大阪北摂の観光地、箕面。
みなさんは何をイメージされますか?サルの群れ?滝?温泉?それとも紅葉の天ぷらでしょうか。
風光明媚な場所ではあるものの、古くからの観光地のイメージからか、何となく子供の遠足とか、ツアーで行くようなところ、というような認識をお持ちの方が多いのではないかなと思います。
地元である私もご多分に漏れずそうだったのですが、久しぶりに行ってみると全然違うことにびっくり。
滝へ向かうおなじみのルートだけでなく、うっそうとした木々の中を抜けていく山道もあちこちにありハイキングにもぴったり(迷わないように地図をもらってくださいね)、それだけでなく、子供連れにも最適な昆虫館や数多くの立派なお寺、川床を備えたお店に、もちろん売店やギャラリーなどもあり、とにかくバラエティ豊かなのです。
温泉「スパーガーデン」では一日遊べますし(スーパー銭湯のアイドル純烈も来るそう)、緑豊かな自然の中を探索するだけで癒される。下界(?)に下りれば箕面ビールのようなグルメもばっちり。うーん、実はすごく楽しめる場所なのでは?
そんなこんなで一日遊んできたので、あれこれご報告しますね。
北摂の山に近く、六甲山系に連なる箕面ですが、なんとあ歴史は縄文時代にさかのぼります。今から3000~6000年前の人々が生活や狩猟に使っていた土器や石器が各地で見つかっているのだそうです。
なんとここは東海自然歩道の西の起点でもあります。
東海自然歩道とは、東京都八王子市高尾の「明治の森高尾国定公園」から、こちら箕面の「明治の森箕面国定公園」までの長さ1,697 kmの長きにわたる自然歩道のことです。
自然豊かな遊歩道で滝まで向かいます。
温泉のスパーランドは遊歩道の入口近くにあります。
途中にある瀧安寺には、「日本最古の弁財天」がいらっしゃいます。弁財天様といえば、芸事や金運にのみならず、女性に嬉しい美のパワーをも授けてくださるありがたい神様です。
実は宝くじの発祥の地でもあるそうで、現在はその行事を復活した「箕面富」が10月に行われています。
川床のあるお店。
京都の貴船が有名ですが、こちらもよさそう。
気候のよい時期に再訪したいな。
有名な箕面の大滝。
やっぱりマイナスイオンが発生しているのかな?空気がとてもおいしく感じます。
ちなみにサルは”山に返そう活動”の真っ最中だそうで、一匹も見かけませんでした。箕面も変わってきているのですね。
ちょっと山道を行ってみます。
結構急だけど、気持ちいい!
最近はトレランの人も多いのだそうです。
高台にある勝尾寺には、小さいダルマがたくさん並べられていて、とてもフォトジェニック。必勝成就のために奉納された大小の「勝ちダルマ」がずらりと並ぶ奉納棚もあり、「勝運の寺」として知られています。
箕面駅から少し歩きますが、箕面ビールの直営店でクラフトビールをぐびり。
歩き回った身体にしみるう!
いかがですか。
県を越えての移動も少しずつできるようになってきました。紅葉もきれいな季節です。機会があれば是非行ってみてくださいね。