提供/花王
今年の夏も、最高気温を更新し続けていますね。熱中症予防にエアコンは不可欠ですが「隠れ冷え*」の人も増えています。「隠れ冷え*」とは、気温が高くても、夏の冷房や冷たい飲み物で身体が知らず知らずのうちに冷えていること。だるさや疲れ、肩こり・腰痛などの不調を感じたら、「隠れ冷え*」かもしれません。
* 夏の身体の冷えのこと
おでかけ女史組のChieさんも長年冷えに悩んでいるひとり。「夏の不調を改善したい!」ということで、花王ヒューマンヘルスケア研究所の浜嵜さんにおすすめの入浴法をお聞きします。
左/花王ヒューマンヘルスケア研究所 浜嵜花映さん 2016年よりバブの商品開発を担当
右/おでかけ女史組 Chieさん
「夏はシャワーのみ」の人は要注意
今年5月に花王が行った調査によると、「夏場に湯船につかる入浴の方が多い」という湯船派は40.0%と半数以下という実態が。半数以上がシャワー派なのだそうです。これは昔より増えているのだとか。
浜嵜:Chieさんは普段、シャワー派ですか?
Chie:若い頃は、夏はシャワー派だったのですが、更年期世代になって冷えが気になるようになってからは夏でもお風呂につかるようにしています。でも、肩までつかるのは暑いので、半身浴です。
浜嵜:良い習慣ですね。でも、お風呂の入り方にはコツがありますので、それはこのあとご紹介しますね。
まず、夏になると屋外はとても暑いのに冷房の効いた部屋にいることも多いですし、冷たい飲み物も飲みますから、気づかずに身体を冷やしてしまう行動が多くなります。そのため、だるさや疲れなどの不調を感じたり、胃腸の機能が低下してしまったりするのです。身体が冷えると血管がギュッと縮んで血流が悪くなり、さらに冷えてしまうという悪循環に。シャワーだけの入浴だと、自分で気づいていなかった「冷え」が解消されないままになってしまうのです。
Chie:確かに、お風呂につかっているのに手先や足先に冷えを感じることがあります。
湯船に入って「3つの効果」に期待
浜嵜:Chieさんは半身浴をされているということですが、もし半身浴を続けてもまだ冷えが気になるようであれば、できれば肩までつかっていただくのがおすすめです。
湯船につかる入浴には、3つの作用があります。まずは身体が温まる「温熱作用」。血流がよくなると新陳代謝も高まるので、疲労回復し、コリ・痛みも和らぎます。2つめが血液やリンパの流れが良くなる「水圧作用」。湯船につかると約1トンもの水圧がかかって、水中ではウエストが3~5㎝も細くなるんですよ。手足にたまった血液が押し戻されて、心臓の働きが活発になり、血液の循環を促します。3つめが身体の緊張がゆるむ「浮力作用」。水の浮力により体重が約10分の1になるため、湯船につかると身体が軽くなる感じがあると思いますが、普段体重を支えている筋肉や関節を休めて、全身の緊張がほぐれやすくなります。
この3つの効果を最大限に発揮するためには、半身浴より肩までつかっていただいたほうがいいんです。
Chie:そうなんですね。確かにお風呂に入ると疲れは取れたように感じますが、夏は肩までつかるのはどうしても暑くて……
ぬるめの炭酸風呂が効果的!
浜嵜:そこでおすすめなのが「ぬるめのお湯×炭酸入浴剤」です。体温よりも少し高い38℃くらいのお湯でも温浴効果はありますが、炭酸入浴剤をプラスしていただくと血行促進効果がさらにアップします。
Chie:炭酸を入れるだけで血流量が変わるんですね! ぬるめのお湯だとあんまり温まらないのでは…? と思いましたが、炭酸の入浴剤を入れればぬるめでも血行が良くなりますね。
浜嵜:そうなんです。さらに、ぬるめの温度は副交感神経を優位にするので、リラックスできるというメリットも。「今日は疲れた~」という日は、「ぬるめ浴」がおすすめです。就寝の2時間前くらいにぬるめの炭酸風呂に10分~15分程ゆっくり入ってみてください。深部体温が下がっていくタイミングで眠るのがおすすめです。
Chie:夏は睡眠の質がかなり低下するので、ぬるめ炭酸浴、試してみたいです。
メントール配合の「クールタイプ」はさらに気持ちいい!
浜嵜:さらにおすすめなのが、メントール等の清涼成分が入ったクールタイプの炭酸入浴剤です。「バブ クールシリーズ」は、炭酸×クールタイプの入浴剤。湯あがり後の肌のべたつきを抑えて、スッキリ気持ちのいい湯あがりが過ごせます。
Chie:夏は「ぬるめ×炭酸×クールタイプ入浴剤」のお風呂が最高に気持ちよさそうですね。
浜嵜:ちなみに炭酸入浴剤の正しい使い方をご存じですか? 湯船にお湯がたまってからタブレットを入れ、完全に溶かしてからお風呂に入るのが正解なんですよ。そうすることでお湯に炭酸がしっかり溶け込み、温浴効果を高めます。
Chie:えっ!!!炭酸がシュワシュワしているうちに一緒に入っていました!
浜嵜:バブはタブレットが溶けてから約2時間は炭酸の効果が持続しますので、ご家族で順番にお風呂に入る、というご家庭でも1錠で大丈夫です。湯船につかるとプツプツと炭酸の泡が肌に付くのがわかると思います。ぜひ、今夜にでも試してみてください。
Chieさんが使ってみました
Chie:38℃のお湯をためてからタブレットを投入。完全に溶けてからバスタブに入りました。今まで、使い方を間違ってました! 今日はバブ クール フラワースプラッシュのエーデルワイスの香りをチョイス。
クールタイプの入浴剤はやっぱりお風呂上がりの爽快感が断然違います。温度もぬるめなので、汗が噴き出るようなことはないのに、炭酸でしっかり温まっている感じ。スッキリ気持ちの良い湯上がりなのに、身体の芯までじんわり温まるという「ぬるめ×炭酸×クールタイプ入浴剤」の組み合わせは確かに夏にぴったりだと思いました。眠る前に香りで気分もリラックスできて、改めて「夏にお風呂につかること」の効果を実感しました。
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Chieさんもこの夏、愛用したいというバブ クールシリーズ。「ぬるめ浴」で元気な夏を過ごしましょう。
季節のだるい疲労感に、炭酸のクールタイプ入浴剤。入浴中も湯上がりも爽快!たっぷり溶け込む炭酸が入浴効果を高め、だるい疲れ・冷え症・肩こり・腰痛に。メントール(清涼成分)配合でほてり感を和らげ、肌がベタつかずさっぱり。
(右から)
バブ クール ミントの香り 薬用入浴剤 [医薬部外品]12錠入 販売名:バブCg(ミントの香り)
バブ クール フラワースプラッシュ(アソートタイプ)薬用入浴剤 [医薬部外品]12錠入(4種類 各3錠) 販売名:バブCg(エーデルワイスの香り、アルペンローズの香り、ゴールデンリリーの香り、アザレアハーモニーの香り)
バブ クール オリエンタルスパ(アソートタイプ)薬用入浴剤 [医薬部外品]12錠入(4種類 各3錠) 販売名:バブCg(フランジパニの香り、マンゴスチンの香り、ブルーウォーターリリーの香り、ピンクオーキッドの香り)
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撮影/山田英博 ヘアメイク/渡辺みゆき 構成/島田ゆかり