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「経絡」のことを知っておこう ④/深町公美子さんの「毎日のツボ」

深町 公美子(ふかまち くみこ)

深町 公美子(ふかまち くみこ)

鍼灸師・認定エステティシャン・アロマセラピスト。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A-ha(アハ)治療室開業。東洋医学にエステティックやアロマセラピーを取り入れた施術を行う。

著書に『体と心にきく毎日のツボ』(集英社 電子書籍 http://ebooks.shueisha.co.jp/detail.php?book=sg005883)、『冷え冷えガールのぽかぽかレシピ』(主婦の友社)などがある。

ホームページ http://www.ahacu.com

 

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自分でもできる養生として、人気の「ツボ」押し。鍼灸師、深町公美子さんによるシリーズです。

 

心と体にきく 毎日のツボ

 

第1章 ツボ押しで元気!

まるで血液循環のような「経絡」について

 

 

「経絡」のことを知っておこう①で説明した「経絡」の中から、3回に分けてわかりやすいように局所をご紹介します。

 

 

3回目の今回は、5【心包経・三焦経】6【胆経・肝経】です。

 

 

 

 

 

 

 

015-03_Web用

5【心包経・三焦経】

 

心包経は胸部から脇の下前からひじの内側を通り手のひらに降り手のひらの中央を通って中指の爪(親指側)に降ります。

 

三焦経は薬指の爪の小指側から手の甲の外側を通ってひじの中央外側から肩を通り耳のつけ根をぐるっと巡って眉毛の外側に注ぎ、胆経へ繫がります。

 

 

 

 

 

 

 

015-04_Web用

6【胆経・肝経】

 

胆経は目尻から耳から少し外側の頭を巡り肩→胸腹部を通って体の脇を降りて脚の外側から外のくるぶし→足の甲を経て足の薬指の爪の外側にいきます。

 

肝経は足の親指の爪の人差し指側から始まり足の甲の内側を通って膝の外側を通り肋骨下まであがり、再び肺経へ。

 

 

 

〈注〉経絡の図はあくまでもおおまかな流れを描いたものです。また、ツボは左右にあります。

 

 

 

 

 

次回は、東洋医学において大事な「気」・「血」・「水」の3つの要素についての考え方をご紹介します。

 

 

 

構成・編集/U T U . h i m u k a イラスト/丸山裕子

 

 

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