ロングヘアながら、一本結びのスタイルのためブラッシングは毛流れを整える程度のズボラ派ミーナ。ブラッシングは、 頭皮や髪の汚れを取って、髪に皮脂を行き渡らせてツヤを与え、また頭皮を刺激して血行をよくし、髪の発育を促すなど、たくさんの効果があるそう。ヘアケア剤に頼るだけでなく、ブラッシングという自力努力もしなくちゃね。
髪と頭皮を復活させるには、
良質のブラシを持つことが第一歩になるそうです。
OurAgeでもおなじみのヘアサロン「TWIGGY.」主宰・松浦美穂さんにうかがいました!
教えていただいたのは
松浦美穂さん Miho Matsuura
1960年生まれ。ヘアサロン「TWIGGY.」(ツイギー)主宰。
ナチュラルな中にも革新的な要素を加えることをテーマに、一人一人の個性に応じたヘアスタイルを提案。オリジナルプロダクトのブランド「YUMEDREAMING」の開発、販売も手がける(http://yumedreaming.com/)。美容、健康、ファッションの情報にも精通。
http://www.twiggy.co.jp/
OurAge世代こそブラッシングに力を注ぐべき!
「想像してみてください。古いモノクロームの写真のまわりに、ゴールドなどのスタイリッシュなフレームをつけると、古い写真には見えないですよね。逆にアンティークの木のフレームをつけると、一気にその写真は年代物に見える。顔にも同じことが言え、顔のフレームとなる髪にハリやツヤがあれば、確実に年齢は若く見えるんです。OurAge世代こそ、髪と頭皮ケアに効果的なブラッシングをして、髪のハリやツヤを若々しく保つことが必須なんですよ」と松浦美穂さん。
ブラッシングは、頭皮や髪の汚れを取り除き、根元から毛先に向けてブラッシングすることで、髪全体に皮脂を行き渡らせてツヤを与えます。また頭皮を刺激して血行をよくし、髪の発育を促すなど、いろいろなよい効果があるのだそう。
「ただ、ブラッシングだけに頼るのは禁物! OurAge世代は血流や巡る力が落ちてくるので、頭皮や髪に栄養を運ぶ力も弱まってきます。別のセルフケアも併用して頭皮や上半身の流れをよくしたり、髪に必要な栄養素であるタンパク質やビタミン、亜鉛などを内側からきちんととることも大事。そのうえでブラッシングをすることが大切なんです」
次回は、松浦さんに自身も愛用の良質ブラシをご紹介いただきます。
撮影/山口恵史〈物〉 フルフォード海〈松浦さん〉 スタイリスト/高橋尚美〈物〉 取材・原文/中島 彩