仲間たち。見ているだけて気持ちが明るくなる!
空間から空間へ。静かにゆっくり進んで、キングダムの世界を堪能した私たち。
その後、キングダム展グッズを大量にゲット(天下の将軍カレーとか、王騎の湯ローズバスソルトとか、羌瘣(きょうかい)の扇子とか、ファイルやステッカーセットとかとかとか…)。
会場から出たあと、上野の森で「ふ~っ」と深呼吸。
原画に込めた想いに感動。 勇気と元気をもらえた!!
玉子「なんだか、凄い迫力だったわね。 巨大なパネルになっていた登場人物たち、そして一つ一つの原画のパワーに圧倒されたわ」
かーや「先生もですか、私もです。原画パワーでなんだかカラダごと、その場面にワープ!! 自分もそこにいて人々の怒号や地響きが聞きこえてくるような感じ」
玉子「登場人物たちの強い気持ち、涙、息づかい、血の匂いまでが伝わってくる…。すべては1コマ1コマ、描く線の1本1本に込められた原先生の想いの強さなんでしょうね。素晴らしいわ」
かーや「本当に。凄いですよね~♡」
二人して、ため息をつきながら、空を見上げる…。
かーや「ハッ。玉子先生、ぼーっとしている場合じゃないですよ。「水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦」シリーズの読者に向けて、2022年を乗り切るための優しくも強いメッセージを一文字一文字に込めて書いてください! 私も全力でついていきます!! 」
玉子「そうだったわ。私には私の役割があるわね。本を手にしてくださった人たちの心に届くメッセージを、精一杯の想いを込めて明日から書くわ!!」
二人、上野の森の空に向かって誓うのだった―。
そんなわけでパワー充填。キングダム展で購入した雄々しく戦う信が胸にいるTシャツ、王・嬴政のマスクをつけて。これで守りはバッチリ!
「開運暦2022」作りの夏を、玉子先生と戦い抜きますっ!!