おうちで楽しむ、京の味と物
京都も緊急事態宣言が続いており、感染再拡大も懸念されていますね。おうちにいながら京都気分に浸れる、『おうちで楽しむ 京の味と物』をご紹介しています。インターネットや電話などで、全国どこからでも注文できます。
第44回
京都が恋しい人に…季節の京漬物「加藤順漬物店」
「京都に来たら、絶対ここのお漬物を買いに行く」という全国から訪れる贔屓が多い、京漬物の名店「加藤順漬物店」。二条大橋の東側にある店以外に、直営店がないため、ここまで足を延ばす人が後を絶たないお店です。
季節の旬の野菜を、その持ち味を生かした昔ながらの方法で作られた漬物は、あっさりとした味わいで野菜の美味しさがストレートに伝わってきます。
店内には、壬生菜着、しば漬け、たくあんなどの通年の品の他、季節ごとにさまざまな味わいが並び、京都を訪れるたびに、寄らずにはいられないとの声も多数。
9月下旬まで登場予定の夏限定の「桂白瓜」や「若茄子」は、さっぱりとした味わいが魅力。暑さで弱った体にやさしく、食欲を促すよう。冷えたビールのお供にも好評だそう。
また細い大根を思わせる滋賀県の日野の名産とされる「日野菜ぬか漬」は、味わい豊かな一品。
漬物好きにはたまらない「すぐき漬」や柚子の香り豊かな「ゆずかけ」の大根は、まさに京都を代表する漬物のひとつです。
通年ある品であっても、季節により、微妙にその味わいは異なるそう。それも贔屓の人たちを魅了することに。
「だからいろいろな季節ごとに食べたくなる」と。
コロナ禍の今、京都への旅は当分お預けで、京都の味わいが恋しい…という人には、オンラインショップが便利。
「う、これも食べたい…」と、思わず注文したくなる品々が揃い、贈り物にもおすすめです。
いろいろな品がセットされたお得な詰め合わせもあります。
おうちごはんの一品に、ぜひ味わってはいかがでしょうか。
「加藤順漬物店」
京都市左京区二条大橋東入ル大文字町165-2
☎075-771-2302
営業時間 9:30~18:30
月曜休み
京都の観光文化を伝えるブログ「ネコのミモロのJAPAN TRAVEL」