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美肌になる、冷えも改善!と話題のメソッド「〝ZEN呼吸法〟セミナー」が開催されました!

ギリコ

ギリコ

セミナー担当の49歳。素敵な講師とテーマを求めて東奔西走。セミナー会場にいつもいます!

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こんにちは、セミナー担当のギリコです。

 

今日は先日開催された「話題のメソッド〝ZEN呼吸法〟で更年期を若々しく快調に」の様子をレポートします!

 

「呼吸法って息することでしょ?

息なら当然毎日しているのに、わざわざ何を習うのかな」

と不思議に思った方!

肩こり、冷え、便秘、肌荒れや肌のくすみ……

よく耳にするこれらの不調が呼吸の仕方次第で改善するときいたら驚きませんか?

 

とくにOurAge世代は、いわゆる更年期という体と心にそれまで感じなかった不調があらわれる年代でもあるので、自宅で無理なくできるセルケア方法を知っていることはとても役立つと思います。

ぜひお読みくださいね。

 

本日の講師は……

じゃじゃ~ん!

この方↓

椎名由紀さん

お綺麗な先生です!(なんと第40代ミス東京だそう)

江戸時代の禅僧白隠(はくいん)の遺した文献をもとに「ZEN呼吸法」というメソッドを考案した方です。

そう、ZEN呼吸法のZENは禅からきているのです。

一体どんなメソッドなのでしょうか。

 

が、セミナーの様子をレポートする前に今回はギリコのZEN呼吸法体験をご紹介させてください。

 

実はずっと低体温に悩んでいたギリコ。

平熱は35度台前半で、代謝の悪い体でした。

ある日取材で

「病気、とくにガンは冷えた体が大好きなんですよ。

平熱が36度5分以上というのが理想的な体温です」

ときいて衝撃を受けました。

 

低体温だと代謝が悪いこと、平熱は36度5分が望ましいのも知っていましたがまさかガンが低体温が好きだったとは……

 

 

それ以来、持病の検査のため定期的に通っている病院で

「お熱は……35度4分ですね」

「今日は……35度3分です」

と検温のたび言われると、もう気持は落ち込むばかり。

このまま放置していたら35度を下回るかも、、、

と恐怖すら覚え、ある日「体温を上げるぞ」と一念発起!

 

かといって「筋肉をつければ体温が上がる」といわれても苦しい筋トレはしたくない……。

そこで鍼治療に通い始めました。

 

鍼治療を受け始めて半年くらい経った頃、平熱が35度台後半になり、なんとたま~に36度ちょうどになるようになったのです。

(ヤッター!)

 

でもこれでは満足できません。

 

「36度ではまだ低いッ!

36度5分という山の頂を目指すのだ!」

と登山家のような気持ちでいましたが、待てども待てども36度5分どころか36度1分を超える日が来ることはなく……

 

そこでさらに何かできることはないだろうかと思い、取り入れてみたのがMyAge2016年秋冬号に掲載されていたZEN呼吸法です。

(現在はOurAgeでも読めます。「ZEN呼吸法でストレスに負けない体づくり!」)

 

どこでもいつでもできて、道具は必要なし!

苦しい、辛いとも無縁な感じでラクチンかも、と思ったのです。

(でも実際はただ息をしていればいいわけではなく、コツがあり、そのコツを教えてもらえるのが本日のセミナーなんです)

 

最初に椎名先生のご著書「若返り美人呼吸法」を読み、

その後先生の東京都内にあるスタジオで「入門講座」を受講。

(ちなみにご著書の最新刊は「改訂版 呼吸美メソッド」です)

 

初対面のとき、ギリコの立ち姿をパッと見ただけで

「呼吸が浅いですね、あとアゴが上がり気味なため首の後ろがつまってしまってます」

など、さまざまな問題点を指摘した椎名先生。

 

(その場で言われた通りに姿勢を直していったら、長年の悩みであった反り腰がホントにその場で改善してしまったのには心底驚きました!)

 

その後、鍼治療と並行し、セミナーで習ったことを思い出しながら家で呼吸法を行うこと……

3か月くらい経った頃でしょうか。

 

平熱が36度前半になり、あれよあれよという間に36度台後半に。

ときにはなんと37度前後になるときも。

 

たとえば本日は、左のワキの下で測ると36度7分、右のワキの下で測ると37度1分でした。

(ほぼ毎日、両方のワキの下でそれぞれ計測しています。

疲れたとき、風邪をひきかけたときなどは左右の体温差が大きくなるんですよ~、面白いでしょ)

 

体温が上がると寝るときもパジャマ一枚でOKに!

以前は靴下をはき、重ね着をして寝ないと寒くて眠れないときもあったのがウソのようです!

 

……と前置きが長くなりましたが、ギリコの体温アップ作戦の勝因のひとつがZEN呼吸法であることを確信し、ぜひOurAge読者にも体験してみて欲しいと企画したのが今回のセミナーなのです!

 

★気になるセミナーの内容は次ページから!

会場の「玉川テラス」に用意されたプロジェクター↓

とテキスト↓。

プロジェクターが用意されている隣の部屋には、ヨガマットと姿見がずら~り↓。

今日は最初にプロジェクターを見ながらZEN呼吸法の理論について学び、その後実際に自分自身が実践してみる2部構成なのです。

 

 

さぁ、セミナーが始まりましたよ!

 

ZEN呼吸法は腹式呼吸で行います。

呼吸法を行うとハッピーホルモンといわれるセロトニンが分泌されるのですが、さらに内臓をひとつひとつ温めるイメージで腹式呼吸を行えば、精神を安定させるだけではなく体の不調を改善する効果も期待できます。

私自身の体験をお話ししますと……

肩こり、頭痛、めまい、吐き気、便秘、気力と体力の欠如……

これ全て、ZEN呼吸法に出会うまで私が長年(約15年間)抱えていた不調です。

 

もう〝不調のデパート〟状態。

医者に調べてもらっても原因は不明。

病名もわからず診察代だけが出ていく日々でした」

 

そんなときに偶然知ったのが呼吸法。

最初は半信半疑でやってみたところ、長年の便秘が改善されたように思えた椎名先生。

それをきっかけに本格的に呼吸法の研究を開始!

 

江戸時代の禅の高僧白隠が遺した著作物を知り、それを読み解き始めた椎名先生。

するとさらに発見が……!!

こうして考案されたのが「ZEN呼吸法」なのです。

(ちなみに白隠禅師は平均寿命が40歳台だった江戸時代に84歳まで生きた方だそう!)

 

今や生まれ変わったかのように不調知らずの体となり、レッスンや講演にと全国を飛び回っています。

 

「私は43歳ですが、白髪もないし、メイクはほとんどしません。

する必要がなくなったというか、、、

今日、ファンデーションは顔の真ん中あたりだけ塗ってるんですけど、悪くないでしょ?」

 

!!!

(感嘆の面持ちでうなずく参加者のみなさん)

 

「呼吸法を行うようになると肌も透明感がでて美肌になれますよ!」

瞬く間に参加者のハートをつかみテンポよくZEN呼吸法のコツへと進んでいく椎名先生。

 

「さきほどお話ししたようにZEN呼吸法は腹式呼吸で行います。

 

その深い呼吸をするには、まず姿勢が大切です。

 

禅には三調という言葉があります。

姿勢を調える調身(ちょうしん)、次に呼吸を整える調息(ちょうそく)

そしてこのふたつが調えば心も整う、調心(ちょうしん)です。

 

ではよい姿勢ってどんな姿勢だと思いますか?

猫背や前屈みがよくないのはご存知だと思いますが、ではこの姿勢はどうでしょう?」

先生は胸を張り、腰をピンと反らせています。

よく学校なんかで「整列!」と言われたときにとる姿勢ですね。

 

「よい姿勢をしてみてっていうと、みなさんこのような姿勢をとる方が多いです。

これは一見きれいな姿勢、よい姿勢と思われがちです、が胸も腰も背中もガチガチで無理な姿勢。

体にとって自然な姿勢ではありませんから、疲れるし深い呼吸はできません。

 

 

自然なよい姿勢は、このスライドの左側の姿勢です。

背中のラインはまっすぐ、腕は自然にダランとした状態。

座骨をイスの座面に突き刺すようにして座ると仙骨がまっすぐに立つので背骨も自然とまっすぐになります。

 

呼吸には胸を使う浅い呼吸〝胸式呼吸〟おなかを使う深い呼吸〝腹式呼吸〟のふたつがあり

・運動しているときや日中活動をしているとき、興奮や緊張した状態にあるときに行っているのが胸式呼吸

・眠っているときや心身がリラックスしているときに行っている呼吸が腹式呼吸

なのですが、ZEN呼吸法は腹式呼吸で行います」

 

ところが、、、、、

 

体験したギリコはよ~くわかるのですが、その腹式呼吸が意外と難しいッ!

 

先生の説明はいよいよキモの部分へと入っていきます。

 

★腹式呼吸に大切なもの、それは○○! 気にある○○の答えは次ページに

「腹式呼吸を会得する際、まず大切なのは……

ハラです」

 

ハラ?

ハラ?

ハラ?

 

「よくハラに力を入れて、なんていうけどそのハラです!

ではハラってどういう字を書くかご存知ですか?

 

腹ではなくって書くんですよ。

天のと大地のが出会ってできているすごい字でしょ、

そしてそれが私たちの体にあるんです」

「ZEN呼吸法は、肚が座っている状態で行います。

では肚が座っている姿勢ってどんな状態かといいますと、、、、、」

ということでまず肚が座った姿勢の作り方から。

①足を腰幅にひらき左右の足裏に均等に体重をのせる。つま先はまっすぐに。

②膝は軽く緩める

③おしりを後ろにプリッと突き出し、指先を尾骨に当て手の平全体は仙骨を覆うようにする

④仙骨の下の方を前に押し出すようにする

⑤下腹部が締まるのを感じたら体全体の力を抜く

⑥胸を張っていないか(胸を反らせていないか)をチェック。肋骨の下に指を当てて内側へぐっと押し背中のラインをまっすぐにする。

(すると肋骨もまっすぐに立つ)

 

さぁ、参加者のみなさんも実践です。

 

「まだ胸が反ってしまっているかな。

もうすこし肋骨を立てるように」

ひとりひとり回ってみていく椎名先生。

こうして個別にみてもらえるのも少人数制セミナーならではの特典です!

 

 

おー、先生の指導のもと、みなさん調身(肚に適度な力が入った姿勢)が見事に完成しましたよ。

 

ここで二人一組になり面白い実験を行いました。

調身ができている人に体の前で手を組んでもらい、その手をもう一人が上から押してみます。

 

力いっぱい下へ押されても、調身ができている人は姿勢が全くくずれません。

体幹がどっしりとしたままでグラつかないのです!

 

今度は調身をやめてもらい、同じことを行います。

するとちょっと押しただけで簡単に体は前に倒れこみそうになるのです。

「わー、何これ」

「面白い、全然違う」

と参加者もびっくり!

 

「肚が座っている」=「(ものごとに)動じない」とは本当なんだとみんな実感。

 

肚ってすごい!

 

調身をマスターしたら今度は調息(呼吸を調え腹式呼吸をする)です。

 

★なんと便秘もすぐ改善するという調息!そのやり方は次ページに

「腹式呼吸って腹横筋(ふくおうきん)と横隔膜の両方を自然と使う動きなんです。

腹横筋はおなかの周りと背中をコルセットのようにグルっと覆っている筒状の筋。

横隔膜は肺の底面にくっついていて、胸部と腹部を隔てる筋肉です。

腹式呼吸で横隔膜を鍛えるとどんどん厚く強くなっていきます。

 内臓のひとつひとつに直接マッサージはできないけれど、このふたつの筋肉を呼吸で動かすことで内臓のマッサージにもなります。

内臓のひとつである腸だってマッサージされますから、もう便秘知らずになりますよ!」

 

説明を受けたら今度は場所を移動し、実際に調息を行ってみます。

まず

①指を一本鼻の下に立て、その指先にろうろくの灯がともっているとイメージ

②おなかの中の空気を一旦全部吐き出したら、ふんわりと空気を吸う

③①でイメージした灯を動かさないよう、少しずつ少しずつ鼻から息を吐いていく

 

「最初は座って行ったほうがマスターしやすいから、座ってみましょうか」

さっき説明できいた腹横筋全体を意識して行うのがここではキモ

 

息を吸ったときおなかだけが膨らむのではなく腰や背中、腹横筋全体が膨らむように。

 

ふんわり吸って……すこ~しずつ吐きます。

ふんわり吸って……すこ~しずつ……」

 

 

「ここ(腰)も膨らむように息を吸ってみて」

参加者ひとりひとりに具体的に位置を教える椎名先生。

 

「う~ん、難しい」

「全然腰が膨らまない!」

「腰に空気が入るってどうしたらいいの……」

参加者からはそんな声があがります。

 

そうなんです!

この〝おなかだけではなく、腰や背中もふんわり膨らむように息を吸う〟っていうのが最初は難しいんです。

 

腰にも空気をいれようと頑張ってしまうと〝ふんわり〟どころかグウっと一気に息を吸い込んでしまう上、意識が腰ばかりに向かい、つい胸が反ってきてしまいます。

 

「胸を反らさず、肋骨はまっすぐ立てましょう。

姿見で確認しながらやってみて」

再び参加者の間を回る椎名先生。

 

なかなかできない場合は、いわゆる〝ヤンキー座り〟でやってみるとわかりやすいそう。

「腰に空気が回っているのがわかりますか」

「あ、確かに腰が膨らんできています」

 

壁を使っての調息も教えてくれました。

 

壁さえあればどこでもできる調息。そのやり方は次ページへと続きます!

①左右の座骨のゴリゴリが床に当たるのを感じるように座る

(お尻の肉がけっこうあるなどでゴリゴリが感じにくい人はおしりの肉をかき分けて座ってみましょう)

②仙骨が壁にペタッとつくようにする

③背中と壁の間に隙間ができていたら、指で肋骨の下を押すようにして壁に背中を密着させる

(こうすると背中のラインも仙骨もまっすぐに立ちます)

④頭頂は天から引っ張られるようにする

⑤足は胡坐座にする(胡坐座がキツい人は無理のない範囲で)

 

「肋骨の下を壁の方へ押してみて。

慣れるまでは猫背気味に感じるかもしれませんが、それこそよい姿勢ができているからなんですよ」

 

これで座った状態での調身ができました。

 

次は数息観(すそくかん)といって数を数えながらの呼吸法を行ってみます。

 

 

これは「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」と十まで数えていきながら呼吸を行う方法。

「ひと~~~」と言いながら吐き、「つ」で息を吸います。

「ふた~~~」と言いながら吐き、「つ」で吸います。

 

 

やはりこの数息観のときも参加者ひとりひとりのおなかに手をあてチェックする椎名先生。

この段階で先生から「よくできていますよ、のみこみが早いですね」と合格点が出た方も。

 

「調息ができるようになったら、呼吸をする際、頭の上に体を元気にするものがのっているとイメージしましょう。

私は〝お薬バター〟って言っているんですが、そのバターが徐々に溶け出して臓器のひとつひとつが温まっていくのをイメージしてみます。

 

大脳→小脳→脳幹→気管と食道→肺→心臓→胃→肝臓→胆のう→膵臓→十二指腸→腎臓→小腸→大腸→膀胱→子宮と卵巣→会陰(股間の中央)

 

という順で内臓を温めながら下へと流れ落ちていくのをイメージするのです。

最後の会陰にきたら、会陰にバターを集めて体外へ流すようイメージしましょう。

上手にできるようになると体がじんわり温かくなってくるのを感じ、数回呼吸をしただけで顔にじんわり汗をかくようになる方もいます」

 

そうなんです、調息をやると手足もポカポカしてくるんですよ~。

 

ZEN呼吸法は、朝行うことをおすすめしています。

起きて朝食をとる前にするのがベスト。

一日の活動に向け心身が目覚めますよ。

海外に行ったときは時差ボケの解消にもなります。

 

たくさんの臓器を持つみなさんの体をひとつの会社組織と考えたら、みなさんは会社の社長さんです。

 

〝御社〟の〝社員〟は元気に働いていますか?

社員の働きが悪いなんて不満ばかり思っていませんか?

そんな社長では社員だって〝やってられない〟となってしまいます。

 

今まで社長を支えてきてくれた社員たちに〝ありがとう、今日もよろしくね〟って気持ちを込めながら〝お薬バター〟を流していきましょう。

 

社員はそれに応えてくれますよ!」

 

深く深くうなづく参加者たち。

今日のセミナーはここで終了です。

 

参加者からは

「ふだんの自分の呼吸が浅かったことを実感しました」

「深い呼吸っておなかを膨らますことだと思っていましたが、腰や背中にも空気がまわるようにすると知り、びっくりです」

「呼吸が体と心の全てに影響を与えていることが意外でした」

など呼吸の奥深さを知ったという声が寄せられました。

 

「いつでもどこでも道具なしでできるのですから、ぜひ今後も続けてみてくださいね」

とみなさんをお見送りしたギリコです!

 

★椎名先生のご著書やZEN呼吸法のレッスンの案内などはぜひZEN呼吸法HPをご覧ください!

*****************

OurAgeでは、毎月さまざまなテーマでセミナーを開催しています。

会場にはギリコもいつもいます♪

ぜひご参加くださいね。

※ただいま2018年5月、6月、7月、8月開催分が満席となっています。ごめんなさい。

一度満席となったセミナーもキャンセルが出次第、募集を再開することがあります。

なのでぜひこまめにセミナー募集告知コーナーをのぞいていただけるとうれしいです。

9月以降のセミナーチケットは7月2日(月)から販売開始です。

OurAge会員になっていただくと、セミナーチケットの先行発売の特典があります。

人気のセミナーは先行発売の段階で完売してしまいます。

会員登録は無料ですので、この機会にぜひご登録を!

●会員登録は下記からできます!↓

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撮影/山崎麻美

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