六本木ミッドタウンにある、ザ・リッツ・カールトン東京。
46階にザ・リッツ・カールトン スパ 東京があるけれど、スパ好きでありながら、なぜか行ったことがなかったこちら。
この夏から、資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」の最高峰ライン「シナクティフ」を使用した新たな2種類のスパメニュー「シナクティフ ボディ&フェイシャル」が始まったと聞き、実はクレ・ド・ポー ボーテ好き、しかもまだシナクティフを試せてなかった身としては、これは気になる、と聞いてみると。
このホテルスパのためだけに考案されたメニューで、一から研修、足先から背中、デコルテ、フェイシャルまで、全身のリンパの流れに沿ったオールハンドのトリートメントとのこと。ハリのある肌と、姿勢まですっきりしたボディへと整えていくというのでワクワク期待も高まります。
従来のメニューだと、ボディとフェイシャルのメニューを一度に受ける場合、長時間が必要だったけれど、それが短縮されたそう。
コロナ中、たまに都内のホテルに泊まって気分転換するのもいいなと思っていたけれど、最近、宿泊価格も高騰、行きにくくなっていた折。ここならかなり前からスパに行って、ゆったりホットバスやサウナでリラックスしてトリートメントを受けたら、半日楽しめるかも! と泊まる代わりに、スパで思い切りリラックス、全身調子よくしてしまおう! と、体験してみることに。
ホテルの車寄せ側から入ると、六本木の真ん中とは思えない、喧騒から隔絶された落ち着いた雰囲気なのがいい感じ。
案内を受けてエレベーターを乗り継いでいくと、気分が上がって行きます。
レセプションに着きました。
「ザ・リッツ・カールトン スパ 東京」は占有フロア2,000平方メートルの広さ。入るとコスメがずらり。大人のラグジュアリー感に満ちています。
ハーブティをいただきながら、カルテに記入。
スパ内をご案内いただいて、ドレッシングルームへ。
ドレッシングルーム以外にも広いパウダールームが。
トリートメントルームは9つ、満室にはしていないうえに、時間をずらしたりしているので、混みようがありません。
ちなみに、2ベッドでトリートメントを受けられる100平方メートルのスパスイートもあり。
(撮影不可ゾーンは写真をお借りしたり、特別に撮影しています)
ふかふかのバスローブで向かうは、ホットバス。
この時はどなたもいらっしゃらず、ひとりでリラックス。
眺めのいいフロアで、ふにゃふにゃに。
次に、おひとり入られていたサウナに、入れ違いでイン。
広い。寝転んでものびのび。誰もいないと軽いストレッチもできちゃいます。
水風呂もゆったり。もうひとつのスチームサウナと交互に、水風呂タイムを入れながら入ります。デッキチェアで休んでいる人も。
これはリラックスできますよねー!
まめにバスタオルを変えて、床を拭いてくださるケアも万全。
ザ・リッツ・カールトンのアルミボトルの水を飲みながら、ゆっくり汗を出します。
このボトルから飲むお水は、やけにおいしいんですよね。
いよいよ、トリートメントです!
今回受けたのは「シナクティフ ラディアント ボディ&フェイシャル」。バスト・腹部以外の全身トリートメント・フェイシャル・頭皮のケアです。
60分間のオールハンドによるボディトリートメント+75分間のフェイシャル。
先進サイエンスを結集したクレ・ド・ポー ボーテの最高峰クリームとマスクで、澄み渡るクリアな肌・なめらかな質感・輝く肌へと導くとのこと。
特にこのクリームは、通常のクリームより小さな乳化粒子をつくることで、心地よい使用性となじみのよさを同時に実現した独自の乳化製法を用いているということと、従来のクリームより乳化に必要な成分を大幅に減らすことを可能にしたというので、とても注目していた製品。
シナクティフの「浄化をスタートとするミニマムな美容ステップでスキンケアを極め、鮮明な顔立ちの印象へ導く」というコンセプトにも惹かれます。
「こくがありながらもみずみずしく、溶けるように角層まで浸透するので、楽しみにしていてください」
というわけで、スタート!
ボディは、最初軽いタッチだと思ったのですが、すうっと引き込まれるように、一旦、落ちました。気づくと長めのストロークとの組み合わせで、胸も開き、コリが和らぎ、呼吸が楽になっていました。
そしてフェイシャル。
世界的に最も権威のあるバラのコンクールで金賞・ベストフレグランス賞を受賞した「シナクティフローズ」の香り~!
コスメの香りはかなり苦手、特にバラの香りは、人工的に感じると、違和感が半端ないのですが、この品のいい香りは、気持ちを穏やかにしてくれます。
終わると、リラックスルームへ。このほの暗さに、ますます副交感神経が優位になっていきます。
お茶とオリジナルのチョコレートが運ばれてきました。
他にも、デトックスウォーターや、ナッツ、フルーツなども常備されています。
またここでゆっくりしたくなってしまいます。
改めて鏡を見ると、目が見開き、肌のハリ感がアップした感じ。
毎朝快腸なのに、なんとトイレに行ってしまいました。
中からも外からもすっきりして、軽くなった感じ、かなりの快感でした。むくんでいたふくらはぎ含め、全身きゅっと締まった印象。
これ、トリートメント前に、かなり体を温めてリラックスしたことも、より効果実感に繋がったと思われます。
スパとしても、トリートメント技術も、これまでに「スパ クリスタルアワード2018」の「日本のトップスパ」や、「ワールド スパ アワード」の「日本のベストホテルスパ 2017」を受賞しただけある、と納得しました。こちらのフット&ハンドケアもとても評判いいので、ここにも今度来たい! と思いました。
今回受けたのは、
シナクティフ ラディアント ボディ&フェイシャル(135分)¥89,320(税サ込)
ちなみにオプションには、
シナクティフ アイケア&マスク(10分)¥12,760(税サ込)
あともう1コース、
シナクティフ リフトアンドグロウ ボディ&フェイシャル(150分)¥108,460(税サ込)もあり。違いは、105分間にわたるフェイシャルトリートメント。石膏マスクを使用。
ここにゆっくりいると、半日以上楽しめます。
辛くてくたくたになったときは、たまにはリラックスしまくって、ピカピカになって整うのも大切。こんな豪華なホテルスパで元気になれる体験をすると、ホテルでお泊り旅をしたのと同じ様な充実した感覚になれた気がします!
10:00~20:45(最終受付)