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〝20代に戻れるとしたら、今一番したいことは?〟(読者の声を集めた「隣の50歳」㉗)

ギリコ

ギリコ

築地界隈に暮らして10数年。市場が豊洲へ移転し、どんどん風景が変わっています。水産会社や仲卸業者のビルはマンションに建て替えられ、市場で働いている人たち御用達だった昔ながらの飲食店はオシャレなカフェやレストランに。小さな路地をあてどもなく散歩するたび、新しい発見があります。

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こんにちは、ギリコです!

OurAge読者の声を集めた連載「隣の50歳」

 

今回きいてみたのは「20代に戻れるとしたら、今一番したいことは?」です。

 

「バイキングに行く。今は若い頃ほど量が食べられなくなり、食べ放題に行くことがなくなったので」、「当時付き合っていたカレを離さない」、「ミスコンなどに出場してみたい」、「親孝行。もっと親を大事にしてあげればよかった。20代に戻れるのなら、親が喜んでくれることをしてあげたい」、「一人暮らしや一人旅。あと一人でバーで飲むなんてこともしてみたい」、「徹夜で遊ぶ。今は体力もなくなり家族もいるためできないので」、「20代の綺麗な自分をプロのカメラマンに撮影してもらい、記念に残す」、「バブルを謳歌したい。自分が20代の頃はバブルで周りのみんなは楽しんでいたのに、私だけ仕事が忙しく楽しむことができなかったから」などいろいろな声が寄せられましたよ。

 

さぁ、それでは結果発表です。

気になる結果はいかに!

 

じゃじゃ~~んッ

1位「勉強(資格取得、留学を含む)」

315票

「勉強を頑張る。脳の働きも今とは全然違うだろうし。特に英語をきちんと学んでおけばよかった」(46歳・専業主婦)、「大学に行き直し、勉強したい。今だからわかる、探求することの必要性。20代に戻り、今はしたくてもできない勉強を思う存分したい」(48歳・その他)、「将来のために英語や資格取得の勉強をしたい。一人でも十分生きていけるようなスキルを身につけて、老後の心配をしなくてもすむように」(55歳・パート・アルバイト)、「勉強です。もっと勉強して医者になり、父の病気を直してあげたい」(56歳・専業主婦)、「20代に戻れるのなら当時希望していたデザインの勉強がしたい。親から反対されて諦め、どうにでもなれと適当な学生時代を過ごしてしまった。あの頃の自分が目標を貫く意志を持ち、努力していたらと悔やんでいます」(50歳・専業主婦)、「大学でしっかり勉強し、今とは違う仕事をし、夫以外の人と結婚する」(41歳・パート・アルバイト)

 

勉強と答えた方の中でも一番多かったのは「英語(英会話)の勉強をする」でした。

「英語がペラペラにしゃべれるようになるまで勉強したい。そして海外、とくにヨーロッパを巡り、美しい景色や建築物を見たい。そして素敵なカレを見つけて国際結婚!」(42歳・その他)、「英会話を習得し海外に行きたい。日本だけの考え方や世界観だけではなく、もっと外の世界を見たい」(53歳・会社員)、「英語などの語学習得。20代は働くのに必死で勉強どころではなかった。日常会話ができる程度に英会話を身につけたかった。今からでも学習したいところだが、40代も後半になると物覚えも要領も悪くなり、大変です」(46歳・会社員)

 

2位「旅行」

244票

「海外旅行や山登りをしたいです。行動力のある若い頃にしかできない旅行がしたいです」(54歳・専業主婦)、「世界一周旅行がしたい。そして旅行中に撮った写真で写真集を出したい」(44歳・会社員)、「海外旅行。それもバックパッカーのような若い頃じゃないとできない旅行」(59歳・自由業)、「世界中を巡り、いろいろな人と出会っていっぱい刺激を受け、本当の自分を解放したい。若い頃は仕事もあり、周りの目を気にして観光旅行しかできなかったので」(不明)、「車で一人旅に出てみたいです。綺麗な景色を見て、その土地のおいしいものを食べ、いろいろな方と話をしてみたい。ひとりだから時間を気にせず、自分のペースで行動できる。今は体力的に自信がないので、20代の元気があるときにやりたいことです」(不明)、「国内、海外を旅行したい。20代だからこその好奇心と行動力を生かし、旅で見聞を広め、視野を広くし精神力を鍛えたい」(59歳・会社員)

 

ただ単に旅行するのではなく〝自分を成長させてくれる旅〟や〝体力、行動力、好奇心があった20代のときにしかできない旅がしたい〟という内容のコメントが多かったです。

 

そんなみなさんのコメントを読んでいて、そういえば自分も20代の頃、ひとり海外でバックパッカーをしたなぁと懐かしく思い出したギリコです。その日の宿は行き当たりばったり、時刻表を手にローカル電車やバスを乗り継いでアイルランドの最果ての島を目指したり……確かにあれは、50歳をこえた今となってはとてもできない旅でした。

 

 

3位「恋愛」

207票

「恋愛をたくさんしたい。それも相手に合わせるばかりの恋愛ではなく、お互いが対等な恋愛」(49歳・専業主婦)、「自分を磨いて、20代のときに付き合っていた人と再び大恋愛したい」(44歳・専業主婦)、「いろんな恋がしたい。20代のころは同じ相手とずっと付き合っていたので、あの頃にもっと冒険をしてもよかったのではと思うから」(46歳・会社員)、「恋愛のやり直し。20代半ばのときにしたあの恋の相手と結婚しておけば……」(46歳・専業主婦)、「恋愛。私は22歳で結婚してしまったので、もっといろいろな経験をしたい」(52歳・会社員)、「仕事に忙殺されて恋愛どころじゃなかった私の20代。もし戻れるなら思いっきり恋愛がしたい」(50歳・会社員)、「恋愛。男の人に告白するということをやってみたい」(52歳・パート・アルバイト)

 

 

4位「バリバリ働く、仕事を続ける

108票

「私は結婚が早かったので、違う人生を送りたい。結婚しても続けられるような仕事の資格を取って、キャリアウーマンになってバリバリ働く」(58歳・会社員)、「定年まで勤められる仕事を得て、キャリアを積んでみたい」(52歳・パート・アルバイト)、「結婚で看護師のキャリアを中断してしまったので、結婚をしないということを選んでみたい。そして看護師という仕事を全うしたい」(61歳・専業主婦)、「就職活動をやり直し、長く働ける会社の正社員になる。キャリアを積んで、責任ある仕事を任され、経済的に自立した生活を送れるようにする」(57歳・その他)、「ひとつの仕事にしっかり向き合ってみたい。20代のときはメンタルが弱くて、仕事が続かなく職を転々。キャリアを積まないまま結婚し、育児をしています。あのとき歯を食いしばってひとつの仕事を続けていたら、何かを得ることができただろうと思うので」(45歳・専業主婦)、「20代に戻れるとしたら、仕事を続けたい。結婚を機に仕事を辞め、それからは子育てに追われ、家庭にいる時間が多い人生でした。もし仕事を続けていたら、どのような人生になっていただろう。経済的な面はもちろん、社会人としてのスキルや交友関係の広さなど、今とは違うものになっていたかもしれません」(60歳・パート・アルバイト)

 

5位「結婚する」

73票

「結婚です。運命の人と出会い、結婚し、その人の子を産みたい」(56歳・自営業)、「結婚。情熱に任せるのではなく、冷静に相手を選んだ結婚」(47歳・専業主婦)、「大好きだったカレが他の女性と結婚するのをストップさせ、私と結婚してもらう」(49歳・会社員)、「結婚。今の夫以外の人と」(51歳・自由業)、「恋愛結婚がしたい。お見合いし、なんとなく結婚してしまったので」(60歳・専業主婦)

 

結婚というコメントについては「夫以外の人と結婚する」という回答が目立ちました。

 

 

6位「ファッションやメイクを楽しむ、容姿を磨く」

99票

「もっと美容にお金をかけ、容姿を磨く」(40歳・会社員)、「痩せてファッションを楽しむ」(45歳・専業主婦)、「オシャレをする。今どきのメイクやファッションを楽しむ」(48歳・会社員)、「スキンケア、ボディケア、ヘアケアをやり直し、美の土台づくりに時間をつかう」(47歳・会社員)、「バストケアです。ヒップはトレーニングすれば何とかなりますが、垂れたバストは元に戻らないので後悔しています」(45歳・会社員)、「美容に気をつかう。体型やシミなどで、今とても苦労しているので。もっと自分を大事にしなよって20代の自分に言いたい」(54歳・パート・アルバイト)、「肌やボディの手入れ。手抜きせずちゃんとやる。20代の頃はシミやしわもなく、ちょっとお手入れをさぼってもファンデーションのノリが悪くなるなんてことはなかった。今思うととんでない自信です。そのつけが今降りかかっています。20代のときからのお手入れは本当に大事なんだと実感しています」(51歳・専業主婦)、「ミニスカートをはきたい!あとギャルファッションやロリータファッションなど、若いときしかできないファッションも体験してみたい」(47歳・パート・アルバイト)

 

 

ちなみに7位は6位とわずか9票差の90票で「体力づくりやスポーツを楽しむ」でした。

 

最後にギリコがとても共感したコメントをご紹介します。

「もし20代に戻れるとしたら、生きることとは何かを教えてくれるような本を読んだり、美容に努力したり、生活を慈しむことを覚えたり、精神力や体力をつけるためお寺や道場のようなところでの生活を経験してみたい。無頓着に生きていた20代。戻れるとしたらもっと自分を理解してあげ、自分に磨きをかけ、自分で決断したかった」(62歳・その他)

 

わかる、、、、

わかるなぁ。

 

「〝人生、100年〟といわれるこの時代、今からでも遅くはないと自分に言い聞かせ、ご自身の心に沿った何かにトライしてほしい!」とエールを送ったギリコです。

 

さぁ、あと少しで2021年が始まります。

この一年、コロナによる不安や不便がたくさんあった中、家庭や職場で頑張ってきたみなさん。

どうぞ「よく頑張った!」と自分をたくさん褒めてあげてくださいね。

そして元気に新年を迎えてくださいね。

 

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