フランスのリール(前回のブログ)からベルギーのゲントへ向かいました。インターシティ(IC 都市間快速急行)に乗りました。ご主人のお仕事でパリによくいらっしゃる方に聞いて中世の魅力でいっぱいのゲントを勧められました。
ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語、ドイツ語です。ベルギー王国(正式名称を訪れるのは初めてでした。ベルギーは皆様ご存知のとおり立憲君主制でEUに加盟しています。フランスのリールと国境を挟んで近いのに異なる雰囲気のゲントは想像以上に美しい街でした。
ゲントの中央駅であるセント・ピータース駅からタクシーでホテルに向かいました。
サントングランドホテル・レイロフは白亜の砂岩を用いた美しい建物は18世紀に建てられたルイ14世紀風のバロックスタイルです。館内は趣の感じられる豪華なシャンデリアや調度品などが飾られているのです。
ベルサイユ宮殿を彷彿されるような多目的室があり、様々な会議やパーティが開催されています。
色使いがとても美しく感動しました。
スパセンターもあり中庭も素敵です。
ホテル選びもとても重要ですね。
意外とリーズナブルなのがとてもうれしいです。
夜は食事にパクへイスpakhuisに行きました。
聖ニコラス教会のそば、町の中心部にあるモダンなお店です。海の幸が有名です。店内も吹き抜けで開放感があり楽しい雰囲気です。ロブスターにホワイトアスパラが添えてありとても美味しかったです。
帰りに聖ミヒエル橋から見た夜景が美しく幻想的でした。
橋の上からはレイエ川を挟んでグラスレイ(レイエ川東岸)とコーンレイ(レイエ川西岸)が一望できます。
翌日はレイエ川運河クルーズをすることにしました。
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私が立っている方がグラスレイ
反対側がコーンレイです。
昔港だったので立ち並ぶギルドハウスが絵本の中のおとぎの国の家のようにとても素敵です。
ギルドハウスは当時の織物業と交易で財をなした商人達の象徴、かつてのゲントの繁栄を現代に伝えています。
大肉市場〜1406年から1410年にかけて建てられ礼拝堂も併設されています。
フランドル伯居城
1180年フランドル伯のフィリップ・ダルダスによって建てられました。重厚な感じでした。
周囲を塀で囲まれた堅固なものですが、14世紀には軍事機能を失い拷問室や牢獄はアウデブルグ
学校、伯爵家の造幣局、裁判所などの公的機関として使用されました。18世紀には綿製糸工場と工員の宿舎となりましたが、修復後は一般公開されています。
フランダース地方の自然と中世の街並が楽しめる。運河クルーズお勧めです。
とても気さくで楽しい船長さんとツーショット。
それからベルギーと言えばチョコレートがあまりにも有名です。
ショップ“レオニダス”に寄りました。
ショップの若い綺麗な女性が流暢な日本語で話しかけてくれました。日本が好きで日本に留学して住んでいたことがあるそうです。日本人観光客に出会わなかったので日本ファンだと言われてうれしくなりました。
試食すると新鮮だからなのか?美味しくてお土産に買いました。
聖ミヒエル橋に隣接した聖ミヒエル教会の中に入りました。15世紀に建設が始まり当初は塔を建てる予定でしたが予算の関係で中止になり、19世紀に完成したそうです。
中に入ると素晴しい建築、美しいステンドグラス、絵画、彫刻、オルガンの美しい音色に感動しました。
ゲントは中世の趣があり童話の世界に入ったような素敵な街でした。
ここから次はパリへ向かいました。