おでかけシーズンになると、気になるのが出先での「ちょい漏れ」。「トイレが気になるからでかけるのが億劫……」という声は少なくありません。OurAge世代でも悩んでいる人は増えてきましたが、親世代に至っては、かなりの人が悩んでいるようです。せっかく気持ちのいいこの季節、でかけないなんてもったいない! ちょい漏れ対策はどうしたらよいのでしょうか。
医療ライターでメノポーズカウンセラーの及川夕子さんにおすすめの対策をお聞きしました。
及川夕子さん
医療ライター、エディター、メノポーズカウンセラー。新聞社勤務を経てフリーに。女性の健康・美容、更年期のヘルスケア、医療、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)、ジェンダーの社会課題などをテーマにした取材、執筆を中心に活動。著書に『365日機嫌のいいカラダでいたい。 現代を生きる私たちのヘルスケア・アップデートブック』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。
本日のお悩み相談は、おでかけ女史組の愛子さん。お母さまは現在74歳で、ひとりでもどんどんでかけるというアクティブ派だそうです。今のところ「ちょい漏れ」の悩みは聞いていないという愛子さんですが、これからのことを考えてアドバイスを聞きにきました。
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愛子:母は銀座に行ったり旅行に行ったりするのが大好きで、それもひとりで行くんです。以前に腎盂炎を患ったことがあってトイレに行くのは我慢しないようにしているようですが、結構プライドが高いので(笑)、まだ尿もれについて話したことがないんです。最近はケア用品がたくさんあるので、いざという時のために教えてあげたいとは思うのですが。
及川:よく「親世代にどう教えてあげたらたらいいか」と聞かれることがありますが、愛子さんのお母さまのように自立されている方は、自分でしっかり最新の情報も得ているかもしれません。こちらが「教えてあげる」のではなく、むしろ相談する、頼ってみるというスタンスのほうがスムーズに話がしやすいと思いますよ。人生の先輩に「最近、ちょい漏れが気になって。お母さんどうしてる?」みたいな感じで。
愛子:なるほど! 「お母さん、何かいいもの知らない?」みたいな感じですね。
及川:そうですね。お母さまはまだお元気で、尿もれの心配は今のところないかもしれませんが、ご高齢の方はちょっとしたきっかけで調子を崩したり、病気などにかかったときにリカバーしにくいということがあります。アクティブなお母さまならなおさら、尿もれが気になりはじめると、ストレスが大きいかもしれません。今は尿もれケアのアイテムがどんどん進化しているので、お母さまと女子会ノリで情報共有しておくといいと思います。
愛子:尿もれケアをするのはシニア、みたいなイメージではなくて、尿もれケア=快適というスタンスで話すのはいいかもしれませんね。
及川:その通りです。おそらく、私たち世代は快適に過ごすことを求める世代なので(笑)、尿もれが気になりだしたら積極的にケアアイテムを使うと思いますよ。
それから大事なのは、普段から使って、知っておくこと。たとえば災害もそうですし、病気もそうですが、紙パンツなどを使わざるをえなくなった時に初めて使うとなると、心理的ハードルが上がってよりストレスになりがちです。既に使ったことがあって、快適さを知っていればその時に抵抗感がないはずなんですね。ちょっとしたおでかけのときに履き心地を試してみるのもいいですよね。
愛子:確かにそうですね。むしろ「紙パンツに頼りたい!」という気持ちになりそうですね。
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及川さんと愛子さんには「リリーフ まるで下着」を見ていただき、紙パンツの進化を実感していただきました。右の改良品は、吸収体にスリットを入れることにより、お尻部分のもたつきが大幅に軽減。下着と同じような見た目がわかりますか? また、生地自体が薄くて、よく伸びるから動いても快適なのです。
「まさに、まるで下着ですね。軽くて伸縮性もあって、ふわふわで気持ちよさそうです。母と情報シェアしたいと思います!」
尿もれケアアイテムは日々進化しています。もっともっと快適になって、春のおでかけを楽しみましょう。
リリーフ まるで下着[医療費控除対象商品/男女兼用]
超うす型使いきり吸水パンツ「まるで下着」は、綿下着のような履き心地。ゴワゴワせず、やわらかな肌ざわりが特長です。そして下着のようにフィットするのでお尻まわりがもたつかず、後ろ姿もスッキリ。下着と同じような見た目が実現しました。さらに、すばやく尿を吸収&消臭。2回分の吸収力で安心しておでかけできます。ピンク、ホワイト、ブルーの3色展開です。
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撮影/山田英博 ヘアメイク/遠藤芹菜 構成/島田ゆかり