見てきました〜、集英社が誇る「週刊少年ジャンプ」の大ヒット漫画連載「鬼滅の刃」、その映画、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編です。
今やコラボ商品が次々と話題になり「鬼滅旋風」と呼ばれる社会現象に。
時代にしがみつくマダムとしては要チェックな作品です。
しかし目の前で繰り広げられる「凄まじい戦い」の連続にマダムは少し疲れました〜。
この作品、ご存知の方も多いと思いますが、大正期、主人公の少年が鬼に一家を惨殺され、唯一生き残った妹も鬼にされます。その妹を人間に戻すために鬼を撲滅する「鬼滅隊」に入り、技と人間性を成長させていくというストーリー。
まず驚いたのがとにかく登場人物の名前が複雑で漢字が難しい事でした。
原作者が 吾峠呼世晴さん、(ごとうげ こよはる)
主人公の少年が 竈門炭治郎(かまど たんじろう)
妹が 竈門禰豆子(かまど ねずこ)※
炭治郎の仲間1 我妻善逸(あがつま ぜんいつ)
炭治郎の仲間2 嘴平伊之助(はしびら いのすけ)
今回の上司が 煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)
映画の悪役1 魘夢(えんむ) ジョーカーを連想させます。
映画の悪役2 猗窩座(あかざ)
この漫画は2016年から今年5月まで「週刊少年ジャンプ」に連載されていましたが、読者は小学生から大人まで。すべての漢字にルビがつけられているので、記憶力のいい子供たちはすぐに漢字を覚えてしまったことでしょう。私は無理でした。
「鬼滅の刄」の人気に火がつき始めたのが2019年4月のTVアニメ化からだそうで、今回の映画化で一気に社会現象になり、私の様な人間も見にいくほどに。
漫画は全く見ていないので、映画館にいく前に中田敦彦さんのYouTube大学で「鬼滅の刃編」をみて、基礎知識を得ました。
マダムとして今回の感想は「いやはや超シュールな現代アートだなあ」です。
やはり日本のアニメは世界に誇る素晴らしいアートでした。
それはディズニーアニメとも違い、「絵が細かく動いて表情を出し、感情を表す」のではなく、「動くところ」と「動かないところ」の差があり、例えば「目の形は全くかわらないのに涙だけが3D化して立体的に溢れて感情を伝える」みたいな。
そこにアート性を強く感じました。
改めて日本アニメの表現力の素晴らしさと、その無限の可能性に圧倒されました。
次は東京都現代美術館で開催中の「石岡瑛子」展に足を運ぶつもりです。
※「禰」の偏は「ネ」が正式表記です。