この夏は遊び過ぎました。8月頭から中旬まで息子のいるサンフランシスコ、そしてモントレーへ。帰って軽井沢、すぐに親族恒例ハワイ旅行。帰国したのは9月始めでした。そのツケは今来ています。
長く料理をしなかったので腕は落ち、作るのがめちゃめちゃ億劫です。またホテル生活でしたので、もとから苦手な掃除が更に嫌いになり、現実生活に全くアジャスト出来ません。
そんな中、所属する青山学院大学ジェロントロジー研究所主催の勉強会が開催されたので、自分を奮い立たせ、参加してきました。
今回は「難聴」についてです。年齢を重ねると高い音が聞き取りにくくなるという事は知っていましたが、初めてそれをVR(バーチャルリアリティー)で私自身が体験することが出来ました。目をレンズ状の機械で覆い、ヘッドホンをつけます。すると突如目の前に3次元の世界が出現するのです。
レストランでウエイトレスが私に注文を取ろうとしているという設定です。若くて可愛いウエイトレスが私に言葉を発しますが全く聞き取れません。難聴のレベル設定が軽度にもかかわらずです。私も含めVRを経験した全員が全く聞こえないので、機械が壊れていると思うそうです。聴力のグラフ上では軽度、中度、重度の差は明らかにあるにもかかわらず全部が全く聞こえないのです。驚きました。
私の母は若い頃に中耳炎を煩い、以来耳の通気が悪く、亡くなるまで親族の耳鼻咽喉科に通っていました。晩年は補聴器も使っていましたが、ハウリングなどで聴力は上がっても気分が悪くなる事も多く、常時使用はしていませんでした。
母が亡くなって13年、久しぶりに見た補聴器の進化に目を見張りました。
かつては正面にいる一人の声以外は背景音として抑えられ、非常に不自然な音の増幅が行われていましたが、今や360度の広がりのあるパノラマの音が届けられています。また機械も本当に小さく、耳に入れる所は直径5mmくらい、線も針金のように細く、髪の毛で補聴器の存在を隠す必要もありません。両耳の補聴器がブルートゥースで繋がれていて、お互いがバランスを取り合い、ハウリングを起こす事もありません。
ただしこれは最高級タイプ、一個50万円、5年くらいでの買い替え、もちろん保険は効きません。そして片耳つけるよりも両耳着けた方が効果的です。
難聴の程度がひどい方は廉価版のみ保険適用になるそうです。しかし品質の差は歴然!
思いました〜!質の高い老後には本当にお金が必要だと。
目も遠近両方見える眼内レンズは片方、数十万円、歯もセラミックやインプラントなどですぐ車が一台買える値段になると聞きます。
耳や目は情報収集器官。難聴で耳から、白内障で目から情報が入りにくくなると認知症のリスクが高まります。歯も脳を刺激し、栄養を運びますから大事です。
とにかく皆様、お金要りそうです〜〜。
OurAgeで未病対策万全にしないと….
P.S
10月5日(土)20:00より 広尾明治屋2F OTO-YA
毎年恒例 The Fujiyama Sisters ショー を開催。
何と飲み放題で3,000円というサービスプライス
気持ちの良い秋の夜にお気軽にいらしてくださいませ。
お問い合わせ先
磯野不動産 03−3446−7611