編集部にある個人キャビネットの片づけをしました。
勤続年数も30年を超えるといろいろな荷物がたまるもの。その中に「なんでこれ持ってるんだっけ?」というものがたまにあります。
今回はこれ、『メンズノンノ2000年1月号』。
当時、確かにメンズノンノ編集部で仕事をしていたけれど「私、中田英寿ファンだっけ?」と思いながらページをペラペラしてやっと気づきました。
保存理由はこちら!
「メンズノンノ・オリジナル 昆虫占い」。
よく見ると細い書体で「占い 水晶玉子」とあります。
そう、いまを時めく開運のカリスマ、水晶玉子先生です!
(※「メンズノンノ」の本誌ページは、編集部に許可を取り、掲載しています)
時は1999年末。2000年を目前に『メンズノンノ1月号』で、女性誌がこぞってやっている年末の占い特集をやろう! ということになり、毎月の占いを担当してくれていた(今も連載継続中)水晶玉子先生に依頼したのでした。
男性ファッション誌だから役に立ちつつ、面白く! と先生にお願いしたところ、占いの結果を男子を虫に例えて説明。相性は女子を花に例えて紹介しようと!
ゼロからのスタートでしたが、アイディア豊富、茶目っ気たっぷりな玉子先生の手にかかり、昆虫の性質と人間男子の性格を上手く重ね合わせ、さらに昆虫の恋愛傾向、花に例えた彼女の性格と好きな男子(いや、ここは昆虫)のタイプが分かる相性編も載せて、10ページの特集ながら盛りだくさんの仕上がりになりました。さすが玉子先生。
実際好評で、なんと年が明けたらこの占いで本を作って春に出せ! と指令が飛んできました。これには玉子先生も私もびっくり!
10ページの特集を、文庫本とはいえ100ページ以上の本にするのはどれだけ書けばいいのだろう・・と。
でも玉子先生が火事場のバカ力(失礼か・・)を発揮して傑作となる一冊を頑張って書き下ろしてくれました。
もう終わりの頃は二人とも口もきけないほどフラフラ。
最終校了の日は徹夜になると分かっていたので、先生をうちの実家にお連れし、母に合間にごはんを出してもらいながら寝ないで原稿を確認して印刷所に戻したのは懐かしい思い出です。
でも頑張った甲斐があり、なんと当時10万部のヒットに。
さらに台湾からラブコールがあり、台湾版も出版されるといううれしいオマケがつきました。
最近は『メンズノンノ』で「呪術廻戦占い」「鬼滅の刃占い」「キングダム占い」と人気コミックスとコラボしたオリジナル占いを編み出して話題の玉子先生。その片鱗は当時から確かにありました。
そこから20年。昨年人事異動があり、再びの玉子先生とのお仕事が復活。6年めを迎える『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』の担当になりました。
オリエンタル占星術の365日カレンダーは、雑誌で展開していた20年前からのファンなので、いち早く翌年の流れをキャッチできるのはうれしいこと! でもそれとは別になんと過酷な職場に来てしまったのだろうというのも正直な気持ちでした。
西洋占星術だって四柱推命だって基本12パターンなのに、オリエンタル占星術のパターンはその倍以上の27!
書く原稿の量が半端ないので、毎年夏には玉子先生も担当編集者も24時間これにかかりっきりになるのをよく分かっていたので。
でも本ができるとその苦労を忘れてしまうと、かーや先輩。
いやいや忘れないと翌年また作ろうと思えなくなるから、無理に記憶を飛ばしているのでは⁈
まるで出産と一緒!
そんな難産必至の『オリエンタル占星術 開運暦2023』の執筆が現在絶賛進行中。
2023年はもっと読みやすくプチリニューアルをしています。
一読者としても楽しみ。こんなことを言えるのもまだ3月だからというのは分かっていますが・・。
とりあえず進化する『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』。
こうご期待です!