元号が変わり、新たな光に充ち満ちた時代が始まることに大きな希望を抱きつつ、この春、カトノリ農園にも新しい動きが!
2年使わせてもらっていた場所から“連作障害”を避けるため、別の場所にお引越しをすることになりました!
“連作障害”とは、2~3年続けて同じ土を使ってトマトやナス、ピーマン、ジャガイモなど同じ科の野菜を育てると土が弱り、その結果収穫採量が減ったり地中の虫との戦いに勝てなかったりするなど、生育への障害が出てしまうことをいうんだそう。
ちなみにブロッコリーの後にニンジンを植えると、これもまたうまく育たないこともあるらしく(同じ科じゃないパターンもあるらしい)奥が深い・・・!
ということで、ある日は畑のお片づけ。
菜花咲き誇る小松菜、からし菜などのお花を根っこからうんしょと抜いてサヨナラし、防草シートを剥がしきると「こんなに広かったんだ!」とその広さに改めてびっくり!
四季それぞれに頂きたい野菜をしっかりたっぷり育ててくれてありがとう!
しっかり感謝を述べて、次なる場所で土台作りです。
元気な野菜が作れるよう、まずは藁を土の中に混ぜ込みながらワシワシ。
なぜ土に藁を入れるのか畑師匠に尋ねると、土の中に空気が入りフカフカになることで、水はけが良く、根が張りやすくなるんだそう。
ちなみにここの畑は近くに競馬場があるので、そこから運ばれてくるものを使わせてもらっていますが、落ち葉でも土は喜ぶそうで、秋のアンニュイなイメージが強かった落ち葉、今後の人生で見る目が変わりそう・・なんて思いました。
土をほぐし整えたらいよいよ種まき。
防草保湿効果のある“マルチ”を張って、風などでずれないようにマルチ脇の土をクワを使って止めていくのが、畑作業の中で好きな技の一つ!
足でマルチを押さえつつ、クワで適量の土を載せる流れは、「ちょっと通!」を感じさせてくれるので、個人的種まきシーズンのお楽しみとなっています。
そこから人参や枝豆、葉ものなどの種をまき、苗を植え、寒さや虫よけシートを上に這わせるべく弓状になる支柱を取りに行くと、なんとそこに・・・
ずいぶん前に失くしたと思っていた手袋の片方が!!
しかも雨風に打たれたせいか、通常サイズより倍大きくなってた!!
「ここの畑はなんでも大きくなるんだなー」なんて感心しながら手袋との再会と成長に喜びつつ、
無事にお引越し&作業は終了!
さてさて7年目突入のカトノリ農園、今年はどんな野菜の成長が楽しめるのか??
精一杯楽しみ味わいながら頑張りたいと思います!!
加藤紀子
公式ブログ 「加藤によだれ」 https://ameblo.jp/katonoriko/
「加藤紀子のエスプリ カフェ プラス」 http://www.ellebeau.com/electore-journal/n_kato/