二重あごは「舌」と「姿勢」の改善で解消!
◆正しい舌の位置は?
口を閉じたとき、舌の表面が上あごにつき、舌先が上の前歯の裏側の付け根あたりに軽く触れているのが正しく、舌筋が衰えていない状態
舌筋の衰え、首の縮み、あごまわりの筋肉の緊張が二重あごの要因になる!
二重あごに深くかかわるのが、舌やあごまわりの筋肉。
「本来、口を閉じたときに舌表面は上あごに、舌先は上の前歯の裏側についているのが正しい状態。でも舌を動かす舌筋が衰えると、舌が下あごのほうに落ちてあごの下が重くなり、二重あごになりやすくなります。また、肩コリで肩が上がり首が短くなると、あごに脂肪がたまりがちに。普段から猫背だと、巻き肩になり、頭が前に出て首が縮むので、これも二重あごの要因です。そのほか、あごを下から支える内側翼突筋という筋肉がくいしばり癖などによって緊張すると、口があけづらくなったり、あごの動きが制限されてリンパの流れが停滞し、二重あごの要因に」
二重あごの要因01. 舌の筋力低下
舌の筋肉、つまり舌筋が衰えると舌が下あごのほうに下がります。
するとあごの下が重くなってたるみ、あごまわりがもたついてきて
二重あごになりやすくなります
舌をしっかり出せますか?
舌を前や下に思いきり出し、次に、左右に動かしてみて。
舌が出しにくかったり、左右に動かしにくかったら、
舌筋の力が衰えている可能性大。すでに二重あごになっているかも?
二重あごの要因02. 首の縮み
肩コリがひどかったり、猫背姿勢だと肩が盛り上がるため、
首が短くなってしまい、脂肪があごにたまりやすくなり二重あごに
首を伸ばして真上を向けますか?
上を向いて思いきり首を伸ばしてみましょう。
真上を向けない人は、肩が盛り上がって首が縮み、短くなっている証拠。
二重あごになりやすい状態です
二重あごの要因03. あごまわりの筋肉の緊張
あごまわりの内側翼突筋などの筋肉が硬くなると、
口があけづらくなったり、あごの動きが制限されることに。
そうなると、あごまわりのリンパの流れが滞り、脂肪や 老廃物がたまって二重あごに
口をあけて指が縦に3本入りますか?
口をあけて、指が縦に3本入るかどうかチェックしてみましょう。
入るならOK。入らないなら下あごを支える内側翼突筋が硬くなっている可能性大。
二重あごになるリスクも大
次回は、二重あごが解消!? 「舌」を出して動かすだけであごを締める方法を、森 拓郎さんに教えていただきます。
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/広瀬あつこ モデル/島村まみ スタイリスト/程野祐子 イラスト/内藤しなこ 取材・原文/和田美穂