皆さんはこの激アツの夏をどうお過ごしですか?
私は8月2日、友人に紹介されたKバレエカンパニーのプリンシパルである堀内将平君がプロディースする「Ballet the New Classic」の舞台を新国立劇場・中ホールに観に行ってきました。
ご存知のように日本はバレエ大国、お稽古事としての市場は世界一です。国内でカンパニーやダンサーが教えることなく、踊りだけで生計を立てていく市場はありませんが、質の高い基礎バレエ教育が徹底して行われており、若者たちがローザンヌを始めとする世界のバレエコンクールで素晴らしい成績を残しています。そしてその多くが海外のバレエ団との契約に繋がり、そこで研鑽を積み、トップの踊り手として活躍と自活の道を海外で得ているのです。逞しいですよね。
夏は北半球のバレエのオフシーズンですので、帰国するダンサーが多い中、堀内くんが仲間達に声を掛け、「海外でトップとして活躍する12人のバレエダンサー」によるガラ公演を企画しました。
我々大人の役目の一つは、頑張っている若者をサポートすることだと感じでいます!
サロンの配信に堀内くんに出演してもらい、公演企画を紹介。その甲斐あって、2万円近いチケットを16人もの方が購入して下さいました。良かった!
サロンの活動として、昨年、一昨年とパリオペラ座バレエ団が文化会館で行うガラ公演を観に行きました。ラッキーなことに一昨年はゲネブロを観せていただき、昨年はオペラ座の花形プリンシパル「マチュー・ガニエさん」とZoomでお話しする機会を得ています。
そして今年の日本の若者達によるガラ公演も負けず劣らず、素晴らしかったです。
先ず日本人のスタイルの変化にびっくり! 今までだと、テクニックはあるけれど、残念なことに海外ダンサーに比べて体型で映えない、というのが定番だったはずが、そんなことはありません。そして確かなテクニックと共に表現力、演技力に磨きがかかっていることに驚きました。照明のセンスも抜群です。
最高に素敵なことは、これをご縁に若いクリエイター達と繋がる事が出来たことです。今回堀内君と共同プロデューサーを務めたのはカメラマンの井上ユミコさん、ライフワークとしてダンサーを長年撮影している方ですが、今度フジヤマを撮影してくださることになりました。素晴らしいでしょう。こうして新しい輪が次々と繋がっていきます。才能ある若者達の側にいられるなんて・・・もう楽しくて仕方ありません。
若者の応援をして、同時に私たちも輝いていけたらと思っています。