ようやく動きやすくなった10月、そんな自分を癒すべく、初めての青森へ行ってきました。
昼の便で青森空港へ。
そこからレンタカーを借りて宿泊先の「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」を目指します。
旅行前がハードだったので、ホテルでゆっくり温泉に入るだけでいいかなーと思ってましたが、ホテルのHPを見ると奥入瀬の紅葉はまだ早く、八甲田山の紅葉はちょうど良さそうだと。
それじゃあ八甲田山の横を通って行ってみようという事に。
八甲田山ゴールドラインを走ります。
萱野高原でひとまず休憩。
スゴい!見事な存在感です。
自然のパワーをヒシヒシと感じます。
歩いたり写真を撮ったりしてから出発したのですが、後から調べると、休憩所では
「一杯飲むと3年長生きし、二杯飲むと6年、三杯飲むと死ぬまで生きる」
と言われる三杯茶というお茶が頂けるとか。
せっかくなのに飲まなくて残念だなぁと思いましたが、この景色が見られただけでも大満足です。
進んで行くと、八甲田山ロープウェイの乗り場に。
聞くと山頂はもう紅葉も終わりだというので山麓から山を眺める事に。
この辺りで私のテンションは上がりっぱなし。
京都も紅葉を観に沢山の観光客が訪れますが、いやー、断然こっちのがいい!
大地からのパワーをもらえる気がします。
空いてる道なのですが時々何台か車が止まっている所が。
きっと見所なんだろうと、降りてみたのは地獄沼。
キレイな風景の中にあるので静かな沼なのかと思いきや、強酸性で90℃のお湯が湧き出ているとか!
危険ですので立ち入らないで下さい、との文字が。
そんなん言われたら指入れてみたなるやん…と沼を横目で見ながら写真を撮ってみたり。
こんなステキな木立の中を進んで、ホテルに向かいます。
紅葉シーズンの為、ホテルは満室。
沢山のお客さんがおられましたが、広々としているので混み合っている感じもしませんでした。
晩ご飯は「西洋膳処 奥入瀬」で。
食器やカトラリーも青森の伝統工芸を使っていて目を奪われますし、なによりどれも美味しかった!
前菜はもちろん、「栗のフラン 茸のカプチーノ」が絶品。
デザートもボリュームがあり大満足でした。
この後、外湯の「八重九重の湯」へ。
混浴露天風呂なんですが、安心して下さい!
ちゃんと湯浴み着が用意されています。
入るとほぼ女性で、あとは夫婦らしき方々がいらしたくらい。
なかなか男性は入りにくいかもしれませんね。
とりあえず混浴露天風呂というものを体験できたと満足していたのですが、帰りの送迎バスで星空を見に連れて行ってくださいました。
満月に近かったので月明かりで見にくいかも、との事でしたが、都会の星空とは全然違う!
雲ひとつなかったので天の川も見えましたよ。
さて次の日の朝食は可愛い「青森りんごキッチン」で。
青森ならではのお料理が並びます。
しぼりたてりんごジュースもありましたが、私が目をつけたのはヨーグルトのトッピングに用意してあったりんごチップス。
絶対美味しいハズ!と、お皿に取ってポリポリ。
お土産決定です!
前日にホテルのアクティビティデスクで、素人でも気軽に奥入瀬渓流を楽しむには?と尋ねたらところ、ホテルのシャトルバスで「石ヶ戸」まで行き、そこから「雲井の滝」まで上流に向かって歩くコースをオススメして下さいました。
スペシャリストが揃っているのもこのホテルならではですね。
他にも有料ですが奥入瀬を満喫するツアーなどが沢山あり、どれも魅力的でした。
シャトルバスで石ヶ戸で下車。
ここはトイレや売店もあり、駐車場もあるので沢山の人でいっぱいです。
建物の横を通り、いよいよ奥入瀬渓流の散策です。
バスの中での説明通り、上流に向かって歩くと言ってもあまり傾斜は感じられず、素人の私でも歩きやすい。
山歩きの格好の方も沢山いらっしゃいましたが、私は普段着にスニーカー。
それで充分のようです。
川の高低差があるため水音が凄いのですが、たまに段のない場所にくると急に静かに。
その違いも面白かったり。
この日は曇り空でしたが、歩いて汗ばんでくるのでちょうど良かった。
所々で人が集まっていて、やはりそこがベストポジション。
私も張り切って撮ってみました。
紅葉はまだ色づきはじめでしたが、緑いっぱいの中を深呼吸して歩くのも気持ちがいい。
身体の中からキレイになれた気がしました。
雲井の滝からはシャトルバスでホテルまで。
片道2.8kmの距離でしたが、奥入瀬の魅力を知るには充分。
こんなに自然の中を歩くのが楽しいなんて知りませんでした。
次は2泊して、けいとりんさんの紹介されていた銚子大滝と九段の滝を是非見たい!と思いながら、ホテルを後にしました。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
https://www.oirase-keiryuu.jp/