表参道の小道沿いに2024年春、あの人の密やかなショコラメゾン誕生!
ワタクシ、お酒で糖質をとりがちなので、おやつは極力タンパク質にしているのですが、ショコラは好きなのです。
食べたくなるとカカオ70%以上のものを買ってみたり。
で、新しいブランドが上陸したりすると、買いに行ってみたりも。
そんなある日、フレンチシェフの巨匠ジョエル・ロブションを父に持つルイ・ロブションさんが、「フレンチのフルコース仕立てのガストロノミックなショコラセットを完成させました」という報告が。
3月31日にオープンしたてのショップは、表参道のAOビルの裏あたり。ちょっと気になる!
『Éclat de Chocolat Louis Robuchon』は、「かつてないショコラの新たな可能性を届けたい」というルイ・ロブションの思いから始まったそう。
店舗では併設のギャラリーでイートインも可能。カフェメニューとしてコーヒーや紅茶(⼋⼥茶)などのドリンクと楽しめる! 気になるショコラを買って、お茶とともに食べてみてから何をテイクアウトるするか、決めてもいいかも?
日本・福岡と、フランス・パリで育ったルイさんだけに、「日仏両国のエスプリを感じられる、今までにないショコラ」にしたとのこと。さてさて、どんなでしょ?
王道ショコラはもちろん、日本各地を巡って厳選した和素材をベースにした、伊豆本わさびなどのショコラも興味深い!
八女伝統本玉露と喜界島純黒糖、大分有機かぼすは、ル・ジャポンという、厳選和素材のセット。
父親のジョエル・ロブションの影響で世界各地の食材や名産品を食べて、食のセンスも培ってきたルイさん。
そのアイデンティティが詰まったラインナップは、名だたるハイブランドのバレンタインギフトにも採用されたり、2024年2月の伊勢丹新宿店の催事では、全種類のショコラが完売したりと、注目されてもいます。
フレンチのフルコース仕立てのショコラセット?!
そんな中、4月半ばにフレンチのコース料理を食べているかのような“ガストロノミック”なショコラがいよいよお店に届く、というので行ってみました。
エクラ ドゥ ショコラ ❝ラ・ガストロノミー❞は、今までショコラには使われていなかった素材のコース仕立てのセット。
フランス料理の技法やエッセンスも加えたショコラなんですね。
アミューズに、白トリュフにコンテチーズ。
前菜に、イベリコ豚の生ハムのプラリネ
メインに、フォアグラのロッシーニ仕立て
デセールに、クレーム・ブリュレ
せっかくなので、割ってみました。
左上が白トリュフとコンテ。コンテの塩気とクリーミーなホワイトチョコレートに白トリュフが香ります。
右上のイベリコ・ベジョータは、生ハムのプラリネのつぶつぶが見えていて、これが口の中で食感のアクセントになって面白い!
左下が、ジョエル・ロブションのスペシャリテ、牛ヒレ肉とフォアグラのロッシーニ風をショコラで表現したもの。ビターなショコラを牛肉に見立て、フォアグラと、ソースとしてヴィンテージポートを。ビターさ、コクとまろやかさが相まって、旨味が広がる一品。
右下、クレームブリュレは、上がキャラメルガナッシュの層、下がタヒチ産のバニラ、卵のリキュールとホワイトチョコレート。
キャラメルとバニラと卵の香りが濃く、でも優しいミルキーさに仕上がっていました。
経験したことのない味わい、これはプレゼントにしたら驚かれそう!
このシリーズにするか、日本の厳選素材にするか?
両方試したくなりますね!!
Éclat de Chocolat Louis Robuchon(エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブション)