前回ご報告した10月3日広尾明治屋での新生「The Fujiyama Sisters」のデビューショーはお蔭様をもちまして、最多動員数という輝かしい記録を打ち立てて大成功のうちに終えることが出来ました。
吹き抜けのオープンスペースの会場では参加者はマスク、Stageと客席との距離、お客様同士の距離に配慮。フリードリンクながら「飲んだら、すぐマスク」というマナーを徹底するという皆様の大いなるご協力の元、制限はあるけれど、華やかで楽しい雰囲気は壊さないというフジヤマのミッションを貫くことが出来ました。
フジヤマの新メンバーの優子さんは元大使夫人です。今回は彼女の友人ということで特別なセキュリティーなしに「パレスチナ大使夫妻」「オマーン大使夫人」「エストニア大使夫人」「元国連日本大使夫妻」が参加してくださり、インターナショナルな雰囲気が盛り上がりました。またもう一人の新メンバー、ナオミさんはJazzシンガーとしても活躍するバリバリの現役。流石の歌唱力とステージングでデビューショーながらフジヤマのパフォーマンスの質をぐっと上げてくれました。
会場にはフジヤマの旧メンバー二人もお祝いに駆けつけてくれとても嬉しかったし、ステージで新旧5人が一緒に歌った時は思わず「ウルッ」ときました。常に前を見ることの出来る大人って素敵です!
2013年富士山が世界遺産に認定された年にスタートした「The Fujiyama Sisters」。「女性はいくつになっても①エレガントで②楽しくて③クリエイティブな存在」をミッションとして活動してきました。人前で歌った経験がほとんどなかった私が歌の上手い2人に導かれながら7年後のクリスマスには「東京2、名古屋、京都、福岡」と計5回のクリスマスディナーツアーを全て満席でやり切る事が出来ました。「平成の奇跡」とまで言われました。でもグループにはつきものですが「歌の方向性、年齢による体力への不安」がだんだん出てきて、旧フジヤマは2019年末で解散という事を2019年初頭に決めました。決して啀み合ってではありません。そして最終的に最も音楽経験のない私が一人残されました。でも私はフジヤマを終わりにしようとは全く思いませんでした。なぜなら「女性はいくつになってもエレガントで楽しくてクリエイティブな存在」というミッションは「世界一の高齢社会の日本にとってとても大切なことだ」という信念がエイジングスペシャリストとしてあったからです。「正しい事を目指すのだから、必ず素敵な新フジヤマを作れる」という確信が私にはありました。そして多くの女性に会いました。でも人選は困難を極めました。にも関わらず私には「必ず神様が合わせてくださる」という根拠のない自信がありました。そして2020年初頭、とうとう2人が決定したのです。
さあこれからバッチリ練習開始という矢先のコロナ。練習もままなりません。
でも限られた中で、与えられた中で努力を重ねていく。そんな時のほうがそれぞれの人柄がハッキリ見えて、短時間でお互いを理解する良いチャンスと捉える事もできました。
私はこの10月7日で64歳、来年は分類でいうと「高齢者」になります。これからも小さな努力積み重ねながら「陽のエネルギーを皆様にお伝えする活動」を続けたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。