髪と全身のため、更年期こそ頭皮ケアを！

40代、50代に迎えるゆらぎは、肌や体調だけではありません。頭皮も髪も変化していきます。適切なケアをすることで、少しでも快適に過ごすことができる。そんなお話を、倉田さんが資生堂プロフェッショナルの矢島さんにうかがってきました。

ナビゲーター

倉田真由美さん

美容ジャーナリスト

35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌編集部、編集プロダクションを経て独立し、雑誌の美容ページやWEB、PR誌、新聞のコラムなどで執筆活動やコメントを発信。近年は、エイジングケアやQOL全般の啓蒙活動にも力を注いでいる。

今月のアドバイザー

右）矢島瑠衣子さん／ヘンケルコンシューマーブランドプロフェッショナル事業本部資生堂プロフェッショナルシニアコミュニケーションマネージャー

35歳くらいから髪質が変わる!?

女性ホルモンの分泌量の低下による影響があるのは、肌や体調だけではありません。

白髪はもちろん、髪がパサつく、変なうねりがでてきた、まとまりにくくなった、トップのボリュームがなくなった、といった変化を私、倉田も40歳になったころから少しずつ感じるようになっていました。

矢島さん：私も40代になって、髪質が大きく変わってきました。元々くせ毛でボリュームがでやすいのが悩みで、3~4ヶ月に一度は縮毛矯正をしていたのですが、40代なってからは、髪のハリとコシがなくなったため、今は、半年に一度程度で済むようになりました。ちょっと聞いた感じ、いいことのように感じられるかもしれませんが、友人たちと撮った集合写真を見て、髪がぺしゃんとしていて、ドキッとしました。

実際、資生堂プロフェッショナルの調査でも、髪の悩みは、35歳くらいから急激に増え、更年期になると、より顕著に表れてくることがわかっています。

それは、私や矢島さんと同じように、以前よりスタイリングがしにくい。パサついてツヤがない。トップのボリュームがない、などといったもの。ともすると、肌や顔以上に、その人の印象を老けて見せていることもあるようです。

矢島さん：髪質の変化に気づくポイントとしては、分け目が目立つ。こめかみや生え際など、顔周りにうねりがある。前髪が割れるようになる。頭皮が乾燥して痒みやフケが気になる、などといったことがあります。

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頭皮と髪のケアで更年期を快適に

アパレル系の会社から、2年半前に転職した矢島さん。ちょうどそのころから髪質の変化を感じ始めていたこともあり、改めて頭皮ケアの大切さを感じたといいます。

矢島さん：5つ年上の姉の話を聞くこともありますし、同年代の友達と更年期のことが話題に上がることもあります。

どこか揺らぎを感じたり、変化に戸惑うこともある時期ですが、少しでも心地よく、軽やかに過ごすためには、今から自分自身を丁寧にケアしていくことが大切だと感じています。

資生堂プロフェッショナルのサロン専用トータルヘア＆スカルプケアブランド『サブリミック』は、自分本来の美しさを引き出すという考え方に基づいていてつくられたブランドです。その中でもアデノバイタルアデノバイタルスカルプパワーショットはまさにプレ更年期や更年期以降の揺らぎやすい時期のお手入れにふさわしい存在。毛根の発毛・育毛の原動力に働きかけるとともに頭皮の深層にアプローチして、クオリティの高い髪の成長をサポート。ハリ・コシ、ボリューム感のある髪へと育成してくれます。さらに、シャンプーやトリートメント類には、スイートオレンジの香りがついているのも魅力の一つです。

ヘアや頭皮に触れる時間が、髪だけでなく気持ちまで整えてくれるような ――そんな前向きな変化を感じたい、そんな今こそ取り入れたいケアだと思います。

ヘアヘアケアアイテムは、つい価格や機能性で選びがちですが、嗅覚からもアプローチして、頭皮に触れる時間が、髪だけでなく気持ちまで整えてくれるような ――そんな前向きな変化を感じたい、日常全般を快適にすることを観点に選ぶのも一案。

私、倉田も40代前後から、頭皮エッセンスを使ったり、頭皮ケアできるシャンプー類を使ってきたせいか、同年代の友達比べると、髪の悩みが少ない方だと思います。今こそ、頭皮ケアを心がけてほしいですね。

髪の芯からアプローチハリ・コシ、ボリューム感のある髪へ

矢島さん：『サブリミック』のアデノバイタルスカルプパワーショットは、、先端研究で頭皮最深層(脂肪層)の厚みが、毛髪の成長に大きく影響を及ぼすことに着目して開発されたシリーズです。頭皮の最深層にふっくらとした厚みがあれば、毛根が深く入り込んで育毛シグナルを発し、健やかな髪の成長を継続させることができるからです。

『アデノバイタルスカルプパワーショット』に配合されている薬用有効成分アデノシンは、毛乳頭へ直接アプローチし、「成長促進因子」を産出を促すことで、発毛を促進し、太くしっかりとした、つややかな髪が生えやすくなるはず、と、私、倉田も期待しています。

矢島さん：使用する際は、時間があれば、まず頭皮の毛根に栄養と酸素を運ぶ太い血管が通っている首からマッサージするのがおすすめです。ノズルの先端部分を頭皮に近づけ、15カ所を目安に、1プッシュずつ塗布し、指の腹でなじませます。難しいマッサージをしなくても、頭皮の深層にしっかりなじませるようにすればOKです。タオルドライした濡れた髪にも、乾いた髪にも使えます。