レジ袋を受け取らなくなって4年。たった1度の購入はデパ地下のアジの南蛮漬けのせい!?
レジ袋が有料になってから、みなさんどうしていますか? スーパーマーケットのレジに並びながらぼんやり見ていると、大人女子はほぼレジ袋をもらわないですよね。
私も出かけるときにはエコバッグ持参。ジョギングのときも(帰りにスーパーマーケットに寄りがちなので)リュックを背負って、その中にエコバッグを入れて走っています。
基本的にエコのためなら可能なことは実践したいし、余計なお金を使うのももったいない(とは言っても、ごみ捨て用のポリ袋は購入しているのですが…)。
たぶん、たった1度のレジ袋購入体験(!)は、デパ地下でアジの南蛮漬けだったか、汁っぽいお惣菜を買ったとき。今にも油を含んだ汁がこぼれそうなパッケージだったけれど、薄手のビニール袋も置いていないという(たぶん志の高い)店だったので、これは電車で南蛮漬けの汁がナイロン素材のエコバッグからしみだして人の服を汚す危険あり!と危惧してレジ袋を買いました。帰ったら、レジ袋の内側がネチョッとしていたので、買ってよかった~と自分をほめましたよ、はい。
ふと気になって、レジ袋が有料化された時期を調べてみたら、2020年7月でした。でも、その数か月前に有料化の予定が発表されてすぐに意識が変わって、レジ袋をもらわなくなったと記憶しています。
ということは、すでにレジ袋を受け取らなくなって4年以上たっているということですね。
なぜ、レジ袋をもらっていない期間を調べたかといいますと。
ベーカリーや食材店の「かわいいレジ袋」文化が懐かしい
マンションの小さな納戸の片付けをしたら、かわいいレジ袋がたくさん出てきてしまいました。
これ、「捨てられない」性格である私の“あるある”です。
写真を撮って記念に残せば捨てられるかもしれないと、とくに好きなものを並べて写真を撮ってみましたよ。
4年間レジ袋をもらっていないということは、これらはすべてそれより前に商品を入れてもらったもの。よく見るとベーカリーやケーキ店、食材店が多いようです。
レジ袋が有料になってから、スーパーマーケットなどは店名をプリントしないところが増えましたよね。ベーカリーや食材店も、最近ではレジ袋が紙袋に変わったり。その紙袋もプリントではなくて、無地にハンコだけ、というところも増えたように思います。
「かわいいレジ袋」文化は、終焉を迎えつつあるのかもしれません。
それにしても、使わないまま4年以上たったレジ袋を後生大事にとっている自分にあんぐりです。
すぐに捨てねば、ということは頭ではわかっているのですが…。
「かわいいレジ袋」文化が、なくなってしまったとしたら、ますます使うのがもったいない、捨てられない気持ちになってしまうのです。とほほ。
紙袋(ショッパー)だって捨てられない
納戸の片づけをさらに続けていると、中段にあった紙袋が私に向かって、なだれのように落ちてきました(これって、家が片付かない人の典型かも…)。こちらはたしか3年ほど前に1度整理したので、その時に捨てられず生き残ったものだけです。それでもたんまり…とほほ。
紙袋(最近はショッパーというらしい)を見ていると、デザイン性の高さにほれぼれ。それぞれのショップのイメージやメッセージが、小さな面に凝縮されています。
試しにデザインの傾向別にグループ分けしてみましたよ。
白地に黒のシンプルデザイン
白地は、雑貨屋さんが多いですね。南仏で買ったものや、今はもうないショップのものも。
インパクトの大きいストライプ&カラーブロック
ブランドイメージが色の組み合わせに込められていますね。持ち手の配色まで抜かりなしです。
人気ベーカリー「デュヌ・ラルテ」のロゴデザインが素敵な3色
黄色のイメージのある「デュヌ・ラルテ」ですが、見覚えのないグレーと赤の紙袋も発見。オンラインショップをのぞいてみたら、黄色と赤の紙袋は販売されているようでした。ロゴのデザインがおしゃれなので、3色並べるとさらにかわいい。最近はベーカリーでも、レジ袋はもちろん紙袋ももらわなくなっているので、これらも3年以上前のものと思われます。
インテリア系ショップのモダンなデザイン
プレーンなロゴを使った、究極のモダンデザイン。これらは5年以上前のものかと。左から「イルムス」「アクタス」「ザ・コンランショップ」。
伝統的なマークやクラシックなイラスト使い
老舗だったり、古き良き時代を印象付けるクラシックなデザインです。
選抜試験をくぐり抜けてきた缶2つ
最後に缶も。
缶に関しては、形がばらばらで場所も取るので、数年おきにチェックして減らしていました。その中で、生き残ってきたのがこの2つ。たまたま2つとも紅茶の缶ですね。パリ土産の「クスミティー」と、アイルランドの「キャンベルズ・パーフェクト・ティー」。
キャンベルズの黄色の缶ときたら、たしか結婚した時(数十年前…)に夫が持っていたもの。夫は自分のものだったことすら覚えていないのに、うっかり私が捨てられなくなってしまいました、とほほ。
ただ、先日この紅茶が同じ缶のまま販売されているのを目撃し、心が軽くなった気が。あ、捨てても大丈夫かな~、と。(もしや私はデザイン文化の継承者のつもりなのか!? 何様~?)
かくして私の「捨てられない」人生は続く…。
今回の「定年女子あるある(かもしれない)川柳」は、
私にとって納戸がどういう場所かがわかりました。
好きなもの しまって広げて またしまう
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