こんにちは小野アムスデン道子です。
海外旅行も開放されてきたこの頃ですが、ヨーロッパまで行くのはまだハードルが高いでしょうか。かわりに東京都心で、フランスのスパのエッセンスを体験するのはいかが?
「パレスホテル東京」の「エビアン スパ 東京」では、フランスのレマン湖にあるエビアンリゾートの一つとして、水を通じて健康づくりをテーマにするトリートメントを受けることができます。
皇居外苑の眺望が広がる「エビアン スパ 東京」。メニューは、大地に降り注いだ雨が15年の歳月をかけて地上に湧き出るまでのエビアンの「エビアン ジャーニー」をモチーフにした4つのエクスペリエンス「心と身体の開放(Celestial)」「ミネラルバランスの調整(Mineral)」「新しい自分と出会い(Precious)」「バイタリティの開放(Vitalizing)」で構成されています。
スパフロアにあるプールとフィットネスは宿泊者専用ですが、充実した温浴施設をスパの前に利用することができます。ロッカー室には、エビアンのミネラルウォーターがたくさん置かれています。たっぷり飲んで、時間とともに室内の照明の色が変化していく幻想的な微温浴のマーブルサウナで、じんわりと汗をかけば、デトックスができます。
この日受けた「プレシャス ハーモニー」(120 分、¥45,100税込、サ別)は、全身のオイルトリートメントとフェイシャルのコンビネーション。アロマテラピーをベースにミネラルや海洋成分をたっぷり含むフランスの自然派化粧品「アンヌセモナン」を使用。
エビアンの文字が浮かぶカップでお茶をいただきながら、エッセンシャルオイルを使ったフットバスから始まり、丁寧なボディマッサージは至福です。フェイシャルは、肌の状態によって、セラムやマスク、クリームなどをカスタマイズ。ハンドテクニックによるリフティングと心地よいタッピングの後、肌が持ち上がった感じがしました。
120分かけての違いの分かるスパの仕上がり。せっかくだから、そのままお泊まりというのも。
お部屋からの夜景がまた美しい。食事は、やっぱりグランドキッチンの伝統のローストビーフが好きです。充実感あふれる都会の時間でした。