まるでインナーカラーを施したようなブルーの毛束に注目。
シンプルな着こなしのエッセンスとしても活躍しそう!
【After/エクステで変身した橋場さん】
今回、ヘアモデルになっていただいたのは橋場陽子さん(44歳・整理収納アドバイザー)。
※2025年5月16日時点でのプロフィールです。
すぐにぺたんとしてしまう髪質で、ボリュームも少なめという橋場さんの髪。
目立つハイライトなどのデザインカラーは未経験だそうで、エクステも今回が初体験。
「やったことがないので、どうなるか楽しみです」と橋場さん。
今回は存在感のあるブルーカラーのエクステを取り入れてみます。
橋場さんは実は、この連載の第7回で、ヘアピースとピンクのエクステの合わせ技で、ロングウエーブの髪にもトライしています。
そのときの写真がこれ ↓
長さも雰囲気も違う!
ヘアピースやエクステのカラーの選び方次第で、まったく違う髪型に変身できるのが魅力です。
【Before/素髪の橋場さん】
最近は肩下くらいの長さをキープしているそうですが、セルフスタイリングでは思い通りにいかず、パーマをかけたことも。
カラーは、上品に見えて白髪の目立たないアッシュブラウン系が定番とのこと。
橋場さんいわく、「ファッションは程よく品があり、ヘアスタイルはちょっとかわいらしい雰囲気のものが好きなんです」。
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◼️今回、着用したエクステはこれ!
●プリシラ
10秒カラーメッシュ
商品番号:EX-100
カラー: 32 アンティークブルー
1本の価格:¥297
製品の詳細はこちら↓
いつでもどこでもセルフでできて、10秒で完成する、超プチプラカラーメッシュ。
片側にクリップがついているので自毛に簡単に装着でき、1dayで楽しめるイメチェンアイテムです。
部分的に使って、上から自毛をかぶせることでなじみよく見えます。
手軽にできるため、フルウィッグよりハードルは低め。
40代、50代の大人は、ビビッドなカラーよりも、くすみカラーを選ぶのがおすすめです。
■おしゃれ見えのポイントは?
ブリーチオンカラーのインナーハイライトを入れたようなインパクト!
手軽に装着できるエクステなので、気分によってカラーチェンジができます
今回は爽やかなくすみ系のブルーをチョイス。
自毛の下に7本のエクステを仕込み、まるでブリーチ後に色を入れたインナーハイライトのように見せています。
毛流れにニュアンスをつけているため、エクステがナチュラルになじみ、顔まわりが涼しげに。
秋冬は暖色系のエクステを選ぶなど、季節によって色を変えてみるのもいいかもしれません。
つけるのが簡単でリーズナブルなアイテムだからこそ、軽快にイメチェンができそうです。
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■どの角度から見てもおしゃれ!
●右サイド
耳下からブルーの毛束がのぞき、バイカラーのおしゃれなニュアンスに。
橋場さんのアッシュブラウンの自毛と、エクステのブルーのくすみ感のカラーバランスがぴったりです。
●左サイド
耳まわりにもエクステをつけているため、サイドからはイヤリングカラーのようにも見えます。
このまま後ろでひとつ結びにしても素敵!
●後ろ
ところどころに見えるエクステのブルーの毛束が、マンネリ化しがちな中途半端丈のミディアムに変化をもたらしてくれます。
■つけるときの手順は?
●プロセス1
髪をハーフアップにした根元のラインに、ブルーのエクステをつける
使うエクステは全部で7本。
まず、ブルーのエクステをつけたい位置に合わせて長さを見極め、自毛とエクステの裾の長さがそろうように、あらかじめエクステをカットしておきます。
顔まわりの髪は残し、耳より上の髪をハーフアップにして取り分け、クリップでとめます。
取り分けた髪の根元のラインに合わせ、後ろに3本のエクステをつけます。
サイドは、おでこに近い耳の上付近の髪に、左右それぞれ1本ずつエクステをつけて。
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●プロセス2
後ろのハチ上のラインにエクステをつける
プロセス1で取り分けてとめていた髪を、さらに上下半分に分け、下側を垂らし、上側をまた取り分けてクリップでとめます。
分け目のラインに合わせ、後ろに2本のエクステをつけます。
これですべてのエクステの装着が完了。
真横から見ると、このような感じになります↓
●プロセス3
髪全体の毛先を外巻きに
プロセス2で取り分けておいた自毛を上からかぶせて、ブルーのエクステとなじませます。
髪全体をなじませたら、ストレートアイロンで、自毛とエクステの毛先を一緒に外巻きにして、ハネさせます。
■ヘア&メイクアップアーティスト、鈴木京子さんに聞きました。
このエクステを選んだ理由は? 似合わせテクニックは?
今回、橋場さんのヘア&メイクを担当した鈴木さん。
エクステ選びも橋場さんと一緒に行っています。
「存在感のあるカラーエクステですが、橋場さんの華やかな顔立ちにお似合いだと思いました!
自毛が柔らかくても部分使いできるエクステは使いやすく、幅が狭いので取り入れやすさも抜群。
後ろの衿あし付近だけに入れる、耳まわりに入れてイヤリングカラーっぽくするなど、多彩な使い方ができるのもいいですね。
カラーバリエーションが豊富なので、TPOに合わせた色選びをするとおしゃれの幅が広がりそうです」(鈴木さん)
■ヘアモデル・橋場陽子さん
このエクステを着用してみた感想は?
「自毛ではカラーのハイライトを入れたことがなかったので、取り外しできるエクステで楽しめたのがうれしいです。
カットやカラーをしなくても変身できる手軽さに、試してみたい気持ちがくすぐられました。
エクステ単体で見ると強すぎる印象ですが、意外と髪になじむんです。
ブルーの毛束のおかげで、気になる白髪から視線が外れるのも、私にとってはメリットでした」(橋場さん)
■終わりに
1本で300円弱、今回は7本使ったので、トータルで2000円ちょっとというリーズナブルさも、エクステのうれしいポイント!
今回はブルーのみを使いましたが、何色かミックスしてつけるのもおすすめ。
ミックスカラーの場合は同系色を選ぶのが、大人に似合わせるためのコツです。
撮影/青柳理都子 ヘア&メイク/鈴木京子 取材・文/斉藤裕子