作家さんのうつわを使いながら、作家さんと一緒にお料理を楽しむUTSU-WA?という食事会があります。
お料理をふるまう船越雅代シェフは、京都を拠点にフリーランスのシェフとして活動しながら、これまで世界各地のレストランやイベントで腕をふるってきた、まさに海を渡る旅する料理人です。なのでUTSU-WA?は、東京で船越雅代さんのお料理を頂ける貴重な機会なのです。私は、友人が主催者の一人ということもあって、第1回目から可能な限り参加しているのですが、毎回楽しみで、食事のあとは何とも心地よい幸せな気持ちのまま、眠りにつきます。さて、今回で8回目のUTSU-WA?は、うつわと食とフリーダ(メキシコの画家)の会というテーマのもと、メキシコを連想させる色合いや、フリーダ・カーロからのインスピレーションに基づくテーブルセッティングなど、もちろんお料理も、世界各地を周って食事をふるまってきたからこその、無国籍なスパイス感に満ちた素晴らしいものでした。
シークレットレストランともいう Utsu-wa?
今回は神保町のとあるビルの6階で行われました。
次々と料理のオーケストラのように繰り出されるお皿は、オープンキッチンから。
フリーダのイメージのメキシコカラーで演出されたフロア。
天井にもこんな演出が。
次のページでは色鮮やかなメキシコ料理と素敵なうつわが登場。
シェフの雅代さんが、盛り付けをデモンストレーションしてくださって、
その後、各自テーブルで取り分けます。
私のお皿はこんな感じです。
最初にマルガリータ、次にメキシコのビール、お肉が出される頃にメキシコのスパイシーな赤ワインが。
土日で行われたこの会は、4名の作家さんが協力して下さるそうです。
2名ずつ、作家さんも食事会に参加されるので、直接色々なお話しを伺えて、
食後には、その場でうつわが購入出来るようになっています。
私は、自分の席で最初にセッティングされていた空のうつわに一目ぼれ。
神尾奈々さんという作家さんです。
スペインとイギリスで陶芸を学ばれ、色々な海や空の青を再現したいと作陶されています。偶然出来たブルーのグラデーションは、まさに世界に一つのお皿でした。
空色なので、お皿をキャンバスに見立てて、雲のイメージでカッテージチーズをのせて使うこともありますが、卵サンドやチャーハンなど、日常的に気軽に使っています。
この会の素敵な主催者たち。
始まりはこちらの4人が、四者四様の食に対するアプローチを話しているうちに、
このような食事会を開催することになったそうです。
左が友人でライターのえなさん、うつわに造詣が深くて、彼女がテーマごとに作家さんにお声がけしています。左から2番目は映画関連の仕事をしているえつこさん、テーブルセッティングやお花のディスプレーを。3番目はエディターのなおみさん、料理に合わせたワインのセレクトはさすがです。一番右は、シェフの雅代さん、今回も色んな国のスパイスに海を越えた遠い国々を感じました。
雅代さんと記念撮影
今回のコーディネートはカラフルな食事会を意識したそう。
きっとカラフルな食事会なんだろうなぁと、
メキシコカラーが引き立つように、私は黒のワンピースにしました。
フリーダと聞いて浮かんだ髪の装飾で、ヘアバンドを。
ワンピースはLe pivotの来年用に着用テストしているファーストサンプル。
中に着たのは、DOSAのキャミワンピース、サンダルはトリッペン。
バッグはこちらのブログでもよく登場しているシルバーバッグの小さめヴァージョンです。神山町のCow’nで購入。
小物を別撮りしてみました。
ネックレスは、MAISON RUBUS.で、右のロープベルトはエテールです。
ヘアバンドはたまたま入ったセレクトショップで購入しました。
いつもよりちょっと腕にも装飾を。
左がZiio、右がrittaのバングル、指輪はすべてリニエです。
ご一緒したマダムたち。
右はLe pivotの金井さん、左は傘のブランド・ボンボンストアのデザイナー・井部さんです。フリーダファッションとまではいかなくても、小物で演出。
楽しい宴は、誰と行くかもとても大切ですね。Utsu-wa?の会と愉快な仲間たちでした!
*当初、主催者の友人・知人をお誘いすることから始まったUtsu-wa?の会。
現在は、フェイスブックの公式ページでも今後の予定をお知らせしています。
開催は不定期になりますが是非チェックしてみて下さい。
https://www.facebook.com/utsuwa2011/