エレガントなロングウエーブに個性的なアクセントをプラス。
ピンクのハイライトが映える、プレイフルなスタイルを楽しんで
【After/ウィッグで変身した橋場さん】
今回、ヘアモデルになっていただいたのは橋場陽子さん(44歳・整理収納アドバイザー)。
※2025年5月2日時点でのプロフィールです。
細くてボリュームも少ないネコっ毛で、ふんわりさせたいのにすぐにぺたんこになってしまうという橋場さんの髪。
どこかかわいらしさのあるスタイルが好きで、派手系カラーには挑戦したことがないそう。
「今回、人生初のウィッグとエクステなので、ドキドキしています」と橋場さん。
【Before/素髪の橋場さん】
鎖骨くらいの長さのミディアムヘア。
いつも「かわいらしく見えるようにしてください」とオーダーしているそう。
スタイリングやアレンジは苦手で上手にできないため、いつもブローとオイルで仕上げるシンプルなスタイルとのこと。
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◼️今回、着用したアイテムはふたつ!
<ひとつめ/ヘアピース>
後ろから見ると… ↓
斜め前から見るとこんな感じです ↓
●ピンクエイジ
ハイカバーピース)グロッシー 無造作ゆるふわウェーブ(シュプリーム原糸)
カラー:BB1 ブラウン
価格:¥ 9,870
製品の詳細はこちら ↓
ボブやミディアムなど中途半端な長さの髪を、瞬時に素敵なロングに変えてくれる、部分的につけられるヘアピース。
Sカールがついており、髪をとくとほぐれて、ゆらりと落ちるナチュラルなウエーブになります。
後ろはVラインにカットされており、すっきり見えるのも特徴。
<ふたつめ/エクステ>
●ピンクエイジ
エクステ)サロンカラーピース グラムウェーブ #サンセットツートンシャギー (ミスティ原糸)
カラー:MP2 ピンクバーガンディー
価格:¥1,900
製品の詳細はこちら ↓
ピンクエイジ 公式サイト
長年のカラー研究と専門ヘアサロンのノウハウを組み合わせて実現した、ハイクオリティカラーリング技術を搭載。
ブリーチ後にカラーリングしたような、繊細で自然なサンセットカラーに、シャギーカットのブラウンがブレンドされ、カラーも立体的に。
好きな部分につけられます。
今回はこのエクステを、頭の右サイドにひとつ、左サイドにひとつ、計ふたつ使いました。
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◼️おしゃれ見えのポイントは?
ダークブラウンのボリューミーなロングウエーブに、チラリとのぞくピンクのハイライト。
ウィッグだからこそ挑戦できる、個性的なカラーリング
ブラウンのハーフウィッグで長さとボリュームを出し、ピンクの部分エクステでピンクハイライトをプラスした、デザイン性のあるスタイルにチェンジ。
ハーフウィッグのカラーを、どんなハイライトとも相性のいいダークブラウン系にしているため、ピンクを足しても派手になりすぎることなく、おしゃれにあかぬけた印象です。
◼️どの角度から見ても完璧!
●右サイド
ピンクのエクステがイヤリングカラーのようになり、しゃれ感のあるアクセントに。
ベースのブラウンとピンクの相性も抜群です。
●左サイド
ブラウンカラーの中にちらほらピンクが見えて、髪が揺れると表情が変わります。
緩くひとつに結んでも似合いそう!
●後ろ
橋場さんの自毛と、着用したヘアピースやエクステを一緒に巻くことで、自毛との境目が目立たず、ナチュラルなウエーブになります。
◼️つけるときの手順は?
●プロセス1
後頭部の高い位置に、ブラウンのヘアピースをつける
顔まわりの髪は残して、頭頂部の髪を取り分けておきます。
取り分けた髪の下に、ヘアピースをピンで固定し、自毛にしっかり装着します。
●プロセス2
ピンクのエクステを、後頭部の右サイドにひとつ、左サイドにひとつ、装着する
プロセス1で後頭部につけたヘアピースの上に重ねるようにして、ピンクのエクステを右のサイドに装着。
ピンクのエクステの上の端に、土台の髪とエクステを固定するとめ具のパッチンピンがついています。
そのパッチンピンを使って、しっかり固定します。
ピンクのエクステを右サイドにつけたら、次に、同じピンクのエクステを左サイドにも装着します。
エクステを右と左、両方にしっかりつけてから、頭頂部で取り分けておいた自毛を、ヘアピースやエクステの上からかぶせてなじませます。
●プロセス3
自毛、ヘアピース、エクステをヘアアイロンで一緒に巻く
自毛との境目をわかりにくくするため、自毛、ヘアピース、エクステを一緒の毛束にしてミックス巻きにします。
※ミックス巻きとは、内巻きと外巻きを交互に繰り返していく巻き方のこと。立体感や動きが出ます。
前髪や顔まわりは内巻きにして、最後に軽くほぐしながら整えて出来上がりです。
■ヘア&メイクアップアーティスト、鈴木京子さんに聞きました。
このヘアピース、エクステを選んだ理由は?
今回、橋場さんのヘア&メイクを担当した鈴木さん。
アイテム選びも橋場さんと一緒に行っています。
「橋場さんの髪は細めでボリュームが出にくいため、ヘアピースとエクステのふたつのアイテムをダブル使いしてみました。
ダブル使いしても膨らむことなく、いい感じのボリューム感に仕上がりました。
元の髪が多い人は、アイテムのダブル使いをすると膨らみすぎてしまうので避けて、ポイントカラーが入っているフルウィッグひとつにするのがおすすめです。
部分使いできるピンクのエクステは、今回のようにサイドにつけて耳まわりのイヤリングカラーにするのはもちろん、真後ろの髪につけたりしても素敵。
カラーのエクステは、使い勝手のいいアイテムなので、初心者さんも取り入れやすいです」(鈴木さん)
■ヘアモデル・橋場陽子さん
ヘアピース、エクステを着用してみた感想は?
「自毛をロングにしたことはありましたが、ボリュームがなく顔に貼りつく感じで、思い描いていたようなスタイルにならなかったんです。
でもこのロングウエーブのヘアピースは、ふわっとした空気感があってとっても素敵。
ちゃんと毛量がある人の状態を体験できました(笑)。
ヘアピースとカラーエクステのダブル使いには驚きました。
カラーエクステをプラスするだけで、また印象が変わりますね。
何色か持っていると、服のコーディネートや気分によってチェンジすることができ、より楽しめそうです」(橋場さん)
◼️終わりに
長さのあるヘアピースは、自毛だとなかなか理想のボリュームが出にくいときに便利。
また、自毛を鮮やかなピンクにカラーリングするのはちょっと勇気がいりますが、エクステなら躊躇することなく試せそうです。
マンネリ化しがちなスタイルを、簡単にイメチェンしたいときにおすすめです!
撮影/青柳理都子 ヘア&メイク/鈴木京子 取材・文/斉藤裕子