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仕事で訪れた高知、雪予想で重装備で出かけました

小林一美

小林一美

「Le pivot(ル・ピボット)」デザイナー。
20代よりデザイナーとして活躍し、12年に表参道の裏通りに、自身のブランド「ル・ピボット」のオフィス兼ショップを構える。素材への思い入れが深く、着心地のよさでファンになる大人が後を絶たない。料理や器など、暮らしまわりへの造詣も深い。若い頃から、出張を含めて旅が多い。

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高知に行ってきました。

仕事では何度も行った土地ですが、あまり観光をしたことがないという話から、以前お世話になったバイヤーさんが案内をしてくれることになり、仕事も絡めてプライベートとハーフ・ハーフというベストな旅になりました。

 

春のお花も見られると聞いていたので、春っぽい格好を予定していたのですが、この日は、3月だというのに雪予報!

2月上旬の寒さということで、急遽お出かけ前に着替えてしまい、なんだか真っ黒になってしまいました。

小林_高知_1

3月なので、いくら寒くてもやっぱりウールのニットは着られません。

そんな時には、Le pivotの定番ZIPパーカーが重宝します。

綿100%なのに本当に軽くて暖かいので、出張で毎日着てましたとか、アウター代りになりましたとか、言って頂く機会の多いアイテムです。お花見やピクニックにもよいかもしれませんね。

小林_高知_2

スカートもLe pivotですが、コートは、ご近所のセレクトショップ・フローレントで購入したものです。

そして雪予報にビビッてブーツにしました。トリッペンです。

リュックは、コールマン、ストールはどこで買ったかちょっと覚えてないのですが、カシミヤシルクの糸で、やっぱりウール以外の物で、春とはいえまだ寒い中途半端な時期にはお勧めの素材です。

 

ですが高知に着いたら、やっぱり東京よりも断然暖かく・・・。

コートもパーカーも脱いだりして、下に着ていたLe pivotのニットだけでOKでした。

小林_高知_3

首元と足首をあったかくしていると、薄着でも意外と大丈夫なんですね。

空港まで車で迎えに来て頂いていたので、荷物を整理し、服とバッグを身軽にしてリサーチ仕様にしました。

 

このパタゴニアのバッグは、くるくる丸めて、移動時のリュックの中に入れておいて、ホテルに荷物を預けてからそれだけ持って出かけても。

軽くて荷物もいっぱい入るし、A4の書類も入って、ポケットにしまってあるショルダーを出すとリュックにもなる優れものなんです。

 

さて、準備が整ってまずはランチです。

小林_高知_4

国虎屋のおうどんです。パリにもお店があって、パリでは何度か行ったことがあるのですが、本店は初めてでした。

パリよりもメニューが豊富でやっぱり美味しいです。

注文時に麺を少なめにお願いしたのですが、半分でよかったなと思う位、量は多めです。

 

この後、道の駅で買い物したり、半ば強引にアイスを食べさせられたりして(塩アイス・美味しいですよ。でも量が)北川村「モネの庭・マルモッタン」へ行きました。

 

次のページに続きます。

小林_高知_5

「モネの庭」という名称を頂けたほど、モネが愛したフランスの庭が忠実に再現されているそうです。この写真の絵のように、モネが描いた景色として紹介してあるスポットがいくつもありました。私が何枚も写真を撮ったのはこちらの場所。

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来年の春色の参考にしたいなと思う、まだ咲き誇る手前の何とも言えない健気な花の色がとても素敵に感じました。

たまたま庭の手入れをされている方がいらして、季節ごとの見どころや花の説明をして下さって、この人は本当に花が好きなんだなぁと、そしてみんなに伝えたい思いが伝わってきて、なんだか嬉しくなりました。

きっとこんな風にスタッフに支えられているからこそ、「モネの庭」という名称を頂けたのですね。

北川村「モネの庭・マルモッタン」

 

春色に囲まれた後は、坂本龍馬記念館へ。

 

時代小説が好きで幕末ものもその一つですが、龍馬記念館には今まで中々時間がなくて今回初めて行けました。

龍馬はもちろん好きな歴史上の人物ですが、幕末には、スポットが当たってなくとも魅力的な人物がいっぱいいます。

記念館と言っても、戦国時代の武将と違ってお城があったり、たいそうな持ち物があるわけではありません。とにかく国の為に動いて生涯を終えた人なので、展示しているのは手紙がほとんどでしたが、それでも当時の様子が伺えたりする良い機会でした。記念館を出た後は、お決まりコースらしい大きな龍馬の銅像を見に行きました。

私はこの背中の感じがとても好きでした。

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銅像の近くも海ですが、ここに来る途中で立ち寄った海のカーブの綺麗なこと!

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大河ドラマ・龍馬伝によく出てきた海の景色を思い出しました。

この日の夜は、地元の方にアテンドして頂き、美味しい土地の物を頂きました。

翌朝はホテルに荷物を預けて、まずは日曜市へ。お土産も発送してくれるので、文旦とフルーツトマト(徳谷産)を。

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人気のフルヤジさんも出店してました。ラー油はよそでも買えるけど、ここのパクチーオイルは中々買えないので、市場で即購入です。

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市場をずーっと終わりまで歩くと高知城が見えてきます。こちらも初めて。

仕事で来るだけだと、なかなか観光スポットには行けないものです。

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ここからひろめ市場にも行きました。朝から飲んでる人もいて、こんな光景はお花見か運動会でみたなぁと。

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でも救急車もきてましたからね、地元の人とは違うペースで飲まないと。

私は朝は音がない方が好みなので、早々にギャラリーエムツゥへ移動。

素敵なギャラリーで、知人に会う予定でしたが、前倒ししすぎて会えず・・・。

又の機会にと、ランチに向かいました。

 

前の晩は、地元のお魚などだったので、コックドールという洋食屋さんへ。

このあたり写真が全然なくてすみません。何故か早くも電池切れしました。

合間に仕事をはさみお茶をして、ちょっと早めに空港に向かいました。

充電をする為にコンセントを探し、マッサージチェアで休むという展開に。

年を重ねておばさん化というよりは、おじさん化しないように気をつけなくちゃ・・・などと考えながら。

 

最後に、リュックの中身は・・・。

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旅に出る時は袋分けします。

まずは雪予報だったので、ボンボンストアの折りたたみの傘を。綺麗なブルーは気分を明るくしてくれます。

白い袋に着替えを入れて、ビームスで買ったピンクのナイロンポーチには下着などを。

ブルーのポーチはグラナイトギアのもので、充電器とか、これはどこに???っていうものを全部入れます。

どちらもコーデュラファブリックという耐久性の高い素材で出来ていて、濡れても大丈夫なんです。

ゴールドのポーチは化粧品。クリアケースに入っているのは、香り物やお薬入れ・マスクなど。

そしてご存知かもしれませんが、私は初めて知ったみかんの皮むき器「ムッキーちゃん」

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文旦の皮が厚くて大変という話から教えてもらい後日アマゾンで買いました。

これさえあればどんな硬い皮も無敵です。

一つで2役こなす優れものなのですが、上側の白い方で外側の皮を剥いてから、

下側の黄色い方の刃で、中の房の上端をスライドして果肉を取り出すしくみで、あると便利です。誰が考えたんだろう???と、つい思ってしまいます。

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