今回の『データでPON!』、テーマは「これまでの人生の満足度」です。
人生100年時代と言われている今、ちょうどその折り返し地点にいるのがOurAge読者。
残りの人生を考えるとき、ふとこれまでの人生を振り返ってみたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでOurAge読者のみなさんに、自身のこれまでの人生をどう評価しているのか、点数をつけるとしたら何点かをまず聞いてみました。
Q1 これまでの自分の人生に点数をつけるとしたら何点ですか?〈回答者数848名〉
1位 70点 21.2%
2位 80点 18.6%
3位 60点 15.7%
4位 50点 13.2%
5位 90点 6.4%
30点 6.4%
6位 40点 5.7%
★70点、80点と高得点をつけた方が1位、2位に。「子どもの頃は家庭環境に恵まれませんでしたが、主人と結婚してからは幸せな家庭を築くことができ、今は幸せなので」(49歳・専業主婦)、「相続した財産があり、経済的に困ったことがない。家族関係も良好です」(56歳・会社員)、「ごく普通の家庭で両親の愛情を感じながら育ちました。自分は恵まれていると思います。これからは親の面倒を見るという形で恩返ししたい」(不明)、「両親は惜しみなく教育費をかけてくれ、大学院まで出た。コロナ禍の今も仕事に恵まれ、経済的な不安がないことは本当にありがたいので」(55歳・会社員)
Q2 人生において「自分はこれについては頑張ってやってきたので、満足している」と言えるものは何ですか?〈回答者数848名〉
1位 仕事 20.8%
2位 家事 16%
3位 子育て 14.5%
4位 趣味 11.8%
5位 自分の親や親戚の世話 9.3%
6位 勉強(学業、資格の取得など) 8.5%
★具体的には「女手ひとつで息子の面倒をみてきました。仕事もダブルワークをずっと続けており、休む間もありません。自分でもよくやってると思う。ご褒美?そういうものは求めてはいないが、その代わり、早く息子に独立してほしい」(54歳・会社員)、「しんどい、もう引退したい、のんびり暮らしたい……と思いつつ、いざとなると張り切って仕事に食らいついてきました!」(57歳・自由業)、「深夜まで仕事をしていますが、朝は必ず6時に起きて子どもの弁当を作り、家族4人の朝ごはんも用意してきました。いつになったら私は楽になれるのだろうと思うことはありますが、今日も頑張っています」(54歳・パート・アルバイト)といった声が寄せられました。
このように仕事、家事、子育てに頑張ってきた読者のみなさんに最後に聞いてみたのは、これからのことです。
Q3 人生の後半戦でチャレンジしたいことはありますか?〈回答者848名〉
★「ある」という方に何をしてみたいのかきいてみたところ「旅行が好きなので国内旅行。47都道府県を制覇したい」(52歳・パート・アルバイト)、「地域に貢献したい。自分が子育て中には、多くの方に支えていただきました。これからは、あのときの私のように悩みながら子育てをしている方の力になりたい」(51歳・専業主婦)、「高校は進学校に入ったのに、大学に進学することができませんでした。だから子育てが一段落した今、大学の社会人入試を受けました。もし受かったら、来年の春からは大学生活を楽しみたい」(57歳・専業主婦)、「今までは家族のためだけに生きてきた。今後はフラダンスを習ってみたい、海外旅行がしてみたい、お友達をつくってみたい」(57歳・自営業)などさまざまな夢が。
また、「ない」と答えた方からは「なかなか生きがいを見いだせず、苦しんでいる最中です。このままでいたら、今後の人生がつまらなくなってしまう、何か夢や希望を持ちたいと焦っています」(58歳・自営業)、「子どもの教育費がかかりすぎて、自分自身の夢や希望なんてもてません」(46歳・専業主婦)、「親の介護中で疲弊しています。ほかのことを考える余裕がありません」(51歳・その他)、「まずはコロナが収束してから。それまでは何も考えられない」(52歳・会社員)という切実なコメントが寄せられました。