花王から、頭皮ケアに着目した新しいヘアケアブランド「ines(イネス)」が登場。その発表会に行ってきました!
イネスとはギリシア語由来の言葉で「純粋、清らか」という意味だそうで、その名の通り、汚れやニオイが気になったり、乾燥などでこわばったりする頭皮をスッキリ清らかに洗い上げてくれるブランドです。
美容意識の高い方にはもうお馴染みのフレーズ、
「顔と頭皮は一枚の皮膚」
美肌のためにも髪のためにも、頭皮を柔らかく保ち、血行をよくすることが大事だとよくいわれます。皆さんは、頭皮ケアはどうしていますか?
花王のアンケートによると「頭皮のために心がけていることがある」という人は増加傾向にあるそうです。
「頭皮が凝ると顔がくすんだりむくんだりする」
「頭皮のニオイが気になるのでヘッドスパに行く」
「頭皮をほぐすと顔色がよくなり、気持ちもほぐれる」
といった回答が多くみられるようです。
しかし、頭皮ケアが大事であることは認識しながらも、忙しい毎日の中でなかなかできない、というのが実情ではないでしょうか(私もその1人です……)。
頭皮は主に「毛穴のべたつき」「頭皮のかさつき」「頭皮・髪のニオイ」「頭皮の硬さ、こわばり」といった症状を抱えやすいと言われています。あなたが気になるのは?
さて、これらの頭皮悩みを一気に解決してくれるのが「イネス」なのですが、実は大きな特徴があって……。
4つのラインナップは自由に使ってよし
私的には、このことが一番ツボでした。基本的に、ヘアケアもスキンケアも「ライン使いがおすすめ」とされるブランドが多いけれど、イネスは4アイテムの中から「肌悩みに合わせて美容液を選ぶように、頭皮のコンディションやニーズに合わせて普段のお手入れに1品追加したり、置き換えたり、特別な日のお手入れとしても」という自由な使い方を推奨しています。
「シャンプーだけイネスにかえてニオイケアを」「今日はトリートメントでマッサージ」「毛穴ケアは週2回」といった自分の思いどおりの使い方ができるのです。好きなセレクトで頭皮にベストケアできるなんて!
では気になるラインナップをご紹介しましょう。シャンプー2種とトリートメント2種になります。
(左から)
イネス ハーバル ジェル クレンズ(デオクレンズシャンプー)【医薬部外品】250㎖
頭皮の汗のニオイが気になるときに。地肌に直接届くダイレクトノズルで頑固に固まった皮脂汚れもスッキリ洗い流します。
イネス ボタニカル アロマ(スカルプケア トリートメント)40g×5種
頭皮のニオイケアに。汗や湿気を感じるたびに香りが続く機能性アロマ配合。その日の気分に合わせて選べる5種類の香りのアソートです。
イネス ジェントル スクラブ クレンズ(マッサージ シャンプー)400g
頭皮のべたつきや毛穴の汚れをスッキリしたいときに。ブルターニュ産海塩を含む海塩スクラブが頭皮で優しく溶け、古い角質や毛穴まわりの老廃物を取り去り、クリーンな頭皮に。クリーミーな泡が髪の絡まりも防ぎます。
イネス タラソ スパ クリーム(マッサージ トリートメント)230g
乾燥などによる頭皮のこわばりをほぐしたいときに。クレイ(泥)美容成分*配合。やわらかくなめらかな指通りで、こわばった頭皮がときほぐされてやわらかに。
*ガッスールクレイ・海藻エキス・グリセリン(保湿成分)
ジェントル スクラブ クレンズはこんな感じです。
タラソ スパ クリームはとてもなめらか。
私は「ジェントル スクラブ クレンズ」がすごく気になります。海塩スクラブが頭皮でクラッシュしながら毛穴の汚れをスッキリ洗い流してくれるなんて、想像するだけでストレス解消できそう。早速使ってみたいと思います。
トータルビューティアドバイザーの水井真理子さんによる使い方のワンポイントレッスンもありました。
しっかりした頭皮ケアのためには、まず剤をしっかり頭皮に行きわたらせることが重要だそう。
「シャンプーとして使うイネス ジェントル スクラブ クレンズは、厚めの500円玉くらいの量を手に取り、濡らした髪の生え際、襟足にまず塗布して、頭頂部にむかって頭皮に伸ばします。スクラブがクラッシュして小さくなっていくのを感じます。襟足は下から上に引き上げるように。さらに髪にお湯を少し足すとまるでソフトクリームのようなモコモコの泡になるので、頭皮も髪もしっかり洗えます」
「トリートメントのイネス タラソ スパ クリームはピンポン玉くらいを手に取り、耳横から頭頂に向かって頭皮に直接伸ばしていきます。頭皮は筋肉が少ないのでめぐりが悪くなりがち。指の腹をつかってくるくるまわすような要領で、全体をマッサージします。最後に、髪を耳の横から引き上げます(写真)。右は左側に向かって、左は右側に。顔の透明感もアップしますよ」
1月27日よりオンライン先行発売中のイネス(3月28日全国発売予定)。ヘッドスパのような心地よさを早速体験してみたいですね!
取材・文/島田ゆかり