「私たちの体は日常の何気ない動作から歪みが生じ、その歪んだ状態が定着してしまうと、筋膜の動きが悪くなってきます」
そう説明するのは、トリガーポイント認定マスタートレーナーの増岡大介さんです。ジェッツインターナショナル(船橋整形外科グループ)に所属し、プロスポーツ選手のカラダ調整なども担当しているのだそう。
筋膜とは、筋肉を包む膜のこと。上の写真にあるように鶏肉だとわかりやすいですよね。
今やトップアスリートたちの間では、運動前はストレッチではなく筋膜リリースで柔軟性を高めるのが主流とか。その筋膜リリースの際にアスリートたちが愛用しているのが「トリガーポイント™」のツール。これを紹介した以前の記事も大きな反響を呼びました。
「体に歪みが生じると、重心が崩れて姿勢のバランスも乱れてきます。だからこそ、筋膜を柔らかくほぐす筋膜リリースを毎日行って欲しいのです」
運動後のリカバリーに特化したツールが新登場!
この日の目的は、6月20日(木)に新登場した写真の新製品「チャージフォームローラー」(税込¥7,560)を体験すること! こちらは「運動後の疲労回復」のために作られたツールで、従来のローラーより硬く、独特のウェーブデザインです。
「このウエーブの形状は、筋や筋膜の血流改善、老廃物や疲労物質除去にしっかりアプローチするよう、マッサージの手技『揉捏(じゅうねつ)法』をイメージしています」
字の通り「揉んで捏(こ)ねる」ことで筋肉をもみほぐしていくわけです。
早速、この新製品を体験してみました!
まずはふくらはぎの裏、腓腹(ひふく)筋&ヒラメ筋をリリース。ふくらはぎって、たくさん歩いたときなどはパンパンに張ったりしますよね。
「1分間、前後にゆっくりローリングさせてください。可能な人は片足を重しとして上に乗せて転がしてみましょう」
なるほど、この硬いウエーブが筋肉を絞るような感覚で筋肉奥の疲れにまでアプローチするのです。いつも座りっぱなしで、きっと全身が歪んでいる50代ライターの私には、痛すぎて足を組むなんてとてもとても無理でした(汗)。
次は膝上からお尻にかけてのハムストリング。
「転がしてゴリゴリしているのを感じたら、そこが滞っている部位。重点的にリリースしていきます」
そして今後は…。
前ももの筋肉、大腿四頭筋のリリースです。
「両肘で上半身を支えながら行うので、体幹トレーニングにもなります」
ここも痛すぎる〜! 痛い人はローリングせず大腿四頭筋を乗せているだけでOKとのこと。
今度は、背中の中心部、胸椎。この部位は猫背になりがちな人こそリリースすることが大切とか。
最後に、広背筋のリリースです。私はここも、痛すぎて動かすことが出来ず、情けない限り。
「初めは痛くても、毎日続けることで筋膜がほぐれてきます。無理をせず、自分の体重で負荷をかけて乗せるだけからぜひ始めて下さい」
この日の体験会では、各部位をリリースする前後で体(筋肉)がどれくらい動きやすくなったかの確認もしました。大腿四頭筋のリリースではその場で足踏みしてかかとでお尻を叩く動作を、広背筋のリリースではこれ、左右の肘をくっつけた状態で高く上げる動作です。私はリリースでは落第生レベルだったものの、それでもリリース前と後では違いが歴然、動きやすくなってました。筋膜リリース、やっぱりスゴイ!
一緒に参加したOurAge編集者は、普段からトリガーポイント™の「グリッドフォームローラー」で筋膜リリースをするのが習慣とか。すっきりした体で仕事ができたり、眠りの質が上がると実感しているのだそう。
「でも『グリッドフォームローラー』より痛い『チャージフォームローラー』で毎晩筋膜リリースをするのは、結構きつそ~。たくさん歩いて足がパンパンな日から試してみようかな」とのことでした。
「チャージフォームローラー」のパッケージには6種のリリース法が記載され、公式オンラインショップでも詳しく紹介されています。
「トリガーポイント™」公式サイト