更年期こそ「乾燥」と「酸化」の徹底ケアを

更年期サバイバーの倉田真由美さんが、これから来るその時期にちょっとだけ不安を覚えている藤谷さんにインタビュー。不調の兆しともいえる、肌の乾燥や荒れに対しては、肌の土台を整えることを大切にしているそうです。

ナビゲーター

倉田真由美さん

美容ジャーナリスト

35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌編集部、編集プロダクションを経て独立し、雑誌の美容ページやWEB、PR誌、新聞のコラムなどで執筆活動やコメントを発信。近年は、エイジングケアやQOL全般の啓蒙活動にも力を注いでいる。

今月のアドバイザー
右）藤谷知世さん／富士フイルムヘルスケアラボラトリー　化粧品事業部　マーケティング統括部

更年期症状は母親に似る!?

遺伝的な情報、すなわち持って生まれた体質や肌質より、生活習慣などの環境が、一人ひとりの肌や体を左右するといわれています。

遺伝2割、環境8割という専門家もいるほどです。

けれど、更年期症状においては、母娘で似通っているという話をよく聞きます。プレ更年期を迎えた藤谷さんもそれを気にしています。

藤谷さん：私の母は、更年期症状が大変なほうだったんです。ホットフラッシュがあったり、イライラしたかと思うと鬱っぽくなったり。ホルモンバランの乱れからくるものだとわかっていても、自分ではコントロールできないから本当に大変そうで。娘としては、極力イライラさせないよう腫れものに触るようにしていました。
なので、今はまだ更年期の変化を感じていないけれど、私もああなるの？いつくるの？と思うと不安になります。

その頃はまだ更年期症状を和らげる療法やサプリメントなどの情報があまりなかったため、お母様ご自身も家族も手をこまねいて傍観しているしかなかったのだと思います。

藤谷さん：最近では、フェムテック関連の情報が広まって、いろんな対策があることが周知されていますよね。同世代の友人も一度、ホルモンの状態を調べに行こうかなといっていますし、私も興味を持っています。友達とそんな話を気軽にできるようになったのもいいことだと思います。

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今までのケアでは追いつかないほどの乾燥

体調的な変化より先に、肌の変化を感じるという人も多く、思い起こすと、私、倉田の場合もそうでした。

藤谷さんも40代になる少し前から、今までに経験したことのない乾きを感じるようになってきたそうです。

藤谷さん：仕事柄、ユーザーさんたちの意識調査をすることがあるのですが、40~50代の方の多くが、乾燥するのがいちばんの悩みとおっしゃるんです。私がまだ30代のときには、えっ、シミやたるみじゃないの？と思っていたのですが、今ではその気持ちが本当によく理解できます（苦笑）。
以前と同じスキンケアでは、潤いがまったく足りず、保湿しても持続しないという感じで。ちりちりとした細かいシワが、肌の表面全体にいっぱいできてしまっています。

お見受けしたところ、まったくそのような感じはなく、相変わらずおきれいな肌に見えますが、私、倉田も40歳前後から、ずっと乾燥には悩まされています。スキンケアをしているはずなのに、という戸惑いは、更年期世代のすべての人に共通するのではないでしょうか？

藤谷さん：また、紫外線に対して弱くなったみたいで、ちょっと炎天下にいただけで、以前より赤くなりやすくなってしまいました。免疫力が低下しているのでしょうか？乾燥によって、肌のバリア機能が低下しているのも原因の一つだと思い、抗炎症の効果があるアスタキサンチンやグリチルリチン酸などをスキンケアやサプリメントで積極的に取り入れるようにしています。
そして自宅では、いつでも“追いクリーム”できるよう、ベッドサイドはもちろん、家の数か所にクリームを置き、乾燥を感じたら常に塗り足すようにしています。

「アスタキサンチン」と「セラミド」配合のジェリーで肌の土台を整える

更年期不調の兆しともいえる肌の乾燥や荒れは、スキンケアによってある程度、防ぐことができるはず。

紫外線などの外的ストレスに負けないよう肌の土台を整えるという目的で、藤谷さんが使用しているのが、洗顔後すぐの肌につける先行美容液の『ジェリーアクアリスタ』です。

藤谷さん：ぷるぷるのジェリー状なので、肌にすーっとみずみずしくなじんでベタつきません。そして、次に使う化粧水や美容液を受け入れやすい肌に整えてくれるんです。
発売から14年経ちますが、ユーザーさんからは、病みつきになるという声を聞くほど、ほとんどの方が、リピート使用していらっしゃいますし、私もずっと使い続けています。

びっくりするほど鮮やかな色。

けれど、この赤い色こそ、甲殻類の殻やサーモン、イクラなどに含まれている抗酸化成分、アスタキサンチンの色。老化とはイコール“酸化”だといってもいいくらい、大人には欠かせない抗酸化ケアを効率よくしたいなら打ってつけです。

藤谷さん：アスタキサンチンは、フィルム技術の開発の過程で培われた富士フイルムならではの成分です。この『アスタリフトジェリーアクアリスタ』には、ナノ化したアスタキサンチンとともに、Wヒト型ナノセラミドも配合されているから、大人の女性にはおすすめです。私は、通常の使用量のおよそ二倍、大きめのパール粒二つ分くらいをたっぷりなじませています。
また、体全体の抗酸化ケアもしたいので、毎夜2粒、サプリメントを飲んでいます。肌も血液も常にアスタキサンチンで満たしていたいと思うのです。