この激務、女性ホルモンなしで過ごせるか?
大阪にいます。
なんばの高島屋さんで「吉川千明の厳選ナチュラルコスメ」イベントの真っ最中。
大好きな仕事ですが、気力体力ともに使う激務でもあります。
ホテル暮らしで、いつもの食事と睡眠を確保するのもなかなかの至難の技であります。
HRT、女性ホルモンの忘れ物。ホルモンなしで過ごせるか?
資生堂からでている「ル・エストロジェル」。
美容液のような小さなボトルに入った「女性ホルモン製剤」を家に置いてきてしまいました。
忘れないようにと思っていたのに、うっかりしました。
1日うっかり忘れることはあっても、何日もジェルを塗らないで過ごしたことはありません。
女性ホルモンがないと気分が落ちる
人それぞれと思うのですが、わたしの場合、
エストロゲンがなくなると、ものすごく気分がふさぎます。
落ち込むのです。暗くなるのです。
そして疲れやすくなるような気がします。
月経、生理があったころの5分の1ほどのエストロゲンを補充しているだけなのですが、
私たちの心身共に影響を及ぼしているのがわかります。
『あ〜どうしよう』
家に置いてきてしまいました。
旅先ですが、梅田の茶屋町レディースクリニックへ
この激務のイベントを、『ホルモンなしで過ごさなくては・・・』
と思うだけで気が滅入ります。
旅先ですが、ホルモンをいただきに、
梅田の茶屋町レディーズクリニックに行くことにしました。
お亡くなりになりましたが、
関西で女性のために力を尽くしてきた出田和久先生が作ったクリニックです。
今の院長先生は奥久人先生です。
わたくしの東京での主治医は対馬先生ですが、茶屋町の問診表に、
「旅先ですが、HRT—ホルモン補充療法のホルモンを処方お願いしたく来ました」
と大きな字で書きました。
これがエストロゲン製剤—シールタイプです
メノエイドコンビパッチという名のシールタイプの薬を出していただくことに。
このシールには、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの
2種類の女性ホルモンがセットになって入っています。
最初からセットアップされているので便利です。
シールタイプは3〜4日に1枚、お腹や太ももに貼って使います。
綿棒と一緒に写真を撮ってみました。
こんなサイズです。小さいですね。
私はお腹に貼って使います。
でかでかと「女性専用」と
茶屋町レディーズクリニック、院内はたくさんの受付さんやコンシェルジェさんがいて、
ほとんど待つこともなく診察が受けられました。
このクリニックは低容量ピルやHRTにとても理解があります。
月経がある期間も、閉経後も、どちらの期間においても、
女性の心身の健康にとても力を入れてくれています。
先生に自分のライフスタイルを説明して、お薬を選んでいただきます。
シールタイプは初めてでしたが、
小さくて軽いパッチの持ち運びは便利だと思いました。
介護しているのですーだったらHRT
その日いらした患者様に、こんな方がいらっしゃいました。
現在二人の親の介護をしていて、「自分が倒れそうになる。髪が抜けて・・・」と。
「それは絶対にHRTをした方がいい」
「この介護が終わったあとのあなたの健康が心配だわ。HRTは病気の予防なの」と。
年に1回受ける婦人科検診は習慣に。
そして、かかりつけ医を見つけて、HRTをする。
女性ホルモンは最強の抗酸化物質です。
後半戦の人生のために、上手に利用することをおすすめします。
私自身にとっても、ホルモンを抜かれると
zzzzzzzzいてもたってもいられない、とても大事なものなのです。