こんにちは。かりぃです。
沖縄の夏といえばマンゴー!! 今、沖縄のスーパーや市場にはマンゴーが山積み。売り場には甘い香りが漂っています。
2023年1月にご紹介したハッピーモア市場で大好きな久米島の農家さん『久米島赤鶏牧場』のマンゴーを発見♪ 冬は野菜天国だった市場も、今はフルーツ天国。
那覇から飛行機で30分ほどの距離にある離島、久米島とはかれこれ10年来のお付き合い。5年ほど仕事で久米島の“島おこし”をお手伝いしていたこともあって、当時は隔週で島に通い役場や住民の方々と一緒に島おこしチャレンジに取り組んでいました。ピーク時には半年間、娘を連れて久米島にプチ移住していたこともあるので、親子共々久米島には特別な想いがあります。
古来、琉球で最も美しい島という意味で “球美(くみ)の島”とも呼ばれてきた久米島。島のほぼ全域が県立指定公園に指定されているので乱開発を免れて悪目立ちする建物もなく美しい景観が保たれています。国の重要文化財に指定される久米島紬の技は現代も受け継がれ、人々はみんな優しくどこかおっとりしている…宮古や石垣のような派手さはないけれど、自然も文化も人間も豊かなちょっと大人な島なんです。
展望台“比屋定(ひやじょう)バンタ”からの眺め。
島の周遊道路は約48キロ。ドライブするだけなら1時間足らずで周れます。
“畳石”と呼ばれる世界でも珍しい幾何学模様の石群。約600年前にマグマが冷えて固まったものだとか。他にも、ロケ地として有名な白い砂州“ハテの浜”や、島全体を見渡せる城跡、神秘的な岩や鍾乳洞など魅力的な場所がたくさん。
そんな久米島でファンになった『久米島赤鶏牧場』。こちらの農家さんは”久米島赤鶏”というブランド鶏の飼育・販売で有名ですが、仔牛を育てて出荷したり、減農薬マンゴーを栽培したりもしています。毎年夏休みに娘がファームステイさせていただいていることもあって、先週も牧場を訪ねてきました。山の麓にある海の見える牧場は、山の湧水や太陽、風の恵みがいっぱい。
赤鶏牧場の山城ファミリー。左から、優しいお母さん(美智子さん)、エネルギッシュで豪快なお父さん(和満さん)、イケメン長男の昌泉(しょうせん)さん、そしてお嫁さんのゆいさん。実はゆいさんは、私の大学の後輩。島おこしの仕事を1-2年手伝ってもらおうと久米島に来てもらったところ、縁あってそのまま山城家の嫁に!! 人生どこにご縁があるかわかりません。
今年はマンゴー豊作年!!
ハウスで大切に育てられたマンゴーがたわわに実っています。牧場内の鶏糞や牛糞を堆肥にする循環型農業で、農薬や化学肥料は極力使わない減農薬栽培なのが嬉しい。
マンゴーの香りに包まれて美智子さんと♪
早朝に収穫したマンゴーは朝のうちに牧場の作業場で丁寧に品質をチェックして分類。美人さんは贈答用、愛嬌のある子たちは自宅用、個性の強い子たちは加工用?!
美人マンゴーたち♡
幸せマンゴータイム。フルーツサンド、パフェ、サラダなどいろいろな形で楽しんでいますが、我が家の一番のお気に入りは、マンゴーのリモンチェッロがけ。マンゴーの風味が一層引き立って堪能できるのでお勧めです!
そして現在、久米島赤鶏牧場のマンゴーは東京でも購入できます。毎週土日に青山ファーマーズマーケットに出店中で、8月中旬頃までの販売を予定(畑のマンゴーが無くなり次第終了となるので初旬で終わる可能性もあり)。店頭に立っているのは山城家の娘の彩乃さん。彩乃さんは女医さんで、普段は横浜でお仕事をされていますがこの時期は実家を手伝ってマンゴー屋さんに変身(写真は彩乃さん提供)。他に『自然食品F&F』さん各店でも購入できるそうなので、お近くの方は是非覗いてみてください。
オンラインストアからも購入可能です。
牧場の名前にもなっている“久米島赤鶏”がまた絶品で、超有名レストランでも使われているほど。ご紹介したかったのですが、興味深いストーリ盛りだくさんで長くなるので、今日はマンゴーで終了!
猛暑の夏ですが、美味しいものいっぱい食べて元気に過ごしましょう♪